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わかおの日記

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わかおが日々の出来事や思ったことを書き連ねる日記です。太宰治におれはなる!
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#日記

わかおの日記281

わかおの日記281

朝からカレー屋。前ドイさんにラーメン二郎の話をしたことがあったのだが、それで興味を持ってくれたらしく二郎について色々聞かれた。

「昼に食べたら夕飯はいらないくらいお腹いっぱいになりますよ」
「あんまり食べるのが遅いと、帰れと言われます」
「でも残したら残したで、怒られます」
「ホンマ!?」

ぼくはすっかりそれが当たり前になっていたので、ドイさんが新鮮に驚いているのが面白かった。冷静に考えたら飲

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わかおの日記280

わかおの日記280

出席確認に返事をして早々に教室を立ち去り、田村くんとサイゼリアで今度やろうとしているポッドキャストの打ち合わせや小説の相談などをした。おかげさまで捗った。

彼女と飯を食ったり踊ったりしているときとか、こういうときしか楽しくない。楽しくないときに楽しい顔をできないから、東京には入れてもらえないのだろう。

座りながら話していても気が滅入るので、サイゼリアを出て虎ノ門のもうやんカレーまで歩き、カレー

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わかおの日記279

わかおの日記279

風邪をひいた。季節の変わり目に風邪をひくのはありがちすぎてつまらない。それなら夏真っ盛りに風邪をひきたかった。

そのせいで、昨日今日と布団の上での生活を余儀なくされていたが、風邪の人間が享受できる娯楽といえば、せいぜいYouTubeの動画がいいとこで、それも長尺のものや内容がしっかりしているものは脳みそが疲れてしまうので見れず、1日8時間くらいショート動画を見る羽目になった。どうせ布団にいること

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わかおの日記275

わかおの日記275

昼過ぎ彼女が家に来て、チンしたファミマの冷凍まぜそばをかきこむと、すぐにリビングでズームの企業説明会を受けはじめた。

保険会社の説明会で、広報の人が「弊社では保険人(ほけんびと)という言葉を大事にしています」と熱弁していた。保険人(ほけんじん)と読んではいけないそうだ。社会人(しゃかいびと)、野球人(やきゅうびと)、巨人(きょびと)、芸能人(げいのうびと)……語呂が悪い。

終わって色々したあと

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わかおの日記274

わかおの日記274

朝からカレー屋。書いて思ったが、朝からバイトしてる日記が多すぎると思う。なぜかバイトがあった日に日記を書きたくなるのだ。多分ちょっと疲れてる日のほうが筆が走るんだと思う。その理屈でいくとバイトの日以外は寝てるだけだから、春休みは最悪だ。

平日にしては客の勢いがよく、みんな馬鹿の一つ覚えみたいにコーヒーを頼むので、溺れそうになったが持ち前のインテリジェンスで乗り越え、パプリカの切り物をした上にサラ

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わかおの日記273

わかおの日記273

昨日はカレー屋が大混雑して、その後も彼女とカラオケに行ったり飲酒など。阿波踊りこそ踊らなかったが、全てを使い果たしてから寝たので、ぐっすり眠れて寝起きがよかった。

朝起きて間もなく騒音トラブル(弟のこと)と母親が家を出たので、午前中は自室にこもりレコーディングをした。その間父親はリビングで韓国ドラマを見ていた。

レコーディングを終え、お腹が空いたので冷蔵庫にあるもので適当に焼きうどんを作って父

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わかおの日記272

わかおの日記272

絶対に太った。絶対というのは、絶対かどうか確定していない時に使う言葉で、本当に太ったのならただ一言、太った。と潔く言えばいいのだが、少しの自尊心がそれを許せない。体が抱えきれる肉の量を少しオーバーしていて、その部分が歩くたびに揺れる。

なんで太ったのかというと、運動をせずに食べ過ぎたからで、運動をせずに食べ過ぎたのは彼女の誕生日で長野の松本に行ったからだ。ドーミーインでの朝食に始まり、昼飯、カフ

