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喉元過ぎれば熱さを忘れるなんてことはない【育児11ヶ月目】
育児は「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の連続で、つらいことがあっても、子どものかわいい寝顔を見れば疲れが吹き飛ぶし、大きくなったら大変なことって忘れちゃうよね★という定説がある。(われらの親世代にありがち)
・・・ちがうちがう。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」⇒「ヤバすぎる状況に陥ると人は記憶が抹消される」の間違いだと思う。
先月子どもが保育園の洗練を受けてRSウイルスに感染した。2歳までにだいたいの子
育休おわりの寂しさと楽しさ【育児10か月目】
保育園に入ってからさらに育児が楽しくなってきた。少し心の余裕ができて、子どもの可愛さに思いきり浸れるようになってきた。保育園の先生というプロたちと一緒に子育てができているのが心強い。慣らし保育のたった2時間でも、「よく頑張ってきたね!」という気持ちになるし、一緒にいる時間をより大切にしたいと思えるようになった。保育園さまさまである!
10ヶ月になった我が子は、より一層可愛い。寝っ転がっている赤ち
ぼくたち哺乳類【育児9ヶ月目】
9ヶ月!なんだかもう、赤ちゃんというより小さいヒトになってきた。自我が生まれて、喜怒哀楽がわかりやすくなってきて、いたずらなんかもするようになった。(きっと子どもはいたずらだなんて思っていないけれど、犬のうんちを手に持っていた時はさすがに叫んだ。)
こちらから何にも教えてないのに、色々なことができるようになっていって、子どもの育つ力はすごい。改めて、0歳から1歳までの劇的な成長に感動する。
一方で
子どもの可愛さは更新されていく【育児8ヶ月目】
昔から、一粒食べたら数時間寝たことになるサプリメントのようなものが欲しいと妄想し続けている。大学生のときは、カラオケオールの後、朝の渋谷から下りの東横線に乗った瞬間に意識が飛ぶように寝て、寝過ごしたときに思った。社会人になると、夜遅くまで仕事してからタクシーで帰り、絶望的な眠さの中で目覚めたときに思った。いま思い返すと、どちらも体力と休日が確実にあったのでなんとかなった。でも子育て中の今こそ、切に
もっとみる探検家と甘えん坊【育児7ヶ月目】
毎度言ってるけど、1ヶ月があっという間すぎないかい?毎月がその連続で、気がついたら年末で、次の瞬間には年が明けていた。昨年と違うのは、大晦日にテレビを観ながら夜更かしする体力はなく、年越しの瞬間に力尽きて寝てしまったこと。(おもしろ荘観たかったな)育児はマラソンなので明日を迎えるために体力のペース配分が命だと学んだ昨年だった。
子どもがついに7ヶ月を迎えた。この1ヶ月は育児のセカンドシーズンに突
ママとママじゃない自分を行ったり来たり【育児6ヶ月目】
師走ハズカム。仕事から離れているので業務的な忙しさはないけれど、毎日日が暮れるのが早いのでなんとなく気ぜわしい。去年の今頃は妊娠していて、安定期直前。仕事でホリディ企画に関わり、華やかなイルミネーションで彩られた表参道で現場仕事をしていて、体力的にしんどかったな。食べづわりが辛いので、イベント中にトイレの中で急いでクリーム玄米ブランを貪っていた。仕事をするようになって、華やかな場所には必ず裏方の苦
もっとみる短すぎないか秋よ【育児5ヶ月目】
一年で一番好きな月は何月か?と聞かれたら、10月と答えたい。それくらい今年の10月は最高だった。毎日爽やかに晴れ渡り、ほどよい気温と湿度を保ち、時間帯を選ぶことなくいつでも散歩に出かけられる。今年は夏が暑すぎたので、適温なだけでありがたみが増す。昼間はあたたかく、それでも日暮れは確実に早くなっていて、ふと切ない気持ちになる。このちょっと切ない気持ちになると、秋がきたな、と思う。銭湯好きとしては外気
もっとみる産後の記憶力ってバグってる【育児4ヶ月目】
3ヶ月。これまでで一番息子の成長を感じて、そして育児が楽しくなってきた1ヶ月だった。「首が座るまでだいたい3ヶ月」「母乳育児が軌道に乗るまで3ヶ月」と度々言われてきたのと、お宮参りとお食い初めをまとめてやったので、右も左も分からず、責任感ドリブンで子育てが始まってからひとつの節目を迎えたような感覚だ。まじお疲れワタシ!
3ヶ月の変化は大きい。まず、首が座ったおかげで格段に抱っこがしやすい。毎日よく
ポッドキャスト愛を語る
音声メディアが好きだ。ハマり始めたのは新型コロナウイルス流行以降、ここ3年ほどだが、育休中のいま、家事、子どもの寝かしつけ、犬の散歩、朝夜の1人時間など日常生活のあらゆるシーンでAirPodsを片耳にいれて聴いている。仕事から離れているので、曜日感覚は毎日更新されるポッドキャスト番組で保っている。習慣になりすぎて、耳が暇だとソワソワしてしまうほどだ。コロナ禍も今も在宅時間が増えて雑談に飢えているの
もっとみる素人の私でもまちづくりができた話
私が約5年前から関わるようになった会社「銭湯ぐらし」の代表が書籍『銭湯から広げるまちづくり 小杉湯に学ぶ、場と人のつなぎ方』を上梓した。高円寺の老舗銭湯・小杉湯の常連客たちが企画運営しているシェアスペース「小杉湯となり」の実例をメインに、銭湯を中心にまち全体を「家」と捉えたまちづくりについて、地域資源をつなぐ空間・組織・事業のヒントがまとめられている。私も編集協力という立場でこの本の出版に関わり、
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