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ベンチャーで評価されやすい人物の特徴10選

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はじめに

「ベンチャー」という言葉が一般的な名詞として定着して、「スタートアップ」という言葉も徐々に日常会話で使われるようになってきました😁

最近では、優秀な学生の皆さんが、大手企業で内定が出ているにもかかわらず、あえてベンチャー企業を選んで入ってくるという事例も多く出てきて、ベンチャーで働く私はとても嬉しく思っております。

就活生にかぎらず、転職活動中の皆様も、もしかしたら薄っすらと「ベンチャーも考えてみようかな」と思ってくださっているかもしれません。

しかし、ベンチャーには向き不向きがございまして、合わない人は本当に合いません😱
そこで今回は、ベンチャーで評価されやすい人物の特徴を10個挙げていこうと思います!
これらの特徴のいくつかを持っている人は、ベンチャーで活躍できる可能性がとても高いので、検討の余地ありだと思います😁

就職や転職の際の参考になれば幸いです。



1.社交性が高い人

まず挙げられる特徴として、社交性の高さが挙げられます。

肌感覚ですが、ベンチャー企業の半分はノリで出来ています

最近では、理系出身の経営者も増えてきたので、クールでスマートなベンチャーも増えてきているのですが、それでもまだまだ少数派です。
今でも多数派は、社交性が高いコミュ力おばけのような人たちです。
そもそもこんなリスクの高い領域を選んでいる人たちなので、それ相応の特異な点があるのですが、その一つがコミュ力という感じです。

そのため、ベンチャーでは、社交性が高い人間の方が良い評価をされやすいという傾向が強くあります。

そして、ここでいう社交性は、世間一般でいう「無難に誰とでも仲良くなれる人」というニュアンスよりは「圧倒的な行動力で周りを巻き込める人」というニュアンスです。
行動力を伴った社交性と言ってもいいかもしれません。
誰に対しても物怖じせず、明るく前向きな対話ができる人です。

こういう人は、ベンチャーであっという間に出世して、重要なポジションを獲得していくことが多いです。
経営陣からしても、行動力とコミュ力がずば抜けて高いことがわかっているので、安心して任せられるのです。

一方で、こういう人材は、大手では若干面倒くさがられる傾向があります。
大手企業は、組織がしっかりと統制され、ルール通りに円滑に回ることを重視していることが多いため、異常な行動力とか、周りを巻き込んで社内を変えていく変革者としての特徴などは、なかなか使い所がないのです。

そのため、上記のような特徴を有する人は、ベンチャーに行ったほうが良いと思います😁

よし!今日は10人以上の知らん人と話をするぞ!



2.過去の行動に一貫性がある人

次に、過去の行動(経歴)に一貫性がある人が好まれる傾向があると思います。

もしかしたらこれは大手企業でも同じかもしれないです。

例えば、数年置きに職種がコロコロ変わっている人や、ほとんど結果を出すことなく若くして5社も6社も転職している人などについては、行動に一貫性がなく、すぐに投げ出す人(逃げ出す人)という印象を持たれやすいです。

実際に、そういう人が組織の中で活躍できた事例をほとんど見たことがなく、案の定短期間でまた別の会社に行く、または社内で問題を起こして疎まれるということが多いです。

そのため、若いうちから自分の進むべき道をしっかりと決めて、その道を極めたほうが良いと思います。
転職市場では、上位層(ハイクラス層)とミドル層、ジュニア層という層があって、上位層は全体の数%程度です。
ミドル層が一番ボリュームがあって、経歴に一貫性が無い人達も大量にいます。

そういう人たちが転職市場で評価されることはあまりないので、若いうちからキャリア設計をしっかり意識しましょう!
なお、会社都合での転籍、出向、異動などは全く問題ないですし、副業で他の会社を手伝っていたなども全く問題ないです。

ちなみに、行動の一貫性に関連して、先ほどとは逆に、1社に10年以上勤め続けていた人というのは、ベンチャーでは若干警戒される傾向があります。
特に大手企業に10年以上いた人については、完全に大型組織の習慣が染み付いているはずなので、ベンチャーの変化に耐えられない傾向が強いと考えられるためです。

