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探検家と甘えん坊【育児7ヶ月目】

毎度言ってるけど、1ヶ月があっという間すぎないかい?毎月がその連続で、気がついたら年末で、次の瞬間には年が明けていた。昨年と違うのは、大晦日にテレビを観ながら夜更かしする体力はなく、年越しの瞬間に力尽きて寝てしまったこと。(おもしろ荘観たかったな)育児はマラソンなので明日を迎えるために体力のペース配分が命だと学んだ昨年だった。

子どもがついに7ヶ月を迎えた。この1ヶ月は育児のセカンドシーズンに突入した感覚だ。ずり這いで家中をぐんぐんと動き回り、お座りも安定してできるようになり、離乳食が始まった。(うんちのかたちも変化!)
これまで受け身だった赤ちゃんが、能動性を獲得してぐんぐんと自分の世界を広げている。あらゆるものが気になるようで、ひとつひとつ、口に入れては確かめている。夫と「探検家さん」と呼びながら、好奇心で目を輝かせる子を見守る。探検家は時に危険を冒すので、環境を整備しながらサポートしていきたい。

犬と赤ちゃんの同居問題

我が家には1歳半のトイプードル、プッチくんがいる。

伊賀で忍者のコスプレ🥷

子どもより1年先輩といえど、まだまだやんちゃでとても甘えん坊。幸い、プッチが赤ちゃんに危害を加えることはない。顔や足を舐めたりはするけれど(衛生的にはあまりよくはないが)、噛むことはない。が、子どもが生まれてから、リモコンやオムツ、ゴミやおもちゃなど、私が床に落としてしまったものを高速で取りに行って自分のものにする→取り上げようとするとひどくうなる、手を本気で噛む、という問題行動が増えてきた。

私は産後の余裕のなさから、1日に何度も繰り返されるプッチのイタズラに怒ってばかりだった。産後のホルモンの影響で身内にイライラしてしまう「ガルガル期」という現象があるが、私はプッチにガルガルしてしまっていたと思う。プッチもまた、飼い主からの愛情を一身に受けていたのに、子どもの誕生で居場所(膝の上)が奪われ、遊ぶ時間は減り、環境や生活の変化で相当ストレスが溜まっていたはずだ。夫と協力して毎日の散歩は欠かさないが、平日はワンオペのため、私は子どもにかかりきり。プッチは透明人間にでもなったように、自分に注目してもらえない寂しさをかかえていたと思う。

私が不妊治療でつらい時にプッチは今の暮らしも楽しいよと思わせてくれる希望だった。妊婦だったときは、トイレで目覚めてしまって眠れない朝方、ソファに座っているとぴたっと寄り添って一緒に寝てくれた。臨月には毎日一緒にたくさん散歩をして、楽しそうに歩くプッチのうしろ姿が好きだった。産後、変わってしまったのはプッチではなく、私の方だ。

大好きなプッチが、日々のイライラの原因になってしまうことが辛く、問題行動への改善策を学び、関係性をもっと良くしたいと思った。そこで初めてドッグトレーナーさんに相談し、カウンセリングとトレーニングを受けた。トレーナーさんからは、悪い行動に対して怒るのではなく、悪い行動につながらないよう繰り返し良い行動を刷り込むことの大切さを教えてもらった。正直、育児に必死なあまり、プッチに対して人間都合で「いい子」を求めていたし、コミュニケーションを怠っていたと深く反省した。犬はぬいぐるみではないので、都合よく可愛がるだけではなく、家族のかたちが変わった今だからこそ、プッチにとって安心安全な場所であることを時間をかけて分かってもらうべきだ。

家の中の環境を整えて、毎日メリハリのある遊び方やコミュニケーションで信頼関係を築いていく。すると、少しずつプッチの問題行動が減ってきた。想像以上に早く変化したので、もっと早く見直せばよかったとも思った。トレーナーさんに、「犬は元々賢いけれど、より頭を使わせて、賢くさせるのも飼い主の役割です」と言われたことが心に刻まれている。(プッチよいままでごめんね。。)


