yakuzaisi ossan

薬剤師となってはや18年、 おなか(腸)って大切だなぁって思います。腸内環境がキレイな…

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薬剤師となってはや18年、 おなか(腸)って大切だなぁって思います。腸内環境がキレイな人は、健康診断でも問題なし、風邪ひかない。 メンタルもとっても強い方が多いと思います。 お薬も大事だけど、身体の芯から健康になるって大切ですね。

記事一覧

肛門が裂ける!?治ってもまた裂ける!永遠に続く排便時の激痛!便秘や下痢が引き起こす切れ痔の特徴

便秘や下痢は、切れ痔を引き起こします。 きれ痔(裂肛)は、肛門の出口付近の皮膚が切れた状態。 便秘による硬い便の通過 下痢便の強い勢いなどで、肛門の出口付近が切…

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今や常識!?ファスティングと腸活を組み合わせたハイブリッドダイエット

ファスティングとは、現代における断食の事です。一定期間の断食を行い健康増進、エイジングケアや美容を行うために幅広く行われています。断食を行うことで胃腸を休ませる…

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口臭で人に近づけない、体臭でエレベーターが不安。便秘をすると体臭や口臭がキツくなる。

便秘は、ただうんちが出ないだけではありません。 便秘の状態では、腸内で悪玉菌が増え始め腸内環境がドンドン悪化していきます。 悪玉菌が人間にとって有毒な毒ガスを吐…

やせホルモン GLP-1とは・・・

最近、美容業界で話題の『GLP-1』 食後に膵臓から分泌されるホルモンの一種。 その効果は、 ◎血糖を下げる(単独では、低血糖は起こらない) ◎体重を減らす ◎食欲を減…

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コレステロールを下げたいなら・・・

コレステロールを下げたいなら、便秘の改善は必須条件です。 コレステロールは、血液中で過剰になると 脳梗塞や心筋梗塞の原因となります。 一方で、血管をしなやかに保…

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薬剤師が驚愕!酢酸菌で腸内環境が激変

様々な腸活の中でも、今『酢酸菌』が注目されている。 酢酸菌(さくさんきん)は、乳酸菌や納豆菌と並ぶ発酵菌の1つ。酢酸菌の造り出す酢酸は、短鎖脂肪酸と呼ばれ腸内環…

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便秘は、痛風を加速させる

痛風発作の原因となる尿酸(プリン体)。 おしっこに捨てられるので、水分を多く取りましょうと言われます。 しかし、尿酸値のカギになっているのは、『うんち』です。 …

慢性便秘は3つの種類に分けられる

便秘は、慢性型と急性型に分けられます。 多くの人が悩むのは、慢性型の便秘です。 その慢性型の便秘は、下記の3種類に分けられます。 ○弛緩性便秘 ○けいれん性便秘…

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便秘薬でシミが増えていく!?

現在様々な便秘薬(下剤)が存在しています。 その中でも、安く簡単に手に入る便秘薬(下剤)成分の代表が センナ ダイオウ アロエ これらの成分は、大腸を刺激して排便…

頑張ってもやせない、デブ菌が腸内で暗躍

腸内環境は、大きくダイエットや美容に関わってくる。 影でこっそりと食べている場合を覗いて、頑張ってもやせない人は存在する。 その原因となるのが、腸内細菌の中の『…

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現役薬剤師が教える新型コロナウィルスワクチンに使える解熱鎮痛薬

新型コロナウィルスワクチンの接種が始まり、医療従事者から高齢者の方々への接種が行われているところです。 これから、働き世代や子どもへの接種が行われるわけですが、…

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肛門が裂ける!?治ってもまた裂ける!永遠に続く排便時の激痛!便秘や下痢が引き起こす切れ痔の特徴

肛門が裂ける!?治ってもまた裂ける!永遠に続く排便時の激痛!便秘や下痢が引き起こす切れ痔の特徴

便秘や下痢は、切れ痔を引き起こします。

きれ痔(裂肛)は、肛門の出口付近の皮膚が切れた状態。

便秘による硬い便の通過
下痢便の強い勢いなどで、肛門の出口付近が切れることで発生します。
また、肛門付近の皮膚の血流が悪くなり皮膚の柔軟性や強度が低下した時にも起こります。

肛門付近の皮膚は、肛門内側の粘膜と違い、痛みを感じる神経が通っているため、
強い痛みが伴います。

切れ痔の症状

切れ痔の主

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今や常識!?ファスティングと腸活を組み合わせたハイブリッドダイエット

今や常識!?ファスティングと腸活を組み合わせたハイブリッドダイエット

ファスティングとは、現代における断食の事です。一定期間の断食を行い健康増進、エイジングケアや美容を行うために幅広く行われています。断食を行うことで胃腸を休ませる事ができ、疲れた内蔵の回復やダイエット・美容などを効果的に行うことができるのです。

しかし、むやみに行うファスティングは健康を害する事もあるので気をつけなければいけいません。

現在主流となっている方法は、ファスティング時に酵素サプリメン

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口臭で人に近づけない、体臭でエレベーターが不安。便秘をすると体臭や口臭がキツくなる。