仮に30歳を基準にすると、8年ほどの社会人経験になるはずなので、2社ないしは3社くらいの経験と実績(結果)があった方が良いかもしれません。
その経験が一貫して同一の職種だった場合には、問題なく選考が進みやすいです。
例えば、ずっと経理・財務を経験してきて、徐々に難易度の高い会計処理・ファイナンスなどを担当してきたなどです。

経歴書でだいたいわかってしまう



3.凄いのに謙虚な人

ベンチャーには、凄い人が身近にゴロゴロと存在します。
組織が小さいので、凄い人が身近に感じられるのです。

そういう人たちは、自分の過去の業績や保有資格について、都度話したりはしないので、一見すると凄い人であるということに気づけません。

でも、一緒に仕事をすると、その優秀さに嫌でも気付かされますし、感動すらさせられます。

そういう素晴らしい人達は、決まって皆さん謙虚です。
おそらく、大半の人達が元々もっと大きな組織やグローバルな企業で活躍していた方々なので、上には上がいるということを実感として知っているのだろうと思います。

ベンチャーでなら余裕でドヤっても良いくらいの実績や知識を持っているのに、全くそれをひけらかそうとしません。

逆に、大した能力でもない人ほど、それを外部に発信して、認められようと必死になります。
この違いはとても大きなものです😰

凄いのに謙虚な人は、不言実行型なので、ほとんど何も言わずに課題を解決していきますし、目標を達成していきます。

そういう人ほどベンチャーでは高い評価を受けて、すぐに出世していきます。
ただ、こういう人はベンチャーに限らず、どこの組織でも重宝されると思います。

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4.変化耐性が高い人

ベンチャーで働く場合において、本人にとってとても重要な特徴はこれだと思います。

ベンチャーでは、毎週毎月のように変化が起こります
場合によっては、自分の部署自体が消滅したり、人員の半数以上が入れ替わったりします。
1年前と同じ顔ぶれで仕事をするということ自体が珍しいので、大抵は誰かが抜けて入れ替わっているか、大幅に増員されているかです。

大手企業ではなかなか起こらないことが、頻繁に起こりますし、大手企業ではなかなか見ないミスや失敗にも遭遇します。
そういう様々な変化や稚拙な部分に耐えられないと長続きしません。

そのため、ベンチャーの採用に慣れている人は、完全に整った大手企業のみの経験しかない人を警戒します
これは、御本人のためでもあります。

ベンチャーは本当に何も整っていないので、非常識が常識、イレギュラーがレギュラーという状態です。
整いきっている大手企業のみで働いてきた人にとって、それは耐え難い苦痛になることが多いのです。

もし大手からベンチャーに行こうと思っている場合は、幼稚園の先生になるような広い心で転職しないといけません。

この団子美味しいから食べてみろよ!



5.未来志向が強い人

ベンチャー企業で活躍する人の多くは、何らかの目標を持っていて、その目標に向かって日々努力している人が多いです。
そのため、基本的に未来志向型の人材で、将来のワクワクする方へ走っています。

そして、ベンチャーの経営者の多くは、将来の話をすることが好きです。
自分の将来ビジョンを楽しそうに語ります。
そういう未来の話を楽しく聞ける人こそベンチャーに向いていますし、CEOと一緒に未来を語れる人は、早く出世します。

できれば、自分の進もうとしている未来とある程度符合している会社を選ぶと良いです。
そうすると、自分のための努力が会社のための努力にもなり、一石二鳥です!

一番虚しいのは、自分のための努力が、会社で全く無価値というケースです。
これだと会社側から評価されることもないので、働いていても楽しくないと思います😱

将来の目標を決めたぞ!



