マガジンのカバー画像

抑うつ状態とは、どういうものか。

107
自分自身へ、同じような症状で悩まれている方、またその周りの方々へ。 私が自分の抑うつ状態と向き合った日々のnoteをまとめます。「素敵な向き合い方」だと感じた時には他のnoter…
運営しているクリエイター

2020年11月の記事一覧

【抑うつ症状について考える#1】天気が悪い日に、愛するセロトニンに想いを馳せる。

【抑うつ症状について考える#1】天気が悪い日に、愛するセロトニンに想いを馳せる。

こんにちは、といです。
今日は終日、雨予報です。

予報通り、朝からずっと雨が降っております。
きょうは平日、金曜日ですが、休みを取って4連休という方もいらっしゃるのでは。例えばおでかけの日に天気が悪いとテンションが下がりますね。
抑うつ状態やうつ病の方なら、尚更、天気が悪いと気分が落ち込む、という経験をされたことが一度や二度のみならずあるのではないでしょうか。
気分が落ち込むだけならまだしも、文

もっとみる
”アラウンドサーティー”の岐路について思うこと

”アラウンドサーティー”の岐路について思うこと

こんばんは。といです。
うつ状態により休職38日目を迎えた、アラサー女性会社員です。

休職を機に、自身とその関連する事柄について見直す機会が増えています。
ただ、根を詰めて考え始めてしまうと思考が止まらなくなって、ネガティブなサイクルに陥る為、ひと項目ずつ考えることにしています。

本日の話題は、”アラウンドサーティー”です。
皆さんご存知の通り、”アラウンドサーティー”は略して”アラサー”です

もっとみる
猫と毛布と私。

猫と毛布と私。

うつ状態と診断されてから、約4ヶ月が過ぎた。
症状が顕れはじめてから換算すると、恐らく半年経過したことになるのだろう。

なにをするにも、この日本では、年月の経過を四季という身に染みた風景から感じとれてしまう。
今までそれは、とても豊かで、幸せなことであると感じてきた。

けれども、いまは少し違う。
心があの夏に取り残されているのだ。それ故に、鰯雲を見上げても、赤く色付き落ちていった葉をみても他人

もっとみる
貴方の側の大切なひとに、目の覚めるような一言を。

貴方の側の大切なひとに、目の覚めるような一言を。

おはようございます、といです。

うつ状態で休職中の私ですが、
定期診察の折、
主治医からこんな言葉をかけられました。

場面は、診察の最後。

「家の中にずっといると、何かしなければ、と無性に手先を動かしたり考えたりしたくなるんです。」
「家から出れないと、引きこもりになったように感じるんです。」
と、私が申告したところだった。

数秒の間ののち、
主治医は、私の目をじっと見てこう言った。

もっとみる