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読んだ本や雑誌たちのゆるく、ときに熱い?感想。
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オタクとしてみんなに回覧したい本『「好き」を言語化する技術』

オタクとしてみんなに回覧したい本『「好き」を言語化する技術』

数日後から出産に向けた入院を控えていて、ソワソワが止まらない今日この頃。そろそろ持っていく荷物の最終確認をしなきゃなーと思う中で、どの本を持っていこうか選定中なのですが。(ゆったり本を読んでる余裕なんてなかったりして)

第一候補にしていたのが、こちら。

文芸評論家・三宅香帆さんの『「好き」を言語化する技術 -推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない-』。

途中まで読んで、続き

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「はじめての短歌」で短歌は生きる希望をくれるのかもと思った

「はじめての短歌」で短歌は生きる希望をくれるのかもと思った

短歌に興味を持ち始めたのは、いつだろう。

いろいろ自分なりにルーツを辿ってみて思い出したのは、もう亡くなった父方の祖母のこと。短歌ではないけれど俳句の教室に通っていて、寝たきりになっても俳句だけは詠み続けていたなーと……

そういう血筋的なものもあるのかもしれませんが、明確に意識し始めたのはつい最近。

20代の恋愛迷走期を経て、30代の今こそ恋のモヤモヤを成仏できるようなコンテンツを発信してみ

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鳩サブレーファンから豊島屋ファンになりそう

鳩サブレーファンから豊島屋ファンになりそう

私は本を読むのがとにかく遅くて、気になって買った本も「積ん読」したままなかなか読み終えることができないのですが……

そんな私が最近読み終えた本がこちら。

編集・ライターの赤澤かおりさん中心に構成されている、豊島屋と鎌倉を愛する「豊島屋を愛する委員会」さんによるファンブックのようなもの。

豊島屋さんといえばなんといっても「鳩サブレー」ですが、こちらの本にはそれだけではない豊島屋さんの和菓子・洋

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『あの日、選ばれなかった君へ』で自分を振り返る-結婚編-

『あの日、選ばれなかった君へ』で自分を振り返る-結婚編-

部活、受験、就活など……人生には「選ばれる人」と「選ばれない人」が生まれるイベントがいくつもあって。

コピーライター&作詞家の阿部広太郎さんが、ご自身の「選ばれなかった」エピソードをもとに、その気持ちとどう向き合い一歩踏み出したか?を綴ったこちら。

阿部さんの過去を読むうちに不思議と溢れてきた、自分の過去の記憶たち。

忘れたフリをした過去たちと今こそ向き合って、言葉にしてみよう。そんな思いで

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『あの日、選ばれなかった君へ』で自分を振り返る-社外講座編-

『あの日、選ばれなかった君へ』で自分を振り返る-社外講座編-

部活、受験、就活など……人生には「選ばれる人」と「選ばれない人」が生まれるイベントがいくつもあって。

コピーライター&作詞家の阿部広太郎さんが、ご自身の「選ばれなかった」エピソードをもとに、その気持ちとどう向き合い一歩踏み出したか?を綴ったこちら。

阿部さんのお話を読んでるうちに、自分にも選ばれなかった経験がたくさんあることに気づいて。ずっと目を背けてきたけれど、あらためて向き合って書き残して

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『あの日、選ばれなかった君へ』で自分を振り返る-仕事編-

『あの日、選ばれなかった君へ』で自分を振り返る-仕事編-

部活、受験、就活など……人生には「選ばれる人」と「選ばれない人」が生まれるイベントがいくつもあって。

コピーライター&作詞家の阿部広太郎さんが、ご自身の「選ばれなかった」エピソードをもとに、その気持ちとどう向き合い一歩踏み出したか?を綴ったこちら。

阿部さんのお話を読んでるのに、不思議と蘇ってくる自分の過去の苦い思い出たち。
思い出すのは苦しいけれど、今なら言葉にできるかも。

そんな思いで始

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『あの日、選ばれなかった君へ』で自分を振り返る-就活編-

『あの日、選ばれなかった君へ』で自分を振り返る-就活編-

部活、受験、就活など……人生には「選ばれる人」と「選ばれない人」が生まれるイベントがいくつもあって。

コピーライター&作詞家の阿部広太郎さんが、ご自身の「選ばれなかった」エピソードをもとに、その気持ちとどう向き合い一歩踏み出したか?を綴ったこちら。

読んでるうちに、忘れたフリをした自分の過去がどんどん蘇ってきて……なんとか向き合って、言葉にしてみたいと思いました。

そこで始めたのが、本の目次

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『あの日、選ばれなかった君へ』で自分を振り返る-部活編-

