見出し画像

CFOの資本政策:バリュエーションを説明できる要素は合理的な説明かつ意欲的な設計できるのかが重要

バリュエーションがどういう理屈で
設定されるのかを理解すること

バリュエーションの算出では、
ARRでマルチプルで。。。
PSR、、、
PER、、、
という方法が様々あります。

上記以外にも
バリュエーション算出にはどういう説明ができるのか
を考えていかなくてはいけません。


ARRだけでしかバリュエーション設定ができないとなると
昨今の資金調達状況下では不利になってしまいます。
また、ARRだけに拘ってしまうと
戦略としての手札も自ずと限られたものしか持てない
という息苦しさもでてきてしまいます。

戦略からバリュエーション設定が
可能かをつきつめ、KPIと組み合わせる

スタートアップで財務諸表だけの数値で
資金調達を進めるのは、
企業側が想定するバリュエーションには難易度が高く
なってしまいます。


資金調達がうまくいくためには、
戦略として何のKPIを上げられるのかを設定し、
設定したKPIが売上にどれだけヒットするかを
つきつめていくことが、企業成長の近道になります。

バリュエーションが合理的であることを
説明できるか

バリュエーションはとりあえず設定すればいいものでありません。
背景情報を繋げて、提示できるものでなければなりません。

ARRとマルチプルでのバリュエーション算出は、
あくまで簡易計算と認識することも必要です。


いろいろな角度で自社のバリュエーションを
シュミレーションから始めてみるのが良いです。

シュミレーションを何パターンかしていくことで、
説明しなくてはいけない要素やバリュエーションが固まってきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?