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囲炉裏と場づくりと、わたし。− 1 −

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4月から、鹿児島を拠点に囲炉裏(いろり)行脚旅の準備を始めます。火を囲む温かな場づくりを全国各地を舞台にしていきたいと思っています。よろしくお願いします!!
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37人もの方々に支えてもらった、12日間のこと。

37人もの方々に支えてもらった、12日間のこと。

茨城から約1500km、12日間の旅。

茨城 → 松本 → 高山 → 白川村 → 名古屋 → 滋賀 →

→ 大阪 → 広島 → 岡山 → 熊本 → 鹿児島

たくさんのご支援をいただいて、鹿児島にたどり着くことができました!

− たくさんの支援に支えられた旅 −

鹿児島までの道中は、とっても充実したものだった。

旅を支えてくれたのは、たくさんのご支援。

・直接のご支援      32,

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囲炉裏がもたらすかもしれない、小さな小さなきっかけ。

囲炉裏がもたらすかもしれない、小さな小さなきっかけ。

ヒッチハイクをしていて、ある運転手に出会う。

その方は、息子さんとのことを話してくれた。

『囲炉裏という場がすれ違う親子関係に

 小さな “ きっかけ ” をもたらすかもしれない!』

ぼくは、そう思った。

− 親子の間にできた埋まらない溝 −
運転手さんには息子がいるけど、

ある時から親子の間に溝ができてしまい

しばらく顔を見ないことがあったそう。

「だんだんと元に戻せなくなってい

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囲炉裏は、場と人とともに生きてきた。

囲炉裏は、場と人とともに生きてきた。

高山駅からバスに乗り、約50分。

白川村に到着した。

『白川郷・五箇山の合掌造り集落』として

約20年前に世界遺産として認定された地。

− 凝縮された知恵と工夫 −ぼくが訪れたときは前日の雨はあがって、青空が見えた。

この時期は、観光客はそんなに多くない。

さっそく合掌造りの家の中を見せてもらうと

存在感のある大きな囲炉裏が目に入る。

10人くらいで囲めそうなくらい大きい。

囲炉

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気張らず、力まず、ほっと一息。

気張らず、力まず、ほっと一息。

少しだけ寄り道を♪

− 飛騨古川へ −

この地は、映画『君の名は。』の大ヒットでも注目を浴びた。

一方で、飛騨古川地域には伝統的な建物や景観が残されている。

古い建物によく見るような窓に描かれた模様が、ぼくは好き。

可愛らしく、繊細な模様がたくさんある。

- 街並みが映画のモデルに。 -

街中をふらふらとしていると、物産館があった。

地元のお母さんの世間話や方言が飛び交うような温

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ピンチの時にこそ、進歩を実感出来る。

ピンチの時にこそ、進歩を実感出来る。

カンデラゲストハウスを出て、二日目始動。

− 今日は、高山へ!−

距離的にはそんな離れてないので、

ヒッチで高山へ Go !!

こう見えて、ヒッチハイクの論文を書いてるんです、ぼく(笑)

学者から見たら研究と言うには未熟なものだけど、

大学生の時は必死になって卒業論文書きました!

『ヒッチハイカーの事故拡大に関する研究
 〜ヒッチハイカーと運転手の関係に着目して〜』

とはいえ、久し

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鹿児島へ向けて、旅がスタート!!

鹿児島へ向けて、旅がスタート!!

行脚旅の準備拠点となる鹿児島に向けて、本日出発しました!

壮行会で寄せ書きをいただいた手ぬぐいをお供に♪

− はじめての電車旅 −

1日目は、ご支援いただいたお金を元に “青春18きっぷ” を購入。

実家のある茨城県から在来線を乗り継いで、長野県まで来ました!

電車旅は今回が初めてだったけど、意外と好きかも(笑)

○会社や学校からの帰り道に利用している人

○買い物をした後の帰り道に利

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新たな始まりの、はじまり。

新たな始まりの、はじまり。

囲炉裏行脚の旅に向けて、4月からは鹿児島で準備を開始。

関東を発つ日が着々と近づいてくる。

「ちゃんやまの壮行会開きたいんだけど!!」

友人のその一言から始まり、
前職の上司や大学時代の友人、母親など
30人以上の方々が駆けつけてくれた。

はじめは初対面でよそよそしかった参加者同士も

運営メンバー企画の様々なレクリエーションを行ううちに

だんだんと距離が縮まっていった。

出会うはずの

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都心から行ける囲炉裏空間といえば、ここ!

都心から行ける囲炉裏空間といえば、ここ!

「囲炉裏って、山奥の古い民家にしかない」とか思ってない?

都心から行ける場所にある囲炉裏をピックアップしてみました!

①鎌倉ゲストハウス

まずは、湘南エリアから1軒。
根強いファンも多い、鎌倉初の古民家ゲストハウス!

玄関から入ると、居間には大きな囲炉裏がある。

もともとは料亭で使われていたものだそう。

サイズが大きく、かなりの人数で囲めそうだ。

僕が宿泊した時は、別々に泊まりに来た

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囲炉裏にできることは、こんなにもある。

囲炉裏にできることは、こんなにもある。

囲炉裏といえば、どんな使い方を思い浮かべますか?

①焼く

囲炉裏といえば、串に刺した魚を焼く光景が印象的!

遠火でじっくりと火を通すことで

その身は柔らかく、ふっくらと焼けて、

グリルで焼く焼き魚とはまた一味違う♪

もちろん、フライパンなどの調理器具を使うこともできるし、

網を敷けばお餅やおにぎりを焼くこともできる。

②煮る

囲炉裏の中央に、棒のような道具が天井からぶら下がってい

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囲炉裏で焼いたら、〇〇を克服できた ?!

囲炉裏で焼いたら、〇〇を克服できた ?!

いつものように、何人かで囲炉裏を囲んでいた時のこと。

この時は、コンビニで買ってきたおつまみ系の食材を

串に刺したり網にのせて焼いたりしてた。

ちくわとか笹かまとか。

串に刺して焼いていくと、表面の色が少しずつ変わっていく♪

自分たちの手で焼くのも楽しいし、食べても美味しい♪

中でも、一番人気があったのは「ししゃも」!

ふっくらと焼けた身と卵

カリッと焼けた表面の皮

ガブッと一口

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囲炉裏(いろり)にあって、ガスコンロにないもの。

囲炉裏(いろり)にあって、ガスコンロにないもの。

人が生きていくうえで、「火」はなくてはならない存在。

囲炉裏の歴史を追っていくと、その原型は縄文時代にまでさかのぼる。


そんな昔の人たちも囲炉裏の原型なるものに火をくべて
毎日その火を囲んでご飯を作ってたんだ。

やがて、時代は流れた。


いまは、ガス(IH)コンロの時代。


コンロは、スイッチ一つで火が点いたり消えたりする。

食卓に火は無く、なるべく子供は火に近寄らせないように

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そうだ。囲炉裏行脚をしよう。

そうだ。囲炉裏行脚をしよう。

思い立ったのは、ほんの一週間くらい前のこと。

いま住んでいる古民家には、囲炉裏(いろり)がある。

囲炉裏に集まる人やそこで交わされるコニュニケーションは
とても温かく、賑やかで、安心感に満ちたものだった。

「普段はテレビを見ながらご飯食べてるから、
 こうして誰かの顔を見ながらご飯を食べてるとホッとするね。」

「日頃周りに話せないようなことも、なぜかぽろっと話せるんだよね。
 こうやってみ

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