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#日記

「あの世」はあったほうがいいのかないほうがいいのか

「あの世」はあったほうがいいのかないほうがいいのか

アメリカでは金持ちがチャリティを行うことが多い。金持ちのステータス誇示という面もあるが、そもそもキリスト教的な価値観を持っているからだともいえる。

しかし、中でもビル・ゲイツの活動は突出している。こないだNHKスペシャルでゲイツが出てきて、自分が慈善事業に励みだしたきっかけを語っていた。「アフリカの困窮をまのあたりにして考えが変わった」のだそうである。ふーん・・いかにももっともらしいが、でもちょ

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天性の詐欺師―国利民福の会事件

天性の詐欺師―国利民福の会事件

いまどきの電車はだいたい自動改札がついているがかつては駅員さんが切符を切っていた。ぼくは高校生のころ、定期券の期限が切れていることを知らず3日ほどつかいつづけていたことがあるが、まったく気づかれなかった。

3日間も気づかれないということは、駅員さんは定期券に記載された日付は読んでいなかったということである。駅員さんが見ていたのは、日付ではなく不審な空気を出しているやつ、おどおどしているやつ、伏し

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文章はデトックス

文章はデトックス

先ごろカナダ留学を決めた芸人の光浦靖子さんが『50歳になりまして』という本を出版したそうだ。その本は読んでないけどインタビューを受けている記事を読んでいていろいろ共感できるところがあった。一番共感したのは、本を書き終わってスッキリしたという感想だ。

――今回、本を書いたことで、光浦さんの中でどんな変化がありましたか?

光浦 デトックスじゃないけど、次のステップに行けるなと思いました。行こう行こ

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思い出のスプライト・・

思い出のスプライト・・

ぼくが子どものころ「青酸コーラ無差別殺人事件」というのが全国を震撼させたことがある。いましらべてみたら1977年の事件だからぼくは10歳か11歳の頃だ。小学5年生だったと思う。

東京と大阪の電話ボックスなどに「青酸入り」のコーラが置かれ、それを飲んだ人が次々に倒れ、死者を出す惨事となった事件です。

東京・品川の電話ボックスに置かれていたコーラを飲んだ16歳の男性が死亡し、つぎに同じく46歳の男

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大半の「なるようにしかならない」は気休めでしかないが本気でそう思っている場合もある

大半の「なるようにしかならない」は気休めでしかないが本気でそう思っている場合もある

世の中には意味のないことばというものがある。困ったときに「まあなるようにしかならないから」というのもそれだ。口癖のように使われるが、その割にはほんとうに「なるようにしかならない」と落ち着いていられる人はほとんどいない。

大半の「なるようにしかならない」は「まあ大丈夫だろう」と根拠なく言っているだけである。「取って食われるわけじゃなし」と言っているのと変わらず、無意味なコトバだ。暑いときに「暑い暑

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小さなイヤなことが連続しているときは大きなイヤなことはあまり起こらない気がする

小さなイヤなことが連続しているときは大きなイヤなことはあまり起こらない気がする

クルマで細かな接触事故をよく起こす人はあまりデカい事故は起こさないという話をどこかで聞いたことがあるけどほんとうかなあ。「一病息災」に近い発想だ。丈夫な人ほどムリをしやすいので小さな災いはあったほうがいい。ぼく自身の経験でも、ちいさなイヤなことが連続しているときはあまり「大きなイヤなこと」は発生しない気がする。

そしていま、ぼくのまわりで小さなイヤなことが連続している。いちいち言い出したらきりが

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温暖化はウイルスの活動に似ている

温暖化はウイルスの活動に似ている

「瀬戸内海」と言うけれど、空から見ればまるで「瀬戸内列島」(せとうちれっとう)だ。五島列島みたいな意味での「列島」にみえる。島々がところせましとならぶあいだを水がチョロチョロと流れている感じでとても海とは呼べない。

