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(歌詞)ぼくの偏り

ある種、ぼくはどこか偏ってしまったみたいだ
なぜ、ここにいてだれかに愛されたいと強くおもうたびに
期待に対応してバッティングセンターの打席で空振り三振に終わる 空回り 宙を舞う紋白蝶

どこに不時着して良いのかわからない紙飛行機 
ぼくは草むらが生い茂る藪の中へ
まっすぐ飛んでいく 飛んでいく ゆっくり落下しながら
滑走路のない草むらが生い茂る藪の中へ 
ああ、なぜかだれかが下手にスネアを叩いた鈍い音がする


ぼくの近所の真夜中のコインランドリーは文学的な匂いを漂わせてる ドラム式の洗濯機の中で衣類が回転してる
じっとみつめている まだ梅雨もなかなか来ない季節の中で 
ある種、ぼくがどこか偏っていたみたいだ 
愛されたくて仕方がない 
ほんとうは愛を誰かと分かち合っていたい 
自販機で買った三ツ矢サイダーの炭酸の泡がぼくをすこし若返させる 

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