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子どもの睡眠

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#朝note

朝から元気な姿を見せる素敵なママ

朝から元気な姿を見せる素敵なママ

朝は元気なものです。
ぐっすり眠り、疲れもコリもストレスも解放されているからです。
眠いのは朝ではなく夜です。

朝は元気だということを、子どもにも教えてあげましょう。
態度で示すのが一番です。
テンション低く疲れた様子で、「おはよう」と子どもを起こしていませんか。
親の様子から、子どもは学んでいます。
元気な姿を見せてあげて欲しいです。

先日、椎葉村で〈赤ちゃんの睡眠講座〉を開催しました。

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夏休みの自由研究に睡眠研究はいかがでしょうか

夏休みの自由研究に睡眠研究はいかがでしょうか

子どもはもうすぐ夏休みです。
始まるのは楽しみですが、その最中にはやるべき課題もいっぱいでしょう。
とくに自由研究は頭を悩ませます。

今年は睡眠をテーマにした自由研究はいかがでしょうか。
毎日かならずおこなうものなので、いつからでもスタートできます。
睡眠がととのうと夏バテにもならずに、生活リズムもととのうというメリット付きです。
夜更かしや朝寝坊が当たり前になってしまうお子さんには、すごくいい

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ぐっすり眠る子は、親孝行で自分孝行

ぐっすり眠る子は、親孝行で自分孝行

うちの子は、きちんと眠れているのだろうか。
不安に思ったら、チェックしてみましょう。

3個以上当てはまると、子ども自身も親御さんも大変ではないでしょうか。
5個以上になれば、早急に改善した方がいいです。

よく眠れるようになると、子どもも親もラクです。
朝起きるのがラクになる、朝のきげんがいい、疲れがとれている。
これだけでも、日常生活がスムーズで、親子のけんかも減ることでしょう。
ぐっすり眠る

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あれをしていれば寝かしつけもスムーズだったのに、と思うこと

娘たちが幼い頃は、睡眠の知識は何も持っていませんでした。
ただ規則正しい生活を守ることは徹底していたように思います。
とにかく毎日がいっぱいいっぱいだったため、記憶は曖昧ですが、決まった時間に寝かせることに躍起になっていました。

いま振り返ってみて、こうしておけばよかったと思うことはあります。
そうすれば、あんなに寝かしつけに必死にならずに済んだかもしれません。

夕方からは、照明を暗くしていけ

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子どもの睡眠負債のチェック

子どもの睡眠負債のチェック

睡眠負債は、子どもにもあります。
睡眠負債とは、睡眠不足の蓄積で心身に良くない影響をおよぼしてしまうことです。
日本の子どもは、世界一睡眠不足です。
そうとうに溜めこんでいるはずです。

〈子どもの睡眠負債のチェックリスト〉
・朝スッキリ元気に起きない
・寝ても疲れている、ダルそうにしている
・昼間にひどく眠くなる
・車や電車や飛行機など、乗り物に乗るとすぐに寝てしまう
・ソファーやゆぶねでうとう

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頭がかゆくて寝つけないお悩み

頭がかゆくて寝つけないお悩み

「頭がかゆくて寝つけない」
アトピーの人に多いお悩みです。

かゆみは、それだけでイライラします。
イライラも寝つきを妨げます。

かゆみを鎮めるには、頭を冷やすといいです。
温かくなってきたら氷枕を使ったり、ぬれタオルで冷やしてみましょう。
お風呂上がりは、冷たいお水を飲んで身体の内側から冷やすのもオススメです。

かゆみがひかない時は、処方されているかゆみ止めを頭皮も塗ってみましょう。

食事

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飢餓脳に、朝食でエネルギーを供給する

飢餓脳に、朝食でエネルギーを供給する

睡眠明けの脳は、エネルギーが不足した飢餓状態です。
朝食でしっかりと栄養を入れてあげます。
飢餓脳にエネルギーが供給され、復活します。

とくに子どもの脳の発達には、朝食を欠くことは考えられません。
朝食欠食は空腹感や疲れを感じやすく、集中して授業に取り組めません。
エネルギー不足のため、脳の活動が鈍ります。
成績のいい子は、朝食を毎日食べる傾向もあります。

