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みき けいこ
2018年3月31日 23:37
先日「ロマンティックはつづく/Romantic Bites.」を読んでいて、自分に足りない物はこれだったのか!!と頭の上で電球がピコーンとした。この記事を書いた西平 麻依(まいも)さんは、詩的で美しい文章を紡ぐ女性作家さんだ。柔らかで女性的で、まさにロマンティックな文を綴る方で。いつも読ませていただく度に「自分には到底書けない文章だ…」と感じていたけれど、彼女の投稿したこのnoteを読んで理解
2018年3月30日 15:45
さて、「流行を知らない子供」はその後どうなったかというと。中学から高校にかけては周囲に合わせる為に、似たようなことを続けてきた。ファッション雑誌を買う、芸能人を覚える、流行のドラマや音楽を追う…こうやって会話の種を増やしていく、というのは社交の一部であり新たな楽しみでもあった。しかしその楽しみと努力の割合は、いずれにおいても50:50だったように思う。楽しさ半分、努力が半分。どうやら心の底から
2018年3月29日 14:09
子供の頃の我が家は、あまり音楽番組を見ない家だった。小学生の頃に見たテレビで記憶に残っているのは、アニメ系を除けば金曜ロードショーのような映画番組、連続ドラマ、火曜サスペンス劇場、バラエティやクイズ番組…そこに音楽番組という物は存在しない。チャンネル権のほとんどを持っている親が音楽に興味のない方だったのかもしれない。だから、所謂J-POPと呼ばれる音楽については長らく知らないままだった。
2018年3月6日 02:23
小学生の男の子が、アクセサリーをジッと見つめている。何か興味深い物でもあったのだろうか?とあまり気にしていなかったのだけれども、しばらくたってもまだ同じ場所でジーッと眺め続けている。とても真剣な面持ちで。側にいた彼の先生が何がそんなに気になるのか、と尋ねると。「来月が誕生日のお母さんにあげるプレゼントにしようと思って、どれを買おうか悩んでいる」という答が返ってきた。彼はそこからさらに1
2018年3月3日 14:15
他人からの何気ない一言で、今まで信じてきた自分の"普通"が覆されることがある。私の場合、それは母の一言だった。 結婚前の挨拶、「この子は病弱なので、ご迷惑をおかけするかもしれませんが…」と何気なく発したであろう言葉が己の常識を打ち砕いたのだ。長らく健康体だと思って生きてきたからこそ「は?病弱って、え?誰が??」と話の続きがわからなくなるくらいに、衝撃を受けた。 考えてみればたしかに子供