『あの日、選ばれなかった君へ』で自分を振り返る-部活編-

部活、受験、就活など……人生には「選ばれる人」と「選ばれない人」が生まれるイベントがいくつもあって。

コピーライター&作詞家の阿部広太郎さんが、ご自身の「選ばれなかった」エピソードをもとに、その気持ちとどう向き合い一歩踏み出したか?を綴ったこちら。

せっかくなので、読んで終わりにしたくなくて。
本の目次に沿って自分の過去を振り返るワークを、一人で勝手に始めてみました。

1回目の学生編はこちら

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『あの日、選ばれなかった君へ』で自分を振り返る-受験編-

『あの日、選ばれなかった君へ』で自分を振り返る-受験編-

部活、受験、就活など……人生には「選ばれる人」と「選ばれない人」が生まれるイベントがいくつもあって。

コピーライター&作詞家の阿部広太郎さんが、ご自身の「選ばれなかった」エピソードをもとに、その気持ちとどう向き合い一歩踏み出したか?を綴る。

そんな本が先日、発売されました。

せっかくなので、ただ読んで終わりにしたくなくて。『あの日、選ばれなかった君へ』の目次に沿って自分の過去を振り返るワーク

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『あの日、選ばれなかった君へ』で自分を振り返る-学生編-

『あの日、選ばれなかった君へ』で自分を振り返る-学生編-

2020年。世の中的にも、自分的にも「これからどうしよう」「何かしなきゃ」とモヤモヤしてた頃。

勢いで飛び込んだのが、コピーライター&作詞家の阿部広太郎さんが主宰する連続講座「言葉の企画」でした。

全国にいる99名の同期たちと切磋琢磨しながら、いろんな課題を通して企画をし続けた半年間。私にとって大袈裟じゃなく、大きな転機になるものでした。

そんな阿部さんは数々の本を出されていて。「コピーライ

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忘れたフリをした過去を思い出した日

忘れたフリをした過去を思い出した日

今、読んでる本があって。本を読むのが遅いことで定評がある私が、昨日届いてもう半分ほど読み終えているのですが……

こちら。

コピーライター&作詞家の、阿部広太郎さんの本。部活、受験、就活など……人生には「選ばれる人」と「選ばれない人」が生まれるイベントがいくつもあって。

レギュラーに選ばれなかった。
志望校に入れなかった。
就活でお祈りメールをもらってしまった。

何かしらで選ばれなかった経験

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人たらしによるあたたかい繋がり「オウンドメディア進化論」

人たらしによるあたたかい繋がり「オウンドメディア進化論」

1月中旬の土曜日。初めて会社で異動希望を出して、その面接を受けることになって。
就活生以来の面接に、どんな準備をすればいいのだろう?と直前までソワソワしてました。

そんな面接直前のタイミングでたまたま目にしたのが、平山高敏さんのツイート。
「コーポレートコミュニケーション」という部署名を見て思わずハッとしました。なぜならこれから面接を受ける先が、同じ部署名だったから。

キリンのコーポレートコミ

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ブランディングに必要な思考回路は「良い感想」を持つことから。

ブランディングに必要な思考回路は「良い感想」を持つことから。

去年、会社の研修を受ける中であらためておもしろいなーと思ったのが「ブランディング」。

あらためてブランディングとは?について触れておくと…

会社の研修では、企業のブランディング戦略について触れつつも、「セルフブランディング」も大事だよね!ワンピースに出てくるキャラクターだって、みんなそれぞれの個性や強みがあって、それをうまく自分の価値としてアピールできてるよね!と言う話をされて。なるほどなーと

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本日は、お日柄もよく(原田マハ)

本日は、お日柄もよく(原田マハ)

「maiちゃんきっと、好きだと思うよ」

友人とカフェでおいしいケーキに舌鼓を打ちつつ色々話をしていたら、彼女がある本を勧めてくれて。

書くことや読むことが好きな彼女が勧めてくれるなら間違いない。
直感的にそう思い、気づけばその場でAmazonからポチってました。

数日後に届いた本が、こちら。

以下、あらすじ。

いやあ…読んでよかった。出会えてよかった。
本を読むスピードの遅さに定評がある

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