6.向上心向学心が強い人

向上心や向学心が強い人も、ベンチャーでは好まれる傾向があります。
根っからの営業系ベンチャーでは、学ぶ人は超少数派なので浮いてしまう可能性がありますが、多くのITベンチャーは、勉学を重視する傾向があるので、好まれます😁

私自身も、向上心や向学心が強い人が大好きですし、面接をする側になったときはその部分を中心に見ます。
というのも、イケてるベンチャーであればあるほど、向上心と向学心が強くないと置いていかれるからです。
それは会社にとっても本人にとっても不幸なことなので、最初の段階で判断した方が双方にとって良いことだと思っています。

現に、自分で学ばないタイプの人は、早ければ1年以内に脱落していますし、数年働けたとしても出世等はしていません。
ベンチャーでは、常に変化が起こっていて、良いベンチャー企業であれば、それは成長と拡大が伴った変化になります
そのスピードに対応するためには、従業員一人ひとりが必死に勉強して、新しい知識や能力を獲得し続け、自分を成長させ続けないといけません。

それを自然な形でできる人じゃないと、ベンチャーで生き残るのは難しいかなと感じています。

毎日勉強するのが当たり前



7.論理的思考能力が高い人

最近では、論理的思考能力を重視する経営者も増えております。

これはどう判断するのかというと、面接時の受け答えで判断しているようです。
本来、論理的思考能力は、人間の内面(脳内)での活動なので、内面で評価しないといけないのですが、その評価方法が確立されていないので、実際には外部に表出された表現力で判断がなされます。
つまり、言い換えると、論理的思考能力とは、上手に喋る能力のことを指します😂

具体的には、以下のような点を総合評価していることが多いです。

・質問の理解力
・返答のスピード
・返答の論理構成
・話す内容の知識の広さや深さ
・本人の見解の論理性
・過去の学歴や経歴
・資格の有無など

これらの要素を総合的に判断して、論理的思考能力が高いか低いかを見ているという感じです。

質問を的確に理解して、答えてほしい内容を答えているか。
返答スピードが早いか。
返答の論理構成がわかりやすいか。
話す内容(分野)の知識が豊富で深いか。
本人の見解が論理的に破綻していないか。
過去の学歴や経歴でおかしな点はないか(あれば質問する)。
どのような専門的な資格を持っているか。

これらの情報を集めれば、その人の学力レベルや思考力の高低をある程度把握できます。
もちろん一番大事なのは、面接時の応答です。
どんなに素晴らしい学歴・経歴でも、話しているときの論理が破綻していたり、何を言っているかわからない場合は、論理的思考力が低いと判断されることが多いです。

なお、ここからは余談ですが、日頃見ていて思うのは、理系出身のコミュニケーション能力がやや低めの皆さんは転職で苦労している印象です。
判断する側が文系の人(9割くらいの確率で文系)だと、理系の人たちの本当の良さをわからないまま「論理的思考能力が低め」みたいな判断になるので若干もどかしい気持ちです。
私の視点で見ると、どこを見てるんだよ!ちゃんと見ろ!と言いたくなることがあります。

理系の人たちは、間違ったことを述べることを嫌う傾向がとても強いので、脳内で大量の情報を処理しているからこそ、話すまでに時間がかかるのです。
脳内で様々な場合分けをしているから、言葉が詰まるんですよね。
結論が出るまで焦らせずにゆっくり待てる経営者こそ、理系に理解がある人だと思っています。

むしろ、浅い思考で浅い回答を即答でしてくる人の方が私には気になります。
仕事を任せても大丈夫かな?と不安になります。

ん?どういうこと?



8.素直で努力家な人

経営者の方々に聞く話では、採用する際に「素直さ」を重視するという人が多くいます。
でも、この素直さって抽象度が高くて、どんな特徴なのかよくわからないですよね🤔

より深掘って聞いてみたところ、どうやら、言われたことを素直に受け取って、真摯に努力できる人のことを意味しているようです。
ここについては昔ながらの従順性と同義だと思っていいかなと思っています。

会社である以上、何らかの経営目標があって、その目標に向かって業務が進んでいきます。
そのため、指示した業務について、毎回反抗してきたり、そもそも従わなかったりする人がいると、業務が滞ることが多いため、素直に話を聞いて努力できる人がほしいということだろうと思います。

そりゃそうですねというな話ですね🙄

求職者側の視点からいうと、毎回反抗したくなるような会社や指示がおかしい会社に入らないようにしないといけません。
そのためにも、会社の事前調査はしっかり行いましょう!

