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読書記録_英米法総論
気がつけば、前回、noteに書いてから早、半年近く経ってしまっていました。
1 スタンダード法人税法第2版を読んで 「スタンダード法人税法」を通読しようと読んでいて、「パラツィーナ事件」のことが書かれており、そういえば、昔のブログで映画フィルム事件として、「もうかったのは誰?」というようなタイトルで、エクセルで関係図を作って記事に書いていたなと思い出し、ググってみたところ、久しぶりに自分の200
ソフトクリームとあんこ
ソフトクリームも好きだし、あんこも好きだし、ただ、この二つが出会うことはクリームあんみつのときくらい。
支部にて。遺留分減殺請求の調停。終わってから、依頼者の方と喫茶店で改めて親族の縦の関係、横の関係をお聞きして、やはり前のめり。
ファミリーヒストリー。
聞きながら、気分は、ミスマープル。
なぜ今こんなことになっているのか、過去を遡って思いを巡らせる。それぞれの立場に立ってみる。
お金の
多種大量に読んで、様々な職種の人と話をするから、分かる差分
1 違う世界に出て、違う人々と一緒に仕事をするということ2010年から2014年まで、国税不服審判所で国税審判官として勤務させてもらいました。そこでの4年間の経験は、いまだに、本当に得難いものであったと感謝しています。
弁護士業だけをしていたそれまでの10年間とは異なり、法律文書として書かれた、いろいろなバックグランドの人が書いた書面を読み、また、自身が書いた書面、文書についても、法律家以外の人
私宅監置の報道ー記録の意味についてー
1 刻みつけることの意味たまたま、朝日新聞のデジタル版で目にした記事。私宅監置というものについて。
「窓ない小屋に13年、精神障害者『合法』で閉じ込められ」という記事。
沖縄在住のテレビディレクター原義和さんが、記録を続けているという。
当事者にすれば悲惨な歴史だし、それはつまりこの国の歴史でもあるわけだけれども、そうしたことを記録に残すことの意義がふと胸に迫りました。
思い出したのは、キ
口頭意見陳述ー国税不服審判所ー
1
国税不服審査の手続きの一環として、口頭意見陳述なるものを行いました。初めてです。
国税通則法95条の2に基づくものです。
2
自身が平成22年から平成26年まで国税不服審判所に勤務していた際にもあった手続きだったかとは思いますが、文字通り、請求人が意見を述べて、はい終わりという手続だったように思います。私自身は審判官として実施したこともなく。
異議申立て手続で実施されていた記録を見
美しいもの、美味しいもの
北区西天満の翁の牡蠣そばです。目の前に出された瞬間、目にした瞬間に、はっと息をのむ美しさを感じます。
翻って。
汚いものとは。
目にした瞬間に目を背けたくなるもの、耳にした瞬間に思わず顔が歪むような言葉、口にした瞬間、吐き出したくなるような食べ物。
何をもって美しいと目を奪われ、何をもって汚いと目を背けたくなるのか。
考えると。それは、それらを目にする人、耳にする人、口にする人に対する心