口臭で人に近づけない、体臭でエレベーターが不安。便秘をすると体臭や口臭がキツくなる。

便秘は、ただうんちが出ないだけではありません。
便秘の状態では、腸内で悪玉菌が増え始め腸内環境がドンドン悪化していきます。

悪玉菌が人間にとって有毒な毒ガスを吐き出す。

悪玉菌は、腸内で人間にとって有毒なガスを造り出します。
悪玉菌の造り出すガスは、
・インドール
・スカトール
・アンモニア
・硫化水素などです。

これらのガスは、人間の細胞を傷つけるだけでなく、
悪臭であり刺激性の臭いなので

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やせホルモン GLP-1とは・・・

やせホルモン GLP-1とは・・・

最近、美容業界で話題の『GLP-1』
食後に膵臓から分泌されるホルモンの一種。

その効果は、
◎血糖を下げる(単独では、低血糖は起こらない)
◎体重を減らす
◎食欲を減らす
◎胃から食べ物が速く落ちないようにする。(腹持ちが良くなる)

ダイエットの失敗原因である、
『食欲が抑えられない』
を改善する、ダイエットの為のホルモンと言っても過言ではありません。

このGLP-1の分泌を促進させるのが

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コレステロールを下げたいなら・・・

コレステロールを下げたいなら・・・

コレステロールを下げたいなら、便秘の改善は必須条件です。

コレステロールは、血液中で過剰になると
脳梗塞や心筋梗塞の原因となります。

一方で、血管をしなやかに保ち、女性ホルモンの材料にもなります。

多くても害になりますが、少なすぎてもホルモンバランスが崩れたり、細い血管がボロボロになったり
適度な量が必要な成分でもあります。

しかし、女性は更年期を過ぎると今まで女性ホルモンの製造に使われて

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薬剤師が驚愕!酢酸菌で腸内環境が激変

薬剤師が驚愕!酢酸菌で腸内環境が激変

様々な腸活の中でも、今『酢酸菌』が注目されている。

酢酸菌(さくさんきん)は、乳酸菌や納豆菌と並ぶ発酵菌の1つ。酢酸菌の造り出す酢酸は、短鎖脂肪酸と呼ばれ腸内環境を激変させる注目の物質となっている。

酢酸を含む短鎖脂肪酸には、腸内環境の維持や改善に大切な能力があります。

◎腸内の悪玉菌を抑え込む力
腸内には、身体に良い働きを行う善玉菌とその逆を行う悪玉菌がいます。
短鎖脂肪酸は、腸内を酸性に

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便秘は、痛風を加速させる

痛風発作の原因となる尿酸(プリン体)。
おしっこに捨てられるので、水分を多く取りましょうと言われます。

しかし、尿酸値のカギになっているのは、『うんち』です。

尿酸(プリン体)の多くは、うんちの中にも捨てられています。

正確には、うんちの中の胆汁酸の中に捨てられています。

便秘の状態では、うんちが長く大腸の中にいるため、うんちの中の胆汁酸が身体の中に吸収されてしまいます。

この時に、尿酸

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慢性便秘は3つの種類に分けられる

便秘は、慢性型と急性型に分けられます。

多くの人が悩むのは、慢性型の便秘です。

その慢性型の便秘は、下記の3種類に分けられます。

○弛緩性便秘

○けいれん性便秘

○直腸性便秘

弛緩性便秘とは・・・

大腸のうんちを送り出す力が弱いため、うんちの水分が吸収されて

うんちが固くなります。その結果便秘となり、便秘の大多数がこのタイプです。

けいれん性便秘とは・・・

大腸に痙攣が起きて、

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便秘薬でシミが増えていく!?

便秘薬でシミが増えていく!?

現在様々な便秘薬(下剤)が存在しています。

その中でも、安く簡単に手に入る便秘薬(下剤)成分の代表が

センナ
ダイオウ
アロエ

これらの成分は、大腸を刺激して排便を促す『大腸刺激性下剤』と呼ばれています。

長期連用で、大腸に色素沈着を引き起こし、

『大腸メラノーシス』と言う状態になります。

現時点の研究で『大腸メラノーシス』の状態は、『大腸がんなどのリスクの上昇には関係していない』と言

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頑張ってもやせない、デブ菌が腸内で暗躍

頑張ってもやせない、デブ菌が腸内で暗躍

腸内環境は、大きくダイエットや美容に関わってくる。

影でこっそりと食べている場合を覗いて、頑張ってもやせない人は存在する。

その原因となるのが、腸内細菌の中の『デブ菌』である。

『デブ菌』が暗躍している腸内環境では、とにかくやせない。

食べる量を減らしても、糖と油を片っ端から吸収しまくる。そして、脂肪の燃焼しにくい身体を作り上げるのである。

その『デブ菌』は、腸内細菌の中の悪玉菌と日和見

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現役薬剤師が教える新型コロナウィルスワクチンに使える解熱鎮痛薬

現役薬剤師が教える新型コロナウィルスワクチンに使える解熱鎮痛薬

新型コロナウィルスワクチンの接種が始まり、医療従事者から高齢者の方々への接種が行われているところです。

これから、働き世代や子どもへの接種が行われるわけですが、やはり心配なのは、ワクチン接種における『副反応』です。

一番多いのは、接種部位の痛みです。筋肉注射をするので、当然患部の筋肉が傷つき、筋肉痛が起きます。そして、ワクチンとしての炎症反応が起こるために痛みが増強されます。

自分も接種部位

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