いま、子どもが動くようになってきて、プッチのおもちゃを追いかけたり、プッチの毛を掴むようになってきたのでますます目が離せなくなっている。
ついつい赤ちゃんの方に味方して、手をかけたくなるけれど、プッチが心から安心して幸せを感じてもらえるように、やれることは全てやる。私たちは限られた時間を一緒に過ごす、大事な家族だから。 


離乳食、真面目にやろうとすると詰む

離乳食中期に入ってまもないが、離乳食の本の通りに1週間分を仕込んでみたら、大変すぎて白目を剥いた。想定時間の倍かかり、キッチンにニンジンと大根のみじん切りが散らばり、洗い物が溢れかえった。
元々料理はストレス発散ができて、好きな方なのに、段取りが悪いのかこの離乳食づくりは不慣れな工程が多くて、ちょっと苦行だった。

前提として子どもの心身にとって食はとても重要だと思う。私は食べることも作ることも大好きなので、あまり疎かにしたくないという気持ちが強い。ただ、好きだからこそ頑張りすぎる性格なので、一回本から離れて、頑張ることをやめようと決めた。心に土井善晴先生を召喚する。これでええんです。

☑️野菜は冷凍キューブを多用する
コープの冷凍野菜キューブは本当に神。すり潰してあるブロッコリー、かぼちゃやほうれん草はストック必須。みじん切りも買おう。ブンブンチョッパーでもみじん切りは簡単にできるけど、色んな食材を切るごとに洗うのが面倒なので、市販品もうまく導入しよう。

☑️代用食材でOKとする
本のレシピ通りに作らなくてもよいとする。たとえば、毎回刺身を買ってられないので、ツナの水煮や肉などで代用する。その時安くなってる野菜でもいい。反応をみつつ子どもが好きな味や形状に寄せる。

☑️名もなきメニューでええやん
離乳食中期になると、ポテトサラダ、ポタージュなど大人が食べるようなメニュー名が出現する。が、野菜とだしをチンした「名もなき煮物」や「名もなき粥」でもいい。
基本的に「炭水化物+タンパク質+野菜」をほどほどのとろみで食べさせればOKだと考える。このフォーマットのなかでいろんな食材を少しずつ試していく。

フリージングするため、作るのは週に一回。時間的そこまで負担はないにせよ、あまり頑張らないスタンスでやっていこうと思う。疲れていたら一気に作らなくてもいいし、たまには休んだっていい。

ありがたいことに子どもは今のところ好き嫌いなくもりもり食べてくれる。特にパン粥が好きすぎて、食べながらもっと食べたいと泣いていた。いま食べている最中なのに、食べたくて泣くのが可愛い。パンは美味しいよねえ。
今年、願うことは無病息災のみ。健康に暮らすことの幸せに気づける日々でありたい。

離乳食の写真がなかったので西荻窪の名店organのランチの写真。ワクワクするような食材の組み合わせでとんでもなく美味しかったのでまた行きたい。

📷写真で振り返る思い出

週末の家族散歩。将来この幸せな時間を思い出して泣くかも。
植木鉢ひっくり返し事件(汗)。心配したプッチが飛んできた。
麻布台ヒルズクリスマスマーケット。飲食のテナントが素敵なのでまた落ち着いたら行きたい。
帰省ついでに鶴橋へ。韓国旅行気分を味わう。
毎年恒例、お義父さんの手打ち年越し蕎麦


成長メモ🐣

⭐️ずり這い加速!稼働範囲も広くなっている。
⭐️おもちゃで遊べるようになってきた。絵本への反応も変わってきた(ページ食べるけど)。
⭐️食べるのが上手になり、下の歯が生え始めた。かゆいのか、手をハムハムしてくれる。
⭐️今のところ好き嫌いなし。パン粥とバナナ、ヨーグルトが好き。
⭐️抱っこをしていると髪の毛をつかまれたり、顔を吸われたりする。
⭐️くすぐったり、ぎゅーってするとケタケタ笑う。
⭐️哺乳瓶を1人で飲めるようになった。最後の方に自分で残量を確認するのが面白い。
⭐️メンタルリープなのかたまに新生児並みに起きる日がくる。その日は予測不能に訪れるので辛い。
⭐️乾燥しているからか、首まわりにぽつぽつと湿疹が。

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