育休おわりの寂しさと楽しさ【育児10か月目】
保育園に入ってからさらに育児が楽しくなってきた。少し心の余裕ができて、子どもの可愛さに思いきり浸れるようになってきた。保育園の先生というプロたちと一緒に子育てができているのが心強い。慣らし保育のたった2時間でも、「よく頑張ってきたね!」という気持ちになるし、一緒にいる時間をより大切にしたいと思えるようになった。保育園さまさまである!
10ヶ月になった我が子は、より一層可愛い。寝っ転がっている赤ちゃん時代も可愛かったけれど、3頭身くらいのフォルムで、手足を伸ばしてつかまり立ちしたり、楽しそうにハイハイする姿、目が合うとニコッと笑って抱っこをせがむ姿の癒し効果たるや。最近街中でも、赤ちゃんをみかけると、かわいいなあ、何か月くらいだろうと思って、見つめてしまう。子どもを産む前は知らない人の子どもをそこまでかわいいと思っていなかった気がする。というか、ちゃんと見ていなかった。今はどんな赤ちゃんもかわいくて、母親が大変な思いをしながら育てていると分かってから、より一層、ひとりひとりが大切だと思うようになった。ベビーカーをおして歩いていると、たまに見知らぬおばあちゃんやおばさんに話しかけられたり、微笑んでもらうことがあるが、将来の自分もそうなるに違いない。
国立新美術館の託児サービスを利用してみた
育休中やってみたかったことのひとつ、美術館の託児サービスを利用してみた。私の住んでいる区は特に助成などがなかったのでベビーシッターを使ったことはなかったが、国立新美術館に託児サービスがあると知って、ちょうど観たかったマティス展の開催中に利用してみた。
国立新美術館内の3階の会議室のような一室が託児ルームになっていて、マザーズというシッター会社に3時間2000円という良心的な価格で預かってもらえる。離乳食を持参すれば、ご飯もあげてもらえるし、室内にはおもちゃもたくさん用意されていた。
以下、利用してみての個人的感想をまとめる。
よかった点
イマイチだった点
キャパシティ的にあまり大人数受け入れられる感じではないのと、無料のキャンセルは1週間前までしかできないので、予定をしっかり立てて、重い荷物をもって六本木まで行くというストレスはある。が、実際にマティス展がめちゃくちゃよかったので、使って良かったなあと思った。美術館に行くことって育児と一番遠いところにある気がする。久しぶりに美術館に行ったら、こういう時間が好きだったなあと思い出させてくれたので、有意義だった。
育休の終わりに
産休育休中の一年、人生で一番濃密だった。一年前の写真を見ると、たしかに一年前なのに、すごく昔に感じる。初めての育児は、幸せだけどとっても大変だった。いくつもの悩みが生まれるが、数ヶ月ごとに悩みが変わるので、あまり思い詰めなくていい、と今となっては思う。(それでも悩んじゃうんだけどね)
インスタやyoutubeでいくらでも情報は得られるけれど、結局いざ自分が子育てするとなると、正解はなくて、自分なりに探っていくしかない。知識として知っていることと実際に経験することはやっぱり全然違うなと思うことの連続だった。
元々ネガティブな人間が、育児を一年やった結果、切り替えが大事だと思うようになった。子どもがくるくると気分が変わるように、ネガティブな感情を引きずっていても仕方ない。というか、すぐに明日は来るので、立ち止まっていられない。「こういう日もあるよね」「今日は疲れたので頑張らない!」と完璧を目指さずに切り替えていくことがサバイブのコツだと思う。
復職は不安だけど、目の前のことを一生懸命頑張っていたらなんとかなると信じている。
次回は、長すぎて絶望したRSウイルス闘病記〜一家を脅かした保育園の洗礼1発目〜をお届けします。
成長メモ🐣
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