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CFOの仕事術:否定はしない、肯定で議論を進めていくことが価値がある

なぜ否定をしないのか

時間がないから。
否定をしたら議論が深まりません。
もちろんブレストをしているわけではないので
否定は時には必要ですが、
否定するには代案をだすのが礼儀です。

限られた中で効果的、効率的に議論を
進めていかなくてはいけないのに相手を否定していても
議論が進みません。

否定された案を積み上げていくより、
どうしたらできるのかを肯定して、
議論を建設的にしていくことが、
どれだけ事業進捗を良くするか、は言うまでもありません。

まずは相手の意見を聞いてみる

自分で言いたいことがあっても
まずは自分の話しは置いておきます。

相手の話を一方的に聞くことで
相手が話したいストレスを解放していきます。

話したいことで疑問であるとこは
メモしておいて、後で確認していきます。


このメモが議論を広げる鍵です。
どうして、そう考えたのか?
背景情報は何であるのか?
なぜ、その施策を実行したいのか?
など、気になる点はいくらでもでてきます。

議論をするメンバーが例えば、
ボードメンバークラスで企業価値を高めていきたいという
同じベクトルを見ているのであれば、
違う意見がでてきても、あくまでアプローチの違い、
ということに収斂されるはずです。


アプローチが違うだけで
相手の意見を否定する必要はありません。

企業価値を高めるには、
どちらの意見が良いのか、
ということは、
どちらの意見が早く企業価値を高められるのか、
どちらの意見が今の自社にあっているのか、
ということが大事になってくるはずだからです。


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