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宇宙人から赤ちゃんへ【育児3ヶ月目】

赤ちゃんはちぃかわ

2か月ごろから子どもがよく笑うようになった。こちらが笑うと、くしゃっと笑う。本当に花が開いたように、ぱっと笑う。その反応が嬉しくて、ちょっと他の人には見せられないくらいの大袈裟な笑顔で話しかけ、1日に何回も笑わせたくなってしまう。
思えば新生児の頃はなんで泣いてるのかも分からず、赤ちゃんへの声かけもよく分からず、助産師さんや母親が、どんなに無反応でも赤ちゃんに優しく話しかけているのをすごいなと思ってみていた。お猿さんのようなフニャッとした顔がしっかりしてきて、立派な赤ちゃんになった我が子に、気がついたら赤ちゃん言葉で話しかけている自分がいる。宇宙人のような不思議な存在から、産前にイメージしていたような赤ちゃんになった感覚だ。得意げな顔、不安そうな顔、楽しそうな顔。泣きそうかと思えば笑い出したりコロコロ変わる表情が見てて飽きないので毎日見つめ合って1日が終わっている。むちむちした腕を撫でては、誰しもがこんな小さくて可愛い存在だったんだと当たり前のことをしみじみと感じてしまう。
先日一緒にランチした会社の後輩が「赤ちゃんってちぃかわ。ほんとに小さくて可愛いですね。」と言っていた。赤ちゃん、ちぃかわ。圧倒的な可愛さの集積。犬や猫にはない独特な可愛さ。今後仕事や子育てでイライラしたとき、このちぃかわを冷凍保存していつだって解凍して味わえるようにしたい。そのくらい可愛い。

子どもの好きなパーツランキング1位、くちびる。
ω←まじでこのかたちをしている。

初の救急外来デビュー

子どものお腹や背中に赤い発疹が広がっていた。熱はないが、湿疹の薬を塗っても治らなかったので念のため近所の小児科に診てもらうと、もしかしたら感染症の可能性があるとのことで急遽大きな病院への紹介状を書いてもらい、その足で救急外来へ行くことになった。子どもは元気だったので、軽い気持ちで病院にいったが、意外と大事になってしまって胸がザワザワした。もし感染症だったら?入院したらどうしよう。そもそも身体の機能に異変が見つかるかもしれない。心が落ち着かずに、悪い妄想ばかりが膨らむ。
結果的に感染症の疑いはなく、原因不明の蕁麻疹のようなもので、要観察となり、湿疹は不思議と綺麗に引いて行った。本当に安心した。
子どもの体調に異変があると、こんなに心配で不安な気持ちになるんだと思った。私の母親はもともと心配性な性格だと思っていたけれど、これは性格だけの問題じゃない。あらゆることを犠牲にしても、圧倒的に優先順位の一番になるのが子どもの健康だ。
今回の経験で復職後がちょっと憂鬱になってしまった。仕事と育児の両立なんてできないだろうな。子どもが発熱した時は色んな人に迷惑をかけながら、誰も悪くないのに、謝って、なんとかやりくりしなきゃいけないんだろうな。それでもやっぱり、最も優先されるべきことなんだとも思う。
救急外来の待合室は、熱性痙攣などで運ばれてくる子どもが多く、今にも泣き出しそうなパパママの顔が並んでいた。大事な宝物、どうか元気でいてほしい。

自分で自分の夢を叶えてあげる

料理家のshioriさんのInstagramの投稿のなかで印象的な言葉があった。

「今年の誕生日には健康的でまた自分の体を好きになれる体を自分にギフトしよう」と思いたち、そこから約10キロの減量に成功。育児やコロナ禍で始めたオンラインレッスンの仕事に奔走し、ずっと目をつぶってきた自分のことに目を向けて健康的な体を手に入れた。

健康的に痩せた努力もすごいが、なりたい自分を自分にギフトする、という考えがいいなと思った。仕事も子育ても、人のために自分のリソースを割き、貢献することで成り立っていて、喜びも感じられる。でも自分の夢を叶えてあげられるのは、やっぱり自分しかいない。子どもは可能性のかたまりだと思う一方で、私だって今から何にでもなれるという気持ちでいたい。私は私に、どんな自分をギフトしてあげたいだろう?
育休中という環境は、会社組織から離れているからか、フラットに、これからどう生きていきたいかを考えさせられる。東京で今の仕事を続けることが当たり前だと思って、毎日打ち合わせだらけだった「日常」から、平日ベビーカーを押して街を歩く日常への変化。八百屋さん、珈琲屋さん、ゴミ清掃員、おじいちゃんおばあちゃん。当たり前だけど色んな人が生活を営んでいることに気がつく。思考のタガを外して考えてみてもいいかもしれない。

ちなみに私は母乳育児のおかげか体重は産前に近い数字まで戻ったものの、お腹や下半身の体型が、なかなか戻らない。。人生で一度くらい、自分の身体を堂々と好きと言えるようになりたいものだ。そう思って竹脇まりなさん(同じく産後のママ)の宅トレをゆるく始めました。

大好きな近所のカフェの珈琲と焼き菓子が好きすぎて、お散歩ついでに買いに行く。日々自分へのご褒美多め。(痩せない原因)



2か月から3か月は、少しだけ子育てに心の余裕が生まれて、楽しいことがたくさんあった。
子どもがなんで泣いているかが徐々に分かるようになってきたし、自分がどういう状況でストレスが溜まるのかが分かってきて、対策できるようにもなってきた。
最初は「今日も1日お世話で終わってしまった。私は何かを積み上げられたのだろうか。。」なんてことを思いモヤモヤしていたけれど、こんなに子どもと向き合える今の時間は貴重だ。仮に定年まで勤め上げるとして、仕事を一年離れてここまで育児に向き合える時間はもうない。いわば人生のボーナスタイム。
色んな場所に行ったり、人と会ったり、今しか見られない子どもの成長に向き合って、ますます時間を大切にしなきゃと思う日々。(といいつつ、ずっと通いたいと思い続けているピラティスを検索しては見学申し込みボタンを押せずに、今日もオムツを変えて時間が過ぎ去っているわけですが)

バウンサーを我が物にする犬(長男)

成長メモ🐣

・あーあーうーうー元気におしゃべり。たまにさんまさんみたいな引き笑いを起こす。
・よだれマン!よだれでスタイの色が変わる。
・首が座ったので抱っこしやすい
・3ヶ月を前に5→6、7時間ぶっ通し寝を達成
・便秘気味
・寝返りのような回転する動き
・縦抱っこしててもエビゾリになったり激しめ。
・ものを掴むようになってきた
・ニコニコ笑顔もかわいいけど泣いた時にデカボイスに進化

観た作品🎞️

・映画 バービー
・映画 怪物
・マスクガール(Netflix)
・SHE SAID(amazon)
・VIVANT
・ハヤブサ消防団

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