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美しいもの、美味しいもの

北区西天満の翁の牡蠣そばです。目の前に出された瞬間、目にした瞬間に、はっと息をのむ美しさを感じます。

翻って。

汚いものとは。

目にした瞬間に目を背けたくなるもの、耳にした瞬間に思わず顔が歪むような言葉、口にした瞬間、吐き出したくなるような食べ物。

何をもって美しいと目を奪われ、何をもって汚いと目を背けたくなるのか。

考えると。それは、それらを目にする人、耳にする人、口にする人に対する心遣いの有無ではないかと考えます。丁寧さと粗雑さ。作り出すものに対する、受け手のことを想定して、喜んでもらおう、楽しんでもらおうという気持ちの有無、そのことによる行動が結果として、その人が作り出す料理、言葉、態度に現れるのかと思います。

自分勝手、独りよがり、唯我独尊。

美味しい食べ物、料理を作り出すかのように、言葉を選べるようになりたいと思います。


現在、kindleで読んでいる本です。

毎年毎年、多くの方と新しく出会い、素晴らしい出会いを経験すると、生きているって楽しいと思います。しかしやはりどうしても、そういう出会いばかりではなく。

その後、敢えて距離を置く出会いもあります。そのような出会いにはこちらもがっかりするのですが、ここ数ヶ月、そのような出会いが立て続けにありました。

この本でいう「テイカー」の人々を最初にどのように見抜くか。自分も、いい人に思われようとしないこと、敢えていい人に思われないようにするという努力、防御も大事だと痛感する日々です。

いい人に思われようとして、自分の時間と能力、費用を犠牲にすることなく。テイカーの餌食となります。