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ぼくの作詞したまだメロディーのない歌詞たち。

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ぼくの質素な日々の中で培ってきた人間観察と社会考察やら、 といろいろな考えを書き綴ったメロディーのないぼくの歌詞たちです。 これらを曲に乗せて書くのが楽しみなそんな感じです。 ※… もっと読む
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(歌詞)灼熱地獄のコンクリート、そして梅雨の到来を待つ人。 

(歌詞)灼熱地獄のコンクリート、そして梅雨の到来を待つ人。 

蒸し暑さの中、僕はひたらすら考える利己的な知恵が働く
自分さえ良ければってついつい、道徳的思考と自尊心が
ぼくをうしろから指をさして罵倒し批判し続けるから 

怖いんだすごくすごく、ぼくの自我を振り子のように揺れて左右に なによりそんな日は内ももと右足の首が痛かった

灼熱地獄のコンクリートの熱を奪えるのは流れ弾のように降る雨だけだ 
ぼくは知ってるし、きみだって知ってるでしょ?
けれど梅雨の季節

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(歌詞)導火線。

(歌詞)導火線。

眠れず仕舞いまた夜が明けた睡眠導入剤も効き目ないラムネだ 
ぼくはカーテンの隙間から射す光で燃え尽きてしまいそうな牙のない吸血鬼だ 
ほんとうにぼくはどうにかなりそうな気がする 
夜は静かな朝も新聞配達の原付きの音が聞こえる 

毎日新聞やら読売やら見出しをみれば
フランスの大統領が突拍子もなく解散総選挙だの、
トヨタの不正だとか、きのうのニュースはそんなだったな

ぼくの気の短い導火線にライター

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(歌詞)ぼくの偏り

(歌詞)ぼくの偏り

ある種、ぼくはどこか偏ってしまったみたいだ
なぜ、ここにいてだれかに愛されたいと強くおもうたびに
期待に対応してバッティングセンターの打席で空振り三振に終わる 空回り 宙を舞う紋白蝶

どこに不時着して良いのかわからない紙飛行機 
ぼくは草むらが生い茂る藪の中へ
まっすぐ飛んでいく 飛んでいく ゆっくり落下しながら
滑走路のない草むらが生い茂る藪の中へ 
ああ、なぜかだれかが下手にスネアを叩いた鈍

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(歌詞)沈黙のメロディー

(歌詞)沈黙のメロディー

ああ、メロディーが出てこないんだ 燃え尽きて
でもぼくのうしろでは重低音の拍子がしつこく鳴り響く
そんなんじゃ安っぽくてメロディーも歌詞もあったものじゃない 印象に残らない歌は歌えないんだ 
韻を踏めっていうのか、わからないよ 
ああ、これは日本語では早口言葉、ダジャレ、しりとりだ

ああ、ぼくは燃え尽きて灰なる 
参列する人影もない霊柩車もなし火葬場もない
ならどうやって燃え尽きるんだろう 少し

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(歌詞)ぼくの左腕の回る羅針盤

(歌詞)ぼくの左腕の回る羅針盤

そよ風 ひやひら ひゅーひゅーカーテンを揺らし通り抜けてく
ぼくは面影を見た、きみの残像が脳裏に焼き付いて離れない
ぼくはきみの面影を、見た きみは美しくて賢くてきれいだ 
いまでもむかしも… 

ぼくはプールいっぱいの水の涙を一日で流せるいろいろと苦労したからね
ちょっと世間の目を気にして内向的になるのは、
いまもむかしから
うつと不眠との戦いは天下分けめの関ヶ原さ 
いちょう並木の街路樹の通っ

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(歌詞)愛の湯 

(歌詞)愛の湯 

きみとぼくの極楽さ 行方知れずの愛の言葉 あいしてる 
別府温泉の混浴できみとくちづけ あいしてる 
あいしてる あいらぶゆー あいしてる あいらぶゆ 

ぼくはきみに釘付け首ったけ 釘付け出た釘は打たれた
あいしてる あいらぶゆー あいしてる あいらぶゆ、 
湯に浸かってのぼせてるか、きみに見惚れてのぼせてるか
どっちだろうと、構わない いいんだ 

(歌詞)ぼくらはブランドグッズに弱い。

(歌詞)ぼくらはブランドグッズに弱い。

赤いナイキのエアマックス、そんなに欲しい?
ぼくならノーブランドの型の良い靴か、無印の靴でいいさ
なんで、みんなして同じ格好させたがるんだろう
世の中は学校の制服じゃないんだからさ

