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今や常識!?ファスティングと腸活を組み合わせたハイブリッドダイエット

ファスティングとは、現代における断食の事です。一定期間の断食を行い健康増進、エイジングケアや美容を行うために幅広く行われています。断食を行うことで胃腸を休ませる事ができ、疲れた内蔵の回復やダイエット・美容などを効果的に行うことができるのです。

しかし、むやみに行うファスティングは健康を害する事もあるので気をつけなければいけいません。

現在主流となっている方法は、ファスティング時に酵素サプリメントを摂取することで、最低限のカロリーやビタミン、ミネラルを補充していく方法です。

 しかし、ファスティングを行っている間に、腸内細菌の数はドンドン減っていってしまうのです。腸内細菌が減少してしまうと、善玉菌が造り出す短鎖脂肪酸も減ってしまいます。
 短鎖脂肪酸には、脂肪を燃焼させ、さらに取り込みにくくする作用や、腸管の表面を修復したり、保護して病気から身体を守る作用があります。

 ファスティングを行う上では、今や腸活と酵素を一緒に使っていくことが常識となりつつあります。

ファスティングは、半日から1日で行う短期間のものと、3日以上続ける本格的なものに分かれます。
それぞれ、身体に起こる変化は異なります。

半日から1日で行う短期間ファスティングは、疲れている人にはオススメ。
胃腸が休まるため、今まで食べ物を消化するために使われていたエネルギーを、身体の修復や回復に使うことができます。食べ過ぎが続いた時や、寝ても疲れが抜けずむくみがあるような人に向いています。

3日以上のファスティングの効果は

デトックス(解毒)

私達が食べる食事の中には、有害ミネラル(水銀やカドミウム、鉛やアルミニウムなど)や抗生物質、酸化した脂など身体に害をなす毒素が含まれています。人間の身体は、それらの毒素を排出・分解しながら維持しています。
 ファスティングを行う事で、身体への毒素の流入を防ぎ排出に専念することができます。ファスティングのデトックス効果よりエネルギー産生が正常化されたり、免疫力が上がってきます。

ダイエット

ファスティングを行って3日目あたりから、糖質からのエネルギー産生から脂肪の燃焼に切り替わってきます。この時に、血液中にはケトン体が増えてきます。代謝を良くするためにも、ビタミンやミネラルをしっかり摂ることが大切です。

腸がキレイに

腸内に残っている、べたーっとした宿便が排出しやすくなります。腸内がスッキリキレイになることで、美肌効果、ダイエット効果が期待できます。ファスティング中には、一時的に腸内細菌の総量が減少します。合わせて腸活を行う事で腸内環境を善玉菌優位ですすめる事ができます。

腸内環境が善玉菌優位の状態だと、免疫機能が活性化します。さらに腸内でセロトニンが正常に産生されてくると、脳内のセロトニンも正常になり、メンタルケアにもつながるのです。

ファスティングをする為の豆知識

ファスティングには、3つのステップがあります。

準備期間
ファスティングを行う前日は、夕食は20時までに済ましましょう。和食を中心として、高タンパク高脂肪食は避けて7から8時間の睡眠時間をとるのが基本です。

ファスティング期間
ファスティングの期間中は、ビタミンやミネラルを補給するために酵素飲料を使う事が一般的。しかし、これだけだと腸内細菌も減ってしまうため、腸内細菌のケアを行うことが必要になります。

人間は毎日、汗や尿として約2.5㍑の水分を排出します。ファスティング期には、酵素飲料の他に約2㍑の水分を10回に分けて飲む事が大切です。2㍑が難しい場合は、1㍑でも構いません。ファスティング中の飲料水は、身体のサビを落とす『水素水』がオススメ。

ファスティン期間中の運動は、激しい運動は禁物。ヨガやストレッチなど全身の血流を促す運動が良いでしょう。

入浴は、約40℃のお湯にゆっくりと浸かることが大切です。また、しっかりと温まった後お風呂から出る時に、足首に1杯の冷水を掛けてから出ましょう。自律神経を整い易くなり睡眠が深くなります。

睡眠は、7から8時間はとるように心がけましょう。22時までに布団に入って静かに目を閉じて眠りに落ちるのを待ちましょう。眠れないからといって携帯を見ながら寝るのは禁物です。寝る前の携帯電話は、睡眠の質を落としせっかくのファスティングを台無しにしてしまいます。

回復期の初めての食事は、必ず重湯にします。
2回めの食事は、お粥や具なしのお味噌汁にして、胃腸の負荷を減らすとともに腸内環境を善玉菌優位の環境に作り上げます。

ここで焦って高タンパク高脂肪食を摂ってしまうと、腸内細菌は悪玉菌優位の環境になってしまい、
最悪の場合、ファスティング前より体調を崩してしまうこともあります。

ファスティングに使う酵素飲料の条件とは・・・

酵素は、60℃以上の加熱で壊れてしまうため、非加熱であることが大切です。
酵素だけでなく乳酸菌なども一緒にとれるものがオススメです。

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