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『どこの不審者だおまえ!』に読む、有川ひろの行動力
敬愛している小説家、有川ひろのエッセイ集中の一篇、『どこの不審者だおまえ!』。タイトルの訴求力はもちろんのこと、情感たっぷりの語りに引き込まれる。このエッセイには彼女の小説家としてのバイタリティ、私も見習わなければ!と思わせるエネルギッシュさがある。
これは有川ひろが執筆のために陸上自衛隊へ取材の電話をした際、まさに「どこの不審者だおまえ!」と言われんばかりの名乗りをしてしまったというエピソ
通信制大学1年生。文芸を学問として学ぶこと
私はいま、京都芸術大学通信教育学部(通称KUA通信)の文芸コースに所属している1年生だ。いろいろあって年齢は20歳。そのいろいろはまた別の機会に書くとして、今日はこの大学に入って文芸を学ぼうと思った初心に帰ってみようと思う。
突然ですが、私は好きなことが義務になってしまうと好きではいられなくなるタイプです。たとえば高校生のころは、勉強がいくら好きでも、学校から課せられると途端に嫌になってしまうと