記事一覧
悲しくもありのままなら許される
忙しい時代の忙しい人々は、忙しいのに忙しい周りまで気を使い、忙しくも問題解決と称して忙しい他人や忙しい世間を責めている。
御多分に洩れず私もそう、この集団ヒステリーに終わりはないのだろう。
人間はとても賢いからこそ自然の一部ということを忘れてしまったし、目を向けないようにすることこそ私たちが作り上げた社会の役目なのかも知れない。
そんなものは存在しない空想みたいなものなのに、それを信じて自ら
宮益坂を登ってゆこう
「お菓子を食べながらできる仕事をしてる」
そんな話を友人の彼女、ぽっぽちゃんから聞きつけて、そんなんやるしかないっしょ!とその場にいた全員で応募したのでした。
向かった先は青学の近く、面接官はロボコップみたいな男だった。
狭い部屋で一緒に面接した先輩のヒデくんと三人で好きな音楽の話をしていて「メタルにはそんなに明るくないので」と答えたら、ロボコップは「メタルは暗いよねー」ということで採用が決
女は丸刈りにして犯し、男は野に放ち狩る
日本に差別なんてありませんよ、島国で統一民族なのですから笑という人は多いと思います。
ゆとり世代の私も差別とか過去のものだと思っていたし、それについてしっかり考えるのには時間がかかった。
その時が来たのはオーストラリアにワーホリでヒャッホーしに行った時。
私は日本人の女の子と海に向かうため電車に乗っていました。
それを見て楽しそうでムカついたのか、白人のジジイが「外国語で話すならてめえの国
すべては正義の名の下に
乱世きたる!と皆さん総じて思う中、戦う人々が増えている。
別に腐すつもりも、元気があってよろしいとも思わない。
ちょっとだけ休んでいきなよ、というつもりでこの文字は打ち込まれている。
さて、そんな生きとし生ける動物の皆さんは闘争・逃走反応というもの知ってるでしょうか?
危機的状況での反応で、逃げるか戦うか瞬時に決定するためにアドレナリンとコルチゾールというホルモンを分泌する。
すると身体
ヘソを曲げた老婆の行末
その昔ヨガニケタンアシュラムという道場で修行していたことがある。
インドのリシケシというヨガの聖地であり、かのビートルズもやってきてマゲてた場所である。
私が行った時には日本人がたくさんいた。
カズと名乗ったハゲたおっちゃんと、若くて天然なナツキちゃん、チュウさんとヒロポン夫婦、そして今回の主役であるヤスコさんだ。
彼女との交流はその年に新札のルピーが発行された大事件がキッカケになる。
エブリシングジャストエグジスト
朝メシにスムージーを作って、妻のご機嫌を伺うとバリ元気なのでキノコ狩りに行こうということに。
バスを降りたら教会があって、そこにある電話ボックスがまた不思議なことになっていたので紹介しよう。
なんでAEDみたいな電気バチバチするやつがあるのかたずねると、老人が多いからというシンプルで明快な答えが帰ってくる。
そして娯楽といえばミステリー小説、田舎はどこでもこんな感じなのだ。
そこから5分く
希望こそが未来への鍵である
ベトナムはハノイのVincom Center for Contemporary Art (VCCA)はモールの奥にある広いスペースでとてもイケてる空間でした。
それでもなんだか寂しく思えたのは空っぽにしか見えなかったからです。
モールの半分はデカいマンションになっているけど半分も人は住んでいないし、モールの中もショップは見たことがある店ばかり。
きっと世界中がショッピングモールになって、同じ
「それは私のヴァギナです」
セックスエデュケーションというNetflixのドラマを見返している。
その中でとても感動したのがタイトルのセリフである。
この物語は学園モノで、第5話の内容はおまんこ画像が流出するところから始まる。
色々あって一件落着するけど、最後の全校朝礼みたいので校長がこう切り出すのだ。
「今日は皆さんに大事なお話があります、それはエロ画像が全校で出回っていてこれは由々しき問題です。今後もこの問題に注
切ない気持ちのゴミ捨て場
フミヤが暮らしてる自分で借りたのか誰かに借りさせたのか謎のアパートがあった。
3階の端っこのその部屋は常に換気扇がついていて、土足で上がるタイプの手狭なワンルーム。
ゴミがそこらに散らかっていて、布団の上にあぐらをかいて座ると、火をつけたジョイントを回してくれる。
灰皿は吸殻が詰まったペットボトルへ、またはスープの残ったカップ麺の容器を使用する。
iPhoneでお気に入りの日本語ヒップホッ
シュミラントは遊牧民の夢を見るのか?
私の妻が格安1日保険に入ると映画が安くなるというハックを編み出したので映画館に行ってみた。
現在劇場公開しているモノの中で一番良さそうなクリエイターを見ることに。
以下ネタバレや妄想、個人の感想をふんだんに盛り込んだものになります、日本での劇場公開はもうすぐのようですね。
水筒にケミカル紫ジュースを仕込んで、予約した座席より後ろの席に勝手に座る。
するとここが私の席ですと老夫婦が来たけど、
思い出の味は世界を巡る
私がまだ小さかった時、とてもポジティブな記憶のひとつに父と行った科学博物館がある。
上野に向かう電車に乗る前からワクワクし、実家の団地から駅までの道のりを早歩きで駆け抜けたものだ。
恐竜好きな私は化石のデカさにうっとりし、タカアシガニをみて怖くなって泣いたり、振り子のスムーズな動きに感動したりもした。
そしていつもカツカレーを食べて帰るのだ。
そのせいか駄菓子屋に行けば少し高くてもビッグカ