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わたしのあれこれ

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わたしのこと、仕事のこと、家族のこと、友だちのこと、暮らしのこと。それから、あの子との思い出のこと。ずっと変わらない大事な価値観。変わってしまった考え方。ゆるり、ゆるりとつづる、…
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#旅

旅はきっと、世界を守る

旅はきっと、世界を守る

プロフィールを更新した。4月になったということは、わたしも社会人5年目になる。おお。ふむふむ。小学校にはかなわないけれど、中学校より、高校より、大学より長い時間。そう思うと、長くも感じる。長くて、濃くて、一瞬だった。そうして、まだまだこの5年はぼやけている。

いつだって必死に、何者かになろうとしている。ぼやけている、というの決しては悪い意味ではない。何者にでもなれるということ。まだ何者でもないと

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人生は旅で、旅は人生である

人生は旅で、旅は人生である

こんなにも幸せな気持ちがまだあったのか、と驚いた。

3月11日、結婚式を挙げた。半年ほど前、できるだけたくさんの人を呼んで、やりたいことをすべてやって、感謝で溢れる時間をつくろう、と夫と決めた。家族、友達、会社の人、みんながひとつの場所に集まって、笑って、食べて、飲んで、声を出して、抱き合って、泣いた。

人が集まるということが許されなかった長い時間をみんな知っているからこそ。誰かと食事をすると

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わたしが旅にでる理由

わたしが旅にでる理由

小沢健二さんの「ぼくらが旅にでる理由」という歌がある。わたしが旅に出る理由は、まさにこの歌の中にある。というか、そのものであるような、そんな歌である。と、書いてしまうと、この文章はこれで終わりになってしまってずいぶん野暮な自己紹介になってしまうので、今日はまず最初の記事として、わたしがなぜ旅を愛しているのか、旅にでるのか、ということを書いておこうと思う。自分への備忘録でもある。

旅というものを意

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わたしと会社と旅と

わたしと会社と旅と

先週末、ひさびさにライブに行った。横浜のzeppで聴いたハナレグミの歌声は最高だった。永積さんの歌声に何度救われたことだろう。「今日から声出しが解禁されたから、歌っていいよ。」と永積さんが言った。みんな恐る恐る声を出していたけれど、最後にはみんな歌っていた。口笛も吹いていた。わたしは吹けない口笛を吹こうとくちびるをとがらせながら、この数年間で変化した世界を想った。社会人歴ももうすぐ4年が経つのか、

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