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抑うつ状態とは、どういうものか。

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自分自身へ、同じような症状で悩まれている方、またその周りの方々へ。 私が自分の抑うつ状態と向き合った日々のnoteをまとめます。「素敵な向き合い方」だと感じた時には他のnoter…
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bedroom籠城

bedroom籠城

私の家の寝室には太陽の光が射しこまない。
朝が来たことを告げるアラームは「鳥の鳴き声」という名前のついた、けたたましい鳥の声とすることで、毎朝を迎えている。
爽やかな朝、というよりは、ジャングルの朝のような暑苦しさを感じさせるタイプのアラーム音だ。
鳴りっぱなしにさせていると、気に触るとでも言わんばかりに猫に睨まれる。

そういう訳で、朝寝過ごすことは殆どない。

ただ、ベッドと身体が一体化したよ

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泣いた烏の笑い方

泣いた烏の笑い方

「やーい、泣き虫!」と小さい頃よく姉に揶揄われた。
「泣き虫毛虫はさんですてろ」と歌われると、本当に自分がすてられてしまうような、なんとも情けない心持ちになり、余計に涙がどぼどぼと出た。

しかし、今思うと非常に稚拙なからかい方である。

それでも、歳の離れた姉に言われると悔しかった。

何より涙を止めることの出来ない自分にほとほと呆れた。

姉とはもう喧嘩も何もしないけれども、わたしは何年経って

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期待する気持ちの裏返し

期待する気持ちの裏返し

このところ悔しさに押し潰されそうな日々が続いていた。「悔しい」という気持ちと「なんとかやり通さなければ」という気持ちが、わたしの内側から反発するようにせめぎ合い拮抗していた。
少しでも「悔しい」気持ちが勝てば、その後に控えた「惨め」「何をやっているんだ」「わたしは何も成長出来ていない」といった自己否定の感情が押し寄せてくるような気さえしていた。

この拮抗状態を保つことが、唯一、論文の締め切りを目

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あ〜、ぱーどぅん?

あ〜、ぱーどぅん?

英語検定の試験の2次試験というのか、そういうものの時に質問が聞き取れなかったり、時間を稼ぎたかったりするときには、「もう一回言って」という意味で、「Ah.. Pardon??」とか「I beg your pardon?」などと聞けばいいと中学生の時に聞いた気がする。

最近、「あ?意味わかんないからもう一回言ってみなさいよ、もう一回。喧嘩売ってます?」という気持ちで(あくまで気持ち)、放たれた言葉

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わたしの「負けへんで」宣言

わたしの「負けへんで」宣言

「負けへんで」はポッドキャストOver the Sunのパワーワード。ナビゲーターはジェーン・スーさんと堀井美香さん。noterさんから教えていただいたこの番組を聴き始めたのは休職中だった数年前。今でもちょくちょく聴く。(ヘビーリスナーでなくて、互助会員の方々、すみません。)今は元気をもらいたい時や、金曜日の配信後に声から力をもらっている。

私は彼女たちのように精力的に何かに取り組んでいるわけで

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あの日々の麺と涙を啜る夜思い返して研ぐ白米よ
理由なく涙が出る日もある。いろんな感情が押し寄せて、何もできなくて、非常用のカップ麺を啜る。味が感じられないことを思い出す。
あの日々を繰り返さないために、明日の私へのエールとして白米をジャリシャリと研ぐ夜。

まとまらない気持ち

まとまらない気持ち

私の気持ちは、なんだか最近まとまらない。
悲しくないのに涙が出てきたり、身体が軋むように痛かったり、疲れたなという言葉が自動的に出てくるようになったからだろうか。
やじろべぇのように、どうしよう、このままでいいのかな、とふわふわとしつつ、心の中はとってもざわざわしているのだ。

ざわざわを収める方法は、原因の排除だけれども、それが簡単にできるのならばここまでの状態にならないだろう。
だから、違う方

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「怖い」の正体を内に見た

「怖い」の正体を内に見た

「怖い」と思って足がすくんでしまう経験はないだろうか。対象は必ずしも、暴力的なものや、恐怖心を煽るものとは限らない。
例えば、私は高校で習ったはずの理系科目に対して苦手意識を持っている。そう、「理解出来ないこと」が「怖い」のだ。

その次に、高校を出た人であれば出来るであろう、と思われていることを基盤として生計を立てているにも関わらず、「出来ないかもしれない自分」が露見することが「怖い」。

いや

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こころの風邪、といふ人よ。

こころの風邪、といふ人よ。

むかしむかし、私が小学生の頃(20年くらい前)、不登校になった同級生がいた。A君と遊んだことは、記憶が確かであれば一度もない。ただ、「A君はこころの風邪をひいたので、暫く学校をお休みする事になりました。」と先生が言っていた。まだ低学年か中学年くらいだったので、周りも、「なぁにそれ?」という反応だったと記憶している。

同じようにお休みをする子は少なくなかったように思う。でも、何故か今、私はA君のぼ

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グルグルとスパスパの間

グルグルとスパスパの間

最近気がつくと、準備の為の準備をしている。
どういう事かというと、数週間先の予定の準備を何件かぐるぐると回している。

9月は学会シーズンで、何件かハシゴする予定だ。その為、スケジューラーが割とてんやわんやしている。
学会開催地までの経路確認やチケット購入、もちろん発表に向けた準備などは、少しずつ落ち着きつつある。(見ないフリしてたりする。)

けれども、我が家は一人と猫二匹体制の為、何泊も家を空

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引っ越してからもう10ヶ月ほど経つ。
少しでも周りの環境を知ろうと歩いて5分ほどの距離の公園に来たことがあった。
そして公園の端っこのこのベンチで挫折した。(あ、駄目だ、Uターンして戻ろう。)

今朝はこのベンチを起点にウォーキングをした。体力も気力も少しずつ回復しているかも。

どれも自分

どれも自分

最近ストレスへの対処法を見失いがちである。大きく分けると、「自分」は2モードある。仕事モードの自分と私生活モードの自分だ。(雑な区分け)

仕事モードの自分は、会社員としての自分。若くもないが、全体で見ると経験値がそれ程多いわけでもない自分。上司や先輩たちからの一言に言い返したり、致し方なく業務を請け負ったりする。それでいて、たまに耳にする不協和音のような嫌味や風評をサラッと受け流すには、まだ青い

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私と料理と包丁と

私と料理と包丁と

キャベツ半玉、にんじん1本、ぶなしめじ1パック、ソーセージ2袋、コンソメキューブ等々調味料を、圧力鍋に放り込んだ。量産的ポトフである。40分放置すれば、多分出来る。自動メニューから選択しているのでその間ゴロゴロしたり出来る。圧力鍋を買ったのは、もう何年も前であり、旦那さんチョイスである。

当時の私は、料理ができなかった。正確に言えば、今も包丁を扱う料理は、ほとんど出来ない。何故なら精神的に張り詰

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期待する生き物

期待する生き物

「私は/スーパーマーケットに/美味しい/バナナが/売っている/ことを/期待する。」などのように、日々私は(私たちは)何かしらの期待を抱えて生活している。

「期待に胸躍る」という言葉を使うことがあるけれど、その期待を裏切られたとき(そもそも期待したのは自分自身であるので裏切られる/られないもないと思うのだが)、時として切なくなることがある。

そういうことがあるのは至極当たり前のことなのだろう。け

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