企業調査は必ずやりましょう



9.ホスピタリティがある人

続いて、ホスピタリティ(奉仕精神)がある人も高い評価を受ける傾向があります。

ベンチャーには我が強い人が集まりやすく、多くの場合、変人の巣窟になっていきます😱
ベンチャーの経営者が、よく自分の会社を「動物園みたいなところ」と表現することがありますが、そういうことです。
個性と我が強いメンバーが多いため、癖しかないと言っても過言ではないです。

そういう人のみが生息する組織だと、十中八九対人関係のトラブルが起こって、組織が疲弊していきます。

でも、そこにホスピタリティ溢れる人材が数名いるだけで、不思議と円滑に回るんですよね🤔

癖が強い人達は、基本的に自分のやりたいことに集中する傾向が強いため、独善的だったり利己的だったりすることが多いです。
他人のために奉仕するという思考を持ち合わせていないことも多いので、組織人としては若干問題を抱えています。

でも、ホスピタリティある人たちが数人いると、そういう癖の強い人たちがやらない作業を進んでやってくれるので、組織が円滑に周ります。
結果的に、ホスピタリティの高い人に対する組織内での信頼が向上します。

それが数年続くと、経営陣からも高く評価され、重要な役職を任されたりします。

ホスピタリティの高い人たちを観察していると、彼ら・彼女らは、周りをよく見ているので、他の人がこの先どう動くかを予測できているのだろうと思います。
その予測に基づいて、先回りして様々な業務をやってくれているので、組織の潤滑油としての役割を担ってくれています。

非常に素晴らしい存在です。

経営者もそういう人たちの重要性に気づいていることが多いので、ホスピタリティがある人は採用されやすいです😁

ボランティア精神ともいう



10.ビジョンに強く共感している人

最後に、かなり重要な特徴として、ビジョンに強く共感している人が挙げられます。

これについては、企業側でも求職者側でも同じくらい重要なことで、これがないとそもそも採用してはいけないとすら思っています。

ベンチャー企業は何千社も存在しますが、その中で、本当に良いと思えるビジョンを掲げているベンチャーは数えられる程度しかないはずです。
それは、個人にそれぞれの価値観があるからです。

自分の価値観や信念、思想などと一致しているビジョンを掲げている会社を見つけることがまず大事で、それさえ見つかれば、根気強く応募するしかないです。
ベンチャーは時期によって全くニーズが異なるので、今の時点では見送りになったとしても、半年後だったら採用されるということがよくあります。
それに、自分の能力が上がったり、経験値が増すと、採用される可能性だって変わってきます。

共感できるビジョンを掲げて、本気でその実現に向かって努力しているような会社で働けたら、それはかなり幸せな人生だと思うので、ぜひ根気強く狙ってみてください😁

同じ目標を持った仲間と行くご飯はきっと美味しい




【特徴まとめ】

ということで、最後に特徴を再度まとめておきます!


1.社交性が高い人
2.過去の行動に一貫性がある人
3.凄いのに謙虚な人
4.変化耐性が高い人
5.未来志向が強い人
6.向上心向学心が強い人
7.論理的思考能力が高い人
8.素直で努力家な人
9.ホスピタリティがある人
10.ビジョンに強く共感している人


10個全てに該当する人はほぼ存在しないと思いますが、3~4つなら該当する人は多いと思います。
5つ以上該当するならベンチャーに向いている可能性がありますよ!

ぜひベンチャー転職をご検討ください。

そして、ベンチャーへの転職を検討する際には、とにかくたくさんの企業の求人要件を見て、それぞれの会社のビジョン・ミッション・バリューなどを調べましょう!
そのときに、ベンチャー企業の経営管理部門に特化した転職サイトであるSYNCA(シンカ)を使っていただけると嬉しいです😁


では、また書きます!



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【著者情報】

著者:瀧田 桜司(たきた はるかず)
役職:株式会社WARC 法務兼メディア編集長
専門:法学、経営学、心理学
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