なぜぼくらは高級品とか、ブランドっていう概念に取り憑かれるんだろう ランボルギーニやポルシェやベンツ、
きみの購買欲はすごいよ でもきみがドアを開けて降りた瞬間、がっかりしたんだ、きみさ、ぜんぜんイケてないよ

ぼく

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(歌詞)夏は麦茶。

(歌詞)夏は麦茶。

麦茶の香ばしさとミネラルが体中に染み渡って
風鈴が風に吹かれてりんりんと鳴いている夏の昼間
ぼくは横になってなにかを待ちぼうけ 

お昼のワイドショーは、無知な発言やら事実無効な意見や議論で溢れかえっている でも自由な議論は結構なこと

なにやら世の中に無気力で見て見ぬふりをする風潮が
漂っている蜃気楼 ぼくの体感温度では熱死に達するほどだ 
なにやら世の中にだれかがだれかの代わりになにかやってく

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(歌詞)ぼくは生き恥をさらして。

(歌詞)ぼくは生き恥をさらして。

ねえ きみはシンガポールのマーライオンの口から出る滝に打たれて修業している僧侶なんてみたことある?
うんなひと、いるわけないでしょう どうかしてるよ

最近、よく聞く冗談話のはビットコインでサーバーが熱持ちダウンしたなんて馬鹿げてる 仮想通貨に夢を託すなんて正気じゃないよ 買えない夢 

ぼくは笑われても生きてくよ 生き恥さらして生きていく
笑われて生きていこうよ 恥を知らないひとはいないもの

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(歌詞)ya oh na na

(歌詞)ya oh na na

焼きが回り蒸発しそうな脳みそに朝シャンで頭に冷水をぶっかける
それでも腸は煮えくり返り怒りと焦りは収まらない…
ぼくはどうしたらいいんだ どうしたらいいんだ どうしたらいい?
ヤー オー ヤー オー なあ 
ロキソニンを二錠を、抗うつ剤と睡眠安定剤 
落ち着くせなきゃぼくの精神は分裂気味、繊維くらい脆い 
ヤー オー ヤー オー なあ 

はじめは微熱だった、急上昇、そっからジェットコースターさ 

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(歌詞)カープの子

(歌詞)カープの子

毎晩、毎晩、きみの夢をみてときめくばかりさ 
喩えくどくてきついだろうけど
毎晩 毎晩、きみのことを考えて眠れずときめくばかりさ 

赤いカープの帽子をかぶった女の子…
胸が高鳴る脈打つ でもぼくはひとり でもぼくはひとり 

ときめいている 勝手に勝手にときめいている
野球そっちのけきみに釘付けきみに夢中 ときめいている
売り子がビールを注いで二杯飲んで酔っぱらってるのかな いや、でもほろ酔い程

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(歌詞)猫の居候

(歌詞)猫の居候

きみは鋭利な刃物でぼくの左胸を突き刺そうとする
やっと縫い目が無くなった傷口に塩を塗ろうとする  
玉ねぎのみじん切りでぼくに涙を流させようといたずらする、なんで?
ぼくにはきみしかいない、いまは、いまのところ、ぼくは猫だ
居候している猫みたいなもんさ 

首輪をつけないで、値札を付けないで、価値はきみと同じく等しい
勝手に名前をつけないで、それはあまりイケてないよくないよダサい

うん、ぼくは猫

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(歌詞)飲みニケーション

(歌詞)飲みニケーション

昼から酒飲んでウィスキー・ハイボールなんか飲んじゃってさ まあいいっか
ほんのり頬は真っ赤か、酔っぱらいふらりふらふら
ネクタイはちまき、昭和の悪乗り ああ、三木のり平 
さあ、ぱあ〜といきましょう
ふらりひらひらふらりふらふら 
ひらりふらりふらふらゆらりゆらゆら 

頭はくらくらのぼせてバタンキュー いいきもち
酔って酔って酔い痴れて目覚めの冷たい水は超うまい
ぼく、なにやってるんだろう、

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(歌詞)きみはぼくを知ってる。

(歌詞)きみはぼくを知ってる。

きみの髪の匂い 洗いたてのシャンプーの香り 同棲して二年目のふたり
いまもぼくはきみに釘づけだ そう、出た釘は打たれたんだよかった
きみと出逢いくちづけを交わしふとんの上で抱き合って一晩を過ごした夜
ぼくはよかったとつくづくおもうんだ となりにきみがいてくれて
ぼくはよかったとつくづく思い知るんだ きみがいないと退屈だと…

いっしょにコンビニやスーパーに買い出しにいくときも、いつもいっしょ
いつ

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