さらにさいきんは、その島々をたくさんの橋がつなぐようになった。それらの橋は目の前に行って眺めると、ぶっといワイヤーのロープで吊り下げられた超巨大建造物であり、そこにかかる力を想像する

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はじめての液晶テレビ

はじめての液晶テレビ

アナログ放送が終了したのは2011年だったはずだ。終了当日、ウチはアナログテレビを使っていた。終了と同時にプツッと切れるのだと思ってその瞬間を体験したくてずっーと見ていたのだが、テレビは切れなかった。そういうことのないように移行期間のようなものが設けられており、こちらがアナログ信号を受信しているつもりでも勝手にデジタルに切り替わっていたらしい。

そんなこんなであれから10年たつけど、ウチではずっ

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なぜゴルゴ13は人を殺すのか

なぜゴルゴ13は人を殺すのか

昨日の記事では、どんなあそびにもゲームのルールというものがあり「自分なりのゲームのルールをつくって遊べるのが趣味のおもしろいところ」だということを書いた。

あそびのルールは自分で勝手に変えられるところがおもしろいんだけど、仕事には隠れたルール、暗黙のルールが存在し、それに気づくのにけっこう時間がかかることが多い。

ぼくはフリーランスになるにあたって簿記学校へ行った。なぜ行ったのかとというと、自

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こういう「自転車好き」もいる

こういう「自転車好き」もいる

ぼくはクルマもバイクも持っていないが自転車はもっている。もっているだけではなくて乗るのがもともとかなり好きなほうだ。

しかし、さいきんは外に出る機会がへり、せっかく外に出るのであればまあ歩こうかということになってしまい、そうやって遠ざかってみるとタイヤの空気も抜けているし油もささなければならないことをおもうにつけ、なんとなーく乗らなくなっていたのだが、以前はかなりとおくまでよく出かけていたわけで

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淀川先生はすごい

淀川先生はすごい

TEDトークというイベントについてはとくに説明はいらないとおもう。ぼくは、ここ5年くらいのTEDトークを見ていて実は内心思っていることがある。「実は内心」と書いているということは、なかなか言いにくいことなのである(笑)。

もちろんぜんぶに対して思っているというわけではなくて、最先端のテクノロジーについておもっていることであり、しかもテクノロジー系のTEDを全部見ているわけじゃないのであくまで見た

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考えのバランスがとれるのに一週間かかる

考えのバランスがとれるのに一週間かかる

だれしもが自分に都合の悪い意見は否定したいと思う。無自覚のうちに自分に都合のいい意見だけに耳を傾けている人はわりに多い・・・というかほとんどの人がそうではないか。ぼくもそうなのかもしれない。だから人のことは言えないのだが、それでもあえて自分を棚に上げて言わせてもらうなら、偏った考えばかりを主張する人のいうことは知的にみごたえがしないというか、おもしろくない。

ぼくは、バランスの取れた考えというの

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とんかつは日本のこころです

とんかつは日本のこころです

かりに・・・仮にである、タイムマシンがあったとしたらあなたは未来へ向かうか?それとも過去へ向かうか?これは真っ二つに分かれるだろう。ぼくはまちがいなく未来へ向かう。

では、タイムマシンの回数券10回分をもらったらどうしますか?「5回未来へ行って5回過去へ行く」というような、玉虫色の政府決定のような、繰り返される緊急事態宣言のような、ストレートを待ちつつカーブに対応するようなあいまいなことをやりま

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朝、映画を観るのもわるくない

朝、映画を観るのもわるくない

人生いろいろだ。朝型人生もあれば、夜型人生もある。さいきんでは体内時計の研究がすすみ、もともと朝型タイプの人と夜型タイプの人がいることも明らかになってきたらしい。

そうはいっても、夜のニュースを担当するアナウンサーが、朝の番組に回れば、いやでも朝型にならざるを得ない。体内時計がどうたらと言っていたらクビになってしまう。要するに気あいだ。気あい。

また、去年、今年あたりは、仕事がリモート化してな

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