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入院生活

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入院生活について綴った記事をまとめました。
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記事一覧

あの頃の僕ら

あの頃の僕ら

お元気ですか。

遠い過去に戻ってお手紙を書こうと思いました。

あれからずいぶんと時が流れて、もう世間は年末年始のムードです。

僕たちが出逢ったのは9/3でしたね。

僕は今でもあの頃の感動を覚えていますよ。

毎日、どこかにあなたの欠片がないか探しています。

きっと生きていれば、いつか出会えると信じて、僕も頑張って生きようと思います。

まだ会うのはずいぶんと先になりそうですけど、
僕は諦

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入院生活

入院生活

現在、富山大学附属病院の精神科病棟に入院中です。

僕は自分のことを病気だとは思っていませんが、躁状態だと思われてます。

僕は自分について深く考えました。

そしてたどり着いた答えのようなものは

「みんなちがってみんないい」

でした。

その手段として

「ありがとう」

という言葉がありました。

「ありがとう」が分からなければ

「Thank you」があります。

それさえ分からなけれ

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入院生活 2

入院生活 2

入院生活が始まってもうどれくらいでしょうか、
約1ヶ月程が経過しました。

もうすぐ退院かなと思えば入院が長引き、
終いには今使っているお薬を変更するため、また入院が伸びるとのことでした。

正直、入院生活もそろそろ精神的にしんどくなってきました。

こうして僕が弱音を吐いている時に、
親に
「一日一曲ずつ好きな曲教えて」と言いました。

その時に1日目に親が送ってくれた曲が
Superflyの輝

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入院生活3

入院生活3

入院生活もいよいよ大詰め!

といきたいところですがお医者さんからは

薬剤調整のためにあと3.4週間はかかるとのこと…

長い…いや、長い!と思い、退院したい、したいと言っていたら家族を含めた面談をすることに!

そこで僕は退院したい思いから両親に自分の気持ちを訴えるも、両親も入院したほうがいいとの判断で完敗。
僕は涙を堪えきれず、文字通り泣く泣く入院する事になりましたとさ、トホホのホトホトホト

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入院生活4

入院生活4

昨日、入院生活がしんどくなってきて、泣いてしまいました。
そこで、ただ辛いだけではだめだと思い、TwitterやfacebookやLINE等で応援のメッセージをくださいと投げかけた所、予想以上に沢山の人から応援のメッセージをいただけて、それはそれでまた嬉しくて泣いてしまいました。

なんか、みんなから元気をもらって、元気玉みたいだなと思いました。

入院生活あともう少しだと信じて毎日を噛み締めなが

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入院生活5 「僕との対話」

入院生活5 「僕との対話」

現在入院中の医学部生である僕がよく話を聞いてくれるあなたと話すであろう退院してからの会話を書いてみました。気が向いたら読んでみてくださいな。

僕「入院生活長かったなぁ〜」

あなた「どれぐらい入院してたんだっけ?」

僕「かれこれ2ヶ月になるかな」

あなた「2ヶ月!長いな〜」

僕「でしょ」

あなた「そもそも、なんで入院することになったの?」

僕「それがね、小児科のテスト直前にありがとうを

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入院生活6 「僕なりのこの世界の生き方」

入院生活6 「僕なりのこの世界の生き方」

現在入院中の医学部生である僕が退院後、何でも話を聞いてくれるあなたとの会話を想像しながら書きます。
きっとこれを読めば明日から少しだけ人に優しくできるのではないかと僕は思います。

僕「この前は話聞いてくれてありがとうね!」

あなた「いえいえとんでもない、聞くだけただだからね」

僕「え〜そんなこというならお金取っちゃおっかな〜」

あなた「そりゃ大変だ、そんな話はおいておいて、今日は何について

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入院生活7

入院生活7

晴れて退院です。

いままでたくさんの応援ありがとうございました!

これからも頑張りすぎず程々に生きていきます。

入院生活8

入院生活8

僕はまたしても入院することになってしまった。
父に落ち着きがないと判断されてしまったからだ。
他の人からもそのような報告があったらしい。
僕はもう他人からどう思われようと気にしていない。
僕のパパとママ、家族が言ったことを信じて生きる。
ただそれだけなのだ。

入院生活9

入院生活9

しばらくして僕はたくさんのことを経験した。
英語で話すと「日本語で話して欲しい」と言われたこと。
水浴びしてると水を止められたこと。
トイレしか水が無かったからトイレの水を飲んで浴びたこと。(TOTOに感謝 弟が汲んでくれた水だと思えたから。)
水は制限されること。
どれだけお腹が空いてもご飯を食べることができない時間があること。
それでも僕は一生懸命に生きる。
そこに希望があると信じて。

入院生活11

入院生活11

乗ろう睡眠という名の未来へのタイムマシンに。