見出し画像

薬剤師が驚愕!酢酸菌で腸内環境が激変

様々な腸活の中でも、今『酢酸菌』が注目されている。

酢酸菌(さくさんきん)は、乳酸菌や納豆菌と並ぶ発酵菌の1つ。酢酸菌の造り出す酢酸は、短鎖脂肪酸と呼ばれ腸内環境を激変させる注目の物質となっている。

酢酸を含む短鎖脂肪酸には、腸内環境の維持や改善に大切な能力があります。

◎腸内の悪玉菌を抑え込む力
腸内には、身体に良い働きを行う善玉菌とその逆を行う悪玉菌がいます。
短鎖脂肪酸は、腸内を酸性に保ち善玉菌の生育しやすい環境を造るとともに、悪玉菌を殺菌することができます。

◎病原体から身体を守る:腸管バリア機能アップ
人間の腸管を広げると、なんとテニスコート1面分の広さになります。食べ物から栄養素を効率的に吸収するために、表面積が大きい構造になっています。その腸管の表面は、日々食事から取り込まれた細菌やウィルス、抗生物質、毒素などにさらされています。
短鎖脂肪酸は、日々傷ついた腸管の表面の細胞の栄養素となり修復を行うため、腸管に炎症が起こらずに済んでいるのです。

   『じゃあ、短鎖脂肪酸を飲めばいいじゃない!』
薬剤師『はっきり言って、飲めません!』

食用酢を飲んだところで、酢酸はその5%程度。継続することで、胃腸に障害が起きてきます。
飲みやすい酢の飲料では、酢酸の濃度はもっと落ちます。

そこで、酢酸菌の出番

摂取することの難しい短鎖脂肪酸を、酢酸菌が腸内で造り出すのです。

そして、その酢酸菌が腸内で活発に短鎖脂肪酸を造り出すには、

酢酸菌のエサとなる『難消化性デキストリン』や『オリゴ糖』を一緒に摂取する必要があります。

酢酸を含む短鎖脂肪酸は、腸内環境の改善や維持だけでなく、ダイエットや過敏性腸症候群の改善作用も見いだされており、腸内で短鎖脂肪酸を増やしていく必要がありそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?