食べないよりはいいですが、糖質など炭

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子どもを起こすときの声かけ

子どもを起こすときの声かけ

朝、子どもを起こすときに伝えて欲しいことがあります。
それは、今の時間です。
「△△ちゃん、おはよう! 今、○時○分だよ」 などです。

たとえ寝ぼけていても、聴覚は働いています。
聴くことで、脳は時間を認識します。
それが、寝る前に決めた時間であれば、目覚めの後押しになります。

脳と身体には、それぞれ体内時計があります。
時計とは時間を表しますね。
時間をしっかり認識することも、体内時計を働か

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本当です「寝る子は育つ」

本当です「寝る子は育つ」

子どもの人格ではなく、行動を正してあげましょう。

朝なかなか起きない子どもは、根性がないわけでも甘えているわけでも、ヤル気がないわけでもないのです。
子どもの人格の問題ではなく、睡眠が上手にとれていないだけです。

何でいつもダラダラしているの。
甘えているんじゃない。
ヤル気がないわね。
と人格を否定するのではなくて、良く眠れるための行動へと導いてあげてください。

しかしながら、お母さんお父

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子どもが睡眠を習得できるのは家庭だけ

子どもが睡眠を習得できるのは家庭だけ

子どもがぐっすり眠ると、5つのよいことがあります。
①朝から元気に過ごせる
②身長が伸びて骨が丈夫になる
③人に優しくなれる
④成績が上がる
⑤スポーツが上達する

肉体面、メンタル面、人間関係、学習面、運動面とメリットはとても大きいです。

睡眠中に分泌される成長ホルモン、浅い眠りの時の記憶の整理と定着、深い眠りの時の脳のゴミ掃除など、睡眠中に大切な活動がおこなわれています。
ただ寝ているだけで

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呼吸から、子どもの快眠度を上げる

呼吸から、子どもの快眠度を上げる

子どもの口呼吸は、睡眠の質を下げます。

人は鼻呼吸が基本です。
鼻で呼吸をすることで、脳から全身への酸素の巡りもよくなります。
自律神経も血圧も安定します。

口呼吸が睡眠の質に関わるのは、睡眠中に限ったことではありません。
昼間の口呼吸のくせは、睡眠中にも出やすいからです。

スマホやタブレットを観ているとき、人の話を聞いているとき、集中しているときに、口がぽかんと開いているのも要注意です。

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子どもの元気な姿は、大人を元気にする

よく寝る子は元気に育ちます。

朝からよく食べます。
元気に挨拶をします。
姿勢がいいです。
人の話もよく聞けます。
快便です。

睡眠さえ良ければいいわけではありませんが、睡眠が乱れると、体調も気分も成績も乱れやすいのは事実です。

子どもの元気な姿は、大人を元気にします。
子どもの睡眠をととのえる大切を知っておいてください。

しあわせ快眠デザイン
親と子どものための睡眠専門家
椎葉ゆう子

子どもの寝不足のサイン

子どもの寝不足のサイン

朝の子どもの様子を観察してみましょう。
睡眠に満足できていない子どもは、なにかしらのサインを出しています。

ぼんやりしている。
朝は食欲がない。
笑顔がない。
妙にテンションが高い。
ダラダラしている。
イライラしている。
休日は遅くまで寝ている。

子どもの性格や性質ではなく、ただ睡眠が足りていないだけかもしれません。
睡眠が改善すると、見違えるほどに変わることもあります。

大人も、睡眠不足

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子どもの寝起きは、睡眠に左右される

子どもの寝起きは、睡眠に左右される

あなたのお子さんが、朝きげんよく起きてきました。
あなたも自然に穏やかに「おはよう」が言えます。

何気ないことですが、とても大事なことです。

朝は1日の始まりであり、おはようは親子の会話の一発目です。
その後の家族の雰囲気も決定づけます。

朝のきげんは、睡眠に左右されます。
直前までとっていたのですから、当たり前と言えば当たり前です。

よい睡眠は、きげんよく1日をスタートし、親子の優しい会

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