マガジンのカバー画像

★note名作記事

145
作り手と読み手を繋ぐことを目的に、このマガジンでは、私が「素晴らしい!」と思った作品をサポートし、その後みなさんに紹介します。「質の高い作品を鑑賞したい!」「がんばっている作者を… もっと読む
運営しているクリエイター

#創作

「★note名作記事」で、作り手と読み手が繋がる場所を作ります!

「★note名作記事」で、作り手と読み手が繋がる場所を作ります!

こんにちは!山田星彦です。

まず、この「★note名作記事」をご覧くださり、ありがとうございます。この記事では、「★note名作記事」とはどのような活動なのか説明いたします。

いきさつ僕はnoteで、文章・絵・写真など、素晴らしい作品にたくさん出会ってきました。そして、そういう作品を届けようと、意欲を持って創作に打ち込む方にも、たくさん出会ってきました。

しかし、どうしてもSNSの中では、流

もっとみる

「★note名作記事」でも紹介した五十音小説家なべさんが、ついに「ん」を公開されました!
https://note.com/nabe3tanabe/n/n85aaf4953fb5?after_purchase=true
アイデア力と根気に脱帽。全編通して、創作への向き合い方がテーマになってるのも良い!

(紹介記事)
https://note.com/yamadahoshihiko/n/n99be12ba59ca?magazine_key=m31d00dc8f256

【短編小説】怪獣さん

【短編小説】怪獣さん

 怪獣さんは、ウチの地下にいる。
ーオレは大きな怪獣だぞ
 雑巾がけをしていたら、声が聞こえた。ロケットのように太くて、宇宙まで行ってしまいそうな声だった。
 彼の姿は見たことないけど、毎日話していたら、わかったことがある。
ーオレはオマエのピアノが大好きだぞ
 彼は私の弾くピアノが好きらしく、よく褒めてくれた。特に、「華麗なる大円舞曲」が気に入っている。
ーオレは東京をぶっこわせるぞ
 彼いわく

もっとみる

「★note名作記事」を再開します!今回から毎週のまとめ記事は無くし、そのつど紹介&感想記事を公開します。一つの作品に一つの記事となり、今まで以上に情熱爆発で紹介しますので、取り上げられた方は覚悟してください(笑)!また、これを見た方はぜひ紹介作品を鑑賞し、スキ等をお送り下さい!

木村りんごさんの[鹿しか知らない しずかな調べ]を紹介します!こちらは、鹿と桜を中心にした作品です。配置や構図などに、かなりこだわって撮影されたらしく、どれも絵のように美しい写真ばかりです。
https://note.com/yamadahoshihiko/m/m31d00dc8f256
こんな暖かい日も、すぐそこですね。

アスタリスク

アスタリスク

書店で蝶を買った。新しい本と一緒に。

茜色や菫色に彩られたその羽根は、光が当たるとキラキラと深く輝く。

それは紙で作られた蝶だった。
と言っても、ちゃんとパタパタ飛び回るし、花の蜜も吸う。
少し羽根が破れやすいことを除いては、普通の蝶と何ら変わりはない。

蝶は僕の栞であり、読書記録であり、コレクションだった。

蝶を買ってくるとまず、透明なビニール袋から丁寧に取り出して、光に透かしてじっくり

もっとみる

内野サトルさんの[プラネタリウムの建造者たち]を紹介します!もうこの作品に関しては、なんて説明していいか分かりません(おい!)。SFのようであり、ノンフィクションのようであり、童話のようであり…。でもとにかく面白い!
https://note.com/yamadahoshihiko/m/m31d00dc8f256
こちらからぜひ!

【短編小説】部屋と空き缶と君の遺体と

【短編小説】部屋と空き缶と君の遺体と

清原恭介は重たい身体を起こした。

くそ……昨日の記憶が全然無い……
頭が…………頭が……痛い………………

立ち上がると、無数の空き缶がゴロゴロと足にまとわりついてくる。
蹴飛ばしながら歩くと、今岡翔吾が床に転がっているのが見えた。
「おい、起きろよ。ここ、俺の家なんだけど」
そう言って首筋に手が触れた時、あまりの冷たさに背筋が凍りそうだった。

死んでいる…………?

首筋や手首で脈を探しても

もっとみる

先日、【★note名作記事】を始め、「人形」をテーマに小説やエッセイを紹介しました。これからも写真や絵など含め、幅広い分野から記事を紹介します。「作り手と読み手を繋ぐ場所」として、少しずつ交流も生まれています!ぜひ覗いてください!https://note.com/yamadahoshihiko/m/m31d00dc8f256