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喉元過ぎれば熱さを忘れるなんてことはない【育児11ヶ月目】

育児は「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の連続で、つらいことがあっても、子どものかわいい寝顔を見れば疲れが吹き飛ぶし、大きくなったら大変なことって忘れちゃうよね★という定説がある。(われらの親世代にありがち)

・・・ちがうちがう。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」⇒「ヤバすぎる状況に陥ると人は記憶が抹消される」の間違いだと思う。
先月子どもが保育園の洗練を受けてRSウイルスに感染した。2歳までにだいたいの子どもがなる、「風邪の登竜門」のような病気だそうで、結論から言うと1週間とちょっと保育園を休んだものの、今は元気だし、全然問題ないのだが、非常に大変だったので記録したい。
そもそも私は子どもの看病をなめていた。ほら、先輩ママがよく「子どもって熱あっても元気」って言っていたし・・!

看病ってこういうイメージない?

それがそもそもの間違いでした。猛省!RSめちゃくちゃ手ごわかったー!

大変ポイントまとめ<RSウイルスの場合>

・まず高熱の赤ちゃん、くそ不機嫌。早々にパパ拒否でママにべったり。床やベッドに置こうものなら全力で泣き叫ぶ。最初は寝るときも抱っこしないとダメだったので、らっこのように抱えて寝ていた。自分のご飯やシャワーは5分で済ませて夜間含めて全力対応。ブラック企業に入った新入社員のような生活。
・咳がひどいと子どもは寝られない(大人もだよね)。これがまじで全員辛い&可哀想。ひどいときは1時間ごとに起きていたし、咳で吐いたので毎日洗濯祭り。
・2日目から離乳食を食べられなくなり、ミルクもすすまず、ここにきてまさかの完母生活に突入。(卒乳とは・・)
・子どもからの感染は防げない。パパは一瞬でダウンして39度の熱をたたき出して戦力外通告。私は喉が死ぬが、発熱はしないのでワンオペがギリ成立してしまう。

RSウイルスは「発症後1週間後がピーク」といわれている、長い病気だ。コロナやインフルでさえ、数日で回復に向かっていくのに、1週間経っても全く良くならない風邪が存在するのかと思った。40度近い高熱を何回も出しては熱さましの座薬をいれられ、死にかけのオットセーの鳴き声のような酷い咳と声が枯れて泣き声も発せられなくて、日に日に激痩せしていく我が子。いつもみたいに全然笑ってくれないし、得意のつかまり立ちもハイハイもしない。「つらいよね」「苦しいよね」って声をかけながら、ずっと抱っこして一日一日をやり過ごしていくのは本当につらかった。お外はいい天気で新生活の楽しいムードなのに、ひたすら心細くて、正直泣いたよね。

しかーし。
1週間ほど経ったら、少しずつおかゆが食べられるようになり、機嫌よく遊べるようになった。元気な笑顔を見れただけで本当に心が救われた。初めての長い長い体調不良、誰よりも辛かったよね。。
初の看病でいきなりハードめな病気を引き当てちゃった気がするが、慣らし保育中の親の洗礼としてはいい経験だったと思うようにしたい。病児を看病するお父さまお母さま、本当にお疲れ様です。

回復期でもお出かけできないのでベランダご飯からスタート

健康は大事だし、健康でいるための努力はしたいけど、スタンプラリーのように、なるべくしてなってしまう、いくつかの病気もある。もはや親子感染は防げないし、ある程度仕方ないと受け入れるしかない。看病のときの自分へのご褒美をたっぷり用意してやっていくしか・・。(ここぞとばかりに家事をさぼってyoutubeとネトフリみまくったよ!!!)
いま産後の痛みがぼんやりとしか思い出せないとおり、もー無理限界!っていう記憶って薄れていくんだよな。いまもこの闘病記を書くまで「そういえば先月辛かったわ。。(しばらく思い出してから)いやめっちゃ辛かったわ!」となった。限界過ぎて記憶を薄める作用が働いているのかもしれない。


復職後、育児のタスク化に要注意

5月の新緑大好きだなー


復職して数週間。今は朝夕の固定の育児時間に加えて、仕事が始まり、目の前のことに追われる日々。最近はこのルーティンにようやく慣れてきて、仕事の感覚も少しずつ取り戻しつつある。
昨晩、寝かしつけが終わって、今日も一日が終わったとソファに座ったときに、ふと思った。

「私、育児がタスク化していないか・・?」

育休中は育児が生活の中心だったので、大枠のルーティンはありつつも、過ごし方も自由だし、必然的に子どものことを考える時間が多かった。SNSを見ながら、「もっとこういうご飯を食べさせようかな」「このおもちゃを買ってみよう」「一緒にここに行きたいな」とあれこれ考えたり、私なりになるべくいい環境をととのえようと試みていた気がする。
でも今、毎日をまわすことに必死すぎて、子どもにあわせた時間の使い方、成長を促すような積極的な仕掛けや習慣作りができている気がしない。最低限のことだけで、プラスアルファができていない感じ。
たとえば、もう少し手づかみ食べをさせたいと思いつつ、朝も夜も時間がないので片付けの手間を考えるといつまでも先送りになっている。ゆっくり絵本を読んだり新しい遊びをとりいれてみたいけれど、なかなかじっとしていないので、あきらめていつもの遊びを優先している。ふと気を抜くと、今じゃなくてもいい連絡を返すのに子どもの前でもスマホをみてしまう、などなど。

育児にタスク的な側面は存在すると思うが、思考停止してお決まりのtodoを消化していく感覚が、少し自分でショックだった。
保育園にいれて後悔はしていないし、子どもは毎日楽しそうに過ごしているので、私にとってもいいリズムが生まれている。一緒にいる時間がぐっと減ってしまったからこそ、目の前の子どもにとって本当に必要な時間の使い方をしたい。それが「時短」や「効率化」からは遠くとも。
理想論になってしまうし、これからも葛藤は続きそうだけれど、復職初月に猛烈に思ったことなので、書き残しておく。


成長メモ🐣
⭐️バンザイが急にできるようになる。
⭐️ボール投げや風船が好き。
⭐️疲れているようで保育園後眠くて寝落ち。ママにベッタリ。
⭐️もう送りもお迎えも泣かない。お迎えのとき目があったら嬉しそうにバタバタして先生に飛びついつるのが可愛い。
⭐️風邪で乱れた睡眠も再び整ってきた。パパでも寝かしつけできるようになった。
⭐️朝は6時台起きと早め。
⭐️アンパンマンカーを押して歩いてる。
⭐️上の歯が4本!

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