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メンターの話#12 【目標がある素晴らしさ】
2021年11月に進路が決まって、今年の春に入学した私ですが、
この入学までの期間は、受験と同じくらい違う意味で辛かった。
何故かというと、それは「大学合格」という目標を達成し、次に向かうべきところがわからなくなったからだ。
少し、受験も含め現在に至るまでは振り返ってみようと思う。
正直話すと、今通っている大学は、1番行きたかった大学ではありません。
第1志望校に落ちた当時は、「なんで落ち
メンターの話#11 【ワンナイトの法則】
こんにちは、メンターのあおたです。
前々回は「エントロピー増大の法則」という熱力学の法則を紹介し、それが熱力学のみならず身近な事柄にも当てはまりうる可能性を指摘しました。
今回はその第2回とも言える「僕の考える法則シリーズ」です。
前もって言っておきますが、これから話すのは科学の法則を拡大解釈するもので、必ずしも成り立つとは言えません。が、少なくとも科学ではみられる現象かつ、この世界全体を支配
メンターの話#10 【大学生活の過ごし方】
1. はじめに4月から新しく大学に入学された新入生の皆さん、
ご入学おめでとうございます。
これから4年間、もしくは6年間、
たくさんのことを経験していくことと思います。
その過程で成長したり、新たな自分の一面に気づいたりと、大学生活は自分と向き合うことのできる良い機会になると思っています。
しかし、大学生活を今までの高校生活の延長だと思って過ごしていては、最後かつ貴重な学生生活を有意義なもの
メンターの話#9 【「教わる」ってどういうことかな】
私の隣の席には、高校3年間、
学年成績が常に1位のケント(仮名)が座っていた。
私はその友人と高校3年間、同じクラスで、彼のことをよく観察していた。
そこで、このようなことを考えるようになった。
高校3年間この疑問を考え続けてきたが、私の答えは記憶力や集中力、地道な努力といった、ありふれた答えだった。
そして、その答えを意識して、勉強に取り組んでいたのに、成果が出ていない。
もっと、「なぜ?
メンターの話#8 【Houston, we have a problem.】
“Houston, we have a problem.”
このセリフは、映画「アポロ13」でトム・ハンクスが宇宙船の酸素タンク爆発時に放った一言です。何気ない一文ですが、切迫した状況を短文と現在形という時制によりまざまざと表す名台詞です。
そして、私たちが住んでいるこの宇宙船地球号もまた、かなり切迫した状況にあることをお伝えしたい。
次に示すのは全てではありませんが、主な世界の諸問題一覧です
メンターの話#7 【節目】
4月1日は新生活が始まる節目の日。
いつの間にか僕も社会人となる歳になり、周りからは「社会人おめでとう!」とお祝いのメッセージをもらうこともしばし。
だけど僕はこれといって節目となる日に気持ちを入れ替えたりすることがない。
自分の誕生日も、クリスマスも、元日も、バレンタインデーも、成人の日でさえ、その日に行われるイベントにはまともに参加した記憶がない。
それには理由がある。
「人と同じことを
メンターの話#6 【エントロピー増大の法則】
高校生の方、もしくはそうだった方の多くは、文理選択を経験したことがあると思います。
僕は理系を選択し、それから大学も理系の学部に進学しました。僕は
理系だからこそ得られたものが多くあり、
理系だったせいで身に付かなかった知識や価値観があったと思っています。
それは逆の場合でも然りです。洋々は文系の受講生が多いので、僕が理系の様々な分野を通して得た知見を共有したいです。
この世界を一言で表現す
メンターの話#5 【祝辞】
祝辞今年度のAO・推薦入試が終わりを迎え、新たな受講生が入ってくる時期になりました。
僕がブログ?を書く最初の投稿は今年度の受講生の皆さんへの「祝辞」にしようと決めていたので、投稿遅くなりましたということにしてください。
学生の身分で、祝辞なんて小っ恥ずかしいですが、言わせてもらえればと思います。
まずは、僕と何らかの形で関わってくださった受講生の皆さん、心よりの祝意をお伝えします。また、関わ
メンターの話#4 【逃げ】
僕は、22歳で大学に再入学しました。
それまで通っていた大学では医学を学んでいましたが、正直
「医者ってかっこいいな」とか
「障害者の妹がいるから」とか
「なんとなく海外に行っておこう」程度の気持ちで学んでいました。
そんな気持ちでしたから、成績も常にギリギリで留年と戦っていました。入学時点で成績優秀者として6年間の授業料が全額無償になる奨学金を受給することが決まり、驕っていたのかもしれませ
メンターの話#3 【嫌なやつ?】
僕は、しばしば「嫌なやつ」とか「怖い」と言われます。
実際にメンターをやっていて、みなさんと関わっている中で、同じような印象をもたれることもあるのかなあと思います。
嫌なやつとしての自覚はなんとなくあって、
それは「詰められていると感じられるから」だと知っています。
もちろんいつもではありませんが、時にそういう場面はあると思います。
サポートで担当させてもらう受講生ではない方々と関わる機会には
メンターの話#2 【良い依存症?】
僕は、どきどき依存症です。
先日親友に「どきどき中毒(ドキ中)」および「どきどき依存症」と診断されました。(ジョーク)
今回は、この「ドキ中」と「どきどき依存症」についてお話ししたいと思います。
※どきをドキと書きすぎて気持ち悪くなったので、混ぜて書いています。特に意味はありません。
まず、そもそも「中毒」と「依存症」の意味の違いから説明する必要がありますね。
「中毒」というのは、多量の何か