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金メダリスト北口榛花選手の「もぐもぐタイム」に学ぶ!猫背解消と姿勢改善のための新アプローチ「もぐもぐタイム」

パリオリンピックで、女子やり投げの北口榛花選手が、日本女子トラック&フィールド種目で初の金メダルを獲得しました。彼女の圧倒的なパフォーマンスはもちろん、特に注目を集めたのが試合中の「もぐもぐタイム」でした。

やり投げ 金メダリスト 北口捧花選手 フィールド種目 日本人初金メダル獲得

試合中に寝そべりながらカステラを食べる姿は、一見リラックスのための行動に見えますが、実は北口選手が猫背を防ぎ、最適な姿勢を保つための重要なルーティンでした。このエピソードは、彼女がいかに細部にまでこだわり、カラダのメンテナンスを徹底して行っているかを示しています。

もぐもぐタイム

姿勢の良し悪しが競技成績や日常生活に大きく影響を与えることは、彼女の「もぐもぐタイム」が教えてくれる重要な教訓です。そして、この話題の「もぐもぐタイム」は、僕たちの猫背改善にも応用できる優れたアプローチなのです。


猫背が与える背骨への深刻な影響

猫背は単なる姿勢の問題と思われがちですが、実際にはカラダ全体に広範囲な悪影響を及ぼします。猫背の姿勢は、背骨の自然なカーブを崩し、以下のような問題を引き起こします。

1. 背骨の湾曲異常

背骨が過度に前に曲がることで、脊柱のバランスが崩れます。この異常な湾曲は、背骨全体に負荷をかけ、姿勢の悪化や腰痛、首の痛みを引き起こします。

2. 椎間板への過剰な圧力

猫背になると、背骨の前側に過剰な圧力がかかり、椎間板への負荷が均等でなくなります。これにより、椎間板が変性しやすくなり、椎間板ヘルニアを引き起こすリスクが高まります。

3. 内臓への悪影響

猫背は胸郭を圧迫し、肺や心臓、胃腸などの内臓機能に悪影響を及ぼします。これにより、呼吸が浅くなり、消化不良や循環不良が生じる可能性があります。

4. 慢性的な筋肉の緊張

猫背の姿勢は、背中の筋肉が常に緊張した状態を強いられるため、肩こりや首の痛み、頭痛などの原因となります。特に、僧帽筋や菱形筋が過度に引き伸ばされ、慢性的な筋肉痛を引き起こします。

5. 心理的な影響

猫背の姿勢は、心理的な面でも悪影響を与えます。前かがみの姿勢は、自信の低下やストレス、鬱状態を引き起こしやすくなります。姿勢の改善は、メンタルヘルスの向上にも寄与します。


姿勢改善と猫背解消へのアプローチ

こうした猫背による悪影響を防ぎ、健康を維持するためには、姿勢改善が重要です。姿勢を改善することで、カラダ全体のバランスが整い、筋肉や関節にかかる負担が軽減されます。そこで、北口榛花選手が実践していた「もぐもぐタイム」の姿勢を取り入れることで、猫背を改善する一助とすることができます。


「もぐもぐタイム」で猫背をリセット

「もぐもぐタイム」の姿勢は、背骨の自然なカーブを取り戻すために効果的です。この姿勢は、背骨を反らせることで胸椎の柔軟性を高め、筋肉のバランスを整える効果があります。また、正しい姿勢を意識することで、内臓への圧迫が軽減され、呼吸が深くなり、消化機能の改善にもつながります。

さらに、「もぐもぐタイム」の姿勢を日常生活に取り入れることで、デスクワークやスマートフォンの使用で凝り固まった背中や首をリセットすることができます。特に、うつ伏せになって上体を起こすことで、猫背によって引き起こされた前かがみの姿勢を改善し、背骨の柔軟性を保つことができます。


毎日1分!「もぐもぐタイム姿勢」を実践しよう!

実践方法:毎日1分の「もぐもぐタイム」

1. うつ伏せになり、肘を肩の真下に置いて上体を軽く起こします。
2. お腹を床につけたまま、胸を開いて前を向きます。この時、首の前面がしっかりと伸びるように意識します。
3. 何か軽い食べ物をゆっくりと噛み、飲み込みます。この動作は、首や喉、舌の筋肉を鍛える効果もあります。


この姿勢を1日に1分でも実践することで、猫背の改善に向けた第一歩を踏み出すことができます。


ポイントは、北口選手がしているように、リラックスしながら行うことです。
上半身をしっかり引き上げよう!、しっかり伸ばそうという意識は、この「もぐもぐタイム」姿勢の時は、忘れて下さい。リラックスしながら行うことで効果が出ます。


腰に張りや痛みを感じる場合

「もぐもぐタイム」の姿勢を行い、腰の張りや痛みを感じる場合は、無理せずやめて下さい。
原因として考えられるのは、「もぐもぐ姿勢」を行うとき、お腹をしっかり床につけていないことが考えられます。みぞおちより上を軽く持ち上げるように再調整し、無理のない範囲で行ってください。
もう一つ原因として考えられるのは、長年の猫背によって、背中、腰部、臀部の筋肉の凝り固まりです。テニスボールなどで、セルフマッサージを行ったり、背中、腰部を伸ばす別のストレッチを行ったりして、筋肉がほぐれてから、無理のない範囲で再挑戦してみて下さい。


金メダルおめでとうございます!心からお祝い申し上げます!

姿勢改善を習慣に

北口選手の「もぐもぐタイム」を日常に取り入れることで、猫背改善だけでなく、全身の健康を守る習慣を作りましょう。この簡単なエクササイズを続けることで、カラダ全体が楽になり、姿勢の変化を感じられるはずです。背骨は、健康なカラダを作る土台です。健康的な姿勢を手に入れ、SHP(Super High Performer=超健康体)を目指しましょう。



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BODY Change ブレスマスター 矢川 純 プロフィール

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