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わかおの日記271

わかおの日記271

起きて家庭教師に行った。今日が受験本番前最後で、最後になんかいいこと言って爪痕を残そうとしたのだが、なんとなくぼーっとしながらタバコを吸いつつ歩いていたら家に着いてしまい、なにも考え付かなかった。

まあよく勉強したので受かったっていいはずだと思う。自分は何にもしていないけれど、師匠か何かにでもなったような気持ちになっている。ベストキッドみたいに「イエス•センセイ‼️」と返事をさせればよかったと今

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わかおの日記270

わかおの日記270

生活習慣が後ろ倒しになっていて、2時くらいにねて10時過ぎに目覚める暮らしをしていてよくない。

ジムに行った。胸筋のマシンの隣がジジババのダンスレッスン場で、今日は太極拳をやっていた。インストラクターの指示に合わせ、一斉に数十人の高齢者がおもむろにこっちを向くので、面白くて力が抜けそうになる。

彼女が友達とエアビをするというから、そこに顔を出した。彼女はぼくの友達と結構仲がいいので、その逆をし

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わかおの日記260

わかおの日記260

空きコマで課題をやらねばと思い、蒙古タンメンのカップラーメンとゆで卵とおにぎりをセブンで買ってまた大学に戻ると、冬場のエグザイルみたいな格好をした田村くんとすれ違って、そのまま流れで一緒にカップ麺を啜った。

こないだぼくが書いた小説の話をした。「演出上、主人公にはバック騎乗位でセックスさせる必要があったんだけど、書き方が悪かったのか、読んでもらった友達にはそれが伝わらなくて、騎乗位なのにどうして

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わかおの日記255

わかおの日記255

大学が始まってからというものの、日記を書くのが面倒で書いていなかったが、急に書く気が湧き起こったのでとりあえず近況報告でもしてみようと思う。

本当に金がない。夏休みの間旅行三昧でろくにバイトに入らなかったので当たり前といえば当たり前だがやはり金がないのはひもじいもので、ラーメンいっぱい食べるたびに「本当はこんなもの食べてはいけない身分なのに」という罪悪感に苛まれる。自分が食べていいのはせいぜい中

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わかおの日記253

わかおの日記253

ここ数日は抜け殻のようになっていて、毎日ラーメンを食べては寝て、その間常にうっすら何か作らなくてはいけないだとか、こんな暮らしをしていて将来どうなってしまうのだろうかとかいう不安に苛まれているというお前はいったいどうしたいんだという精神状態なのである。

今日もそんな感じで、昼に作ったカレーを食べて、スパイスを控えめにしたせいか少し物足りない味なのにがっかりした。昨日2時間もかけて作った鶏がらスー

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わかおの日記252

わかおの日記252

ここでは詳しく書けないのだが自分は2週間ほどインターンに行っていて、しかもそれが心身を削る激務であったゆえ、その反動で体はラーメンを求めてやまなかった。昨日家のそばで食べた微妙なつけ麺では満ち足りなかった欲望を補完するために、彼女と三鷹の名店「さくら井」に赴いた。

果たしてラーメンは期待を裏切らない味で、複雑な味わいの醤油は鶏ベースのスープに支えられており、時折主張してくる乾物の香りが複合的な旨

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わかおの日記251

わかおの日記251

阿波おどり界には踊る阿呆に見る阿呆…という有名な一節があるが、自分は目立ちたがりのくせに踊るのも億劫なので、三味線を引っさげ徳島へ向かった。

愛しい彼女や、諸々のやらねばならぬことを全て東京に置いて飛行機に乗り込み、1時間ほどぼーっとしていると高松空港に到着した。息つく間もなくリムジンバスに飛び乗り、高松駅から特急うずしおで徳島駅へ。電車はかなりの混雑で、自由席には座れない。背負った三味線に視線

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