見出し画像

CFOの資金調達:CFOの最優先事項は適正なバリエーションで資金調達ラウンドを組成すること、資料作成に終始することではない                     

CFOに求められることとして、
PitchDeck、事業計画、資本政策を担当します。

ただし、担当以上にCFOとしての
バリューを上げることが重要なのが、
資金調達ラウンドを推し進めるプロジェクトマネジメント
能力です。


プロジェクトマネージャーとなって、
どの投資家から、いくら調達を、いつまでに
するということ部分に注力しなくてはいけません。


PitchDeck、事業計画、資本政策が作成出来る上に、
プロジェクトマネジメント能力があることが大事なのです。


プロジェクトマネジメント能力は、
どこにでも当てはまるスキルとして確立されています。
あくまでファイナンスベースがないと、
投資家とのコミュニケーションできなくなるからです。


コミュニケーションとは、
もちろんデューデリジェンス(デューデリ、DD)ができることや
事業計画などの説明ができることにはなりますが、
デューデリの本来の目的は適切なバリエーションで
資金調達ラウンドを組成できること
です。



売上もそこそこに、ハイバリエーションが付く場合もあります。
バリエーションが高くつくと、事業が評価されていると考えて、
言われたままに資金調達を進めてしまう場合も多々あります。

そのバリエーションで本当に良いのか、
次回ラウンド以降のバリエーションが事業進捗を伴って、
形成できていくかをハンドリングできるのはCFOだけです。


ハンドリング=各種調整です。
投資家との投資条件を伴うコミュニケーション、
社内調整、
既存投資家、
このあたりを含めて調整できることで、
CFOとしてのバリューが飛躍的に上がることになります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?