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#老人
自由律俳句(その九)『日々唯不死』
無心如意(無の心を意の如くに)
〇 2023年12月、古い都営住宅をとり壊した後の更地を囲む、冷たい無機質の金属フェンスの下から、たぶん昔の住人が植えていたと思われる、紫の朝顔が花を咲かせていた。
道端に咲く朝顔に 住んでいる人の顔が見えた
瓦礫に佇む重機は 古の恐竜のように咆哮している
古いから壊す 新しく作ったものに心は住めない
〇 2023年12月、銀座の「ガスト」で飲み、さらに有
無心如意(無の心を意の如くに)
〇 2023年12月、古い都営住宅をとり壊した後の更地を囲む、冷たい無機質の金属フェンスの下から、たぶん昔の住人が植えていたと思われる、紫の朝顔が花を咲かせていた。
道端に咲く朝顔に 住んでいる人の顔が見えた
瓦礫に佇む重機は 古の恐竜のように咆哮している
古いから壊す 新しく作ったものに心は住めない
〇 2023年12月、銀座の「ガスト」で飲み、さらに有