畑のおんじ

年齢45歳 二児の父 会社員 趣味は小説を書くこと 仕事で畑作業もしています

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記事一覧

勝手に教育改革(大学版)

おじさんは心配しているのです。 日本の技術の進歩が遅いと。 日本は伝統と技術が両立したとっても良い国。 でも技術が廃れたら、日本は貧しくなるのです。 伝統だけでは食…

畑のおんじ
2時間前
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勝手に教育改革(高校版)

おじさんは自分の高校時代を思うのです。 ああ、不毛な時間だったと。 おじさんの高校は県で一番の進学校だった。 正直、授業についていけなかった。 難しい内容を難しく…

畑のおんじ
4時間前
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勝手に教育改革(中学校版)

おじさんは中学校はとっても大切だと思うのです。 身体も心もぐんぐん成長する。 そんな時期にどんな経験をするか。 それは大人が考えてあげられる重要なことだと思うので…

畑のおんじ
5時間前
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勝手に教育改革(小学校版)

おじさんが妄想する小学校教育 おじさんは体験重視派なのです。 成績表は廃止です。 その代わり、自分のポテンシャルを教えてもらいます。 そして幅広く社会を知り、なんと…

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勝手に教育改革全体図

おじさんが妄想する教育改革 わかりやすく図にしてみたのです。 要点はこんな感じ 小中学校では自分のポテンシャルを知り、社会を知り、明確な将来像を描くこと。 高校…

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勝手に選挙改革(47歳おじさん編)

おじさんは思うのです。 政治がごちゃごちゃしていると。 だから勝手に選挙改革案を妄想してみました。 国民皆が生き生きと生活できる日を夢見て。 選挙制度の問題点おじ…

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勝手に教育改革(47歳おじさん版)

47歳おじさんは勝手に教育について考えている。 愛する日本国の子供たちが明るい将来を送る姿を妄想しながら。 現代教育の問題点子供の学習意欲の低下 いじめ 不登校 …

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脚むず先駆者の20年⑨

大家さんを巻き込み、大家さんのお父さんも巻き込み、アパートの共用部も巻き込んだことで「見えない虫」掃討作戦はすでに来るところまで来てしまった様相だ。 アパート1…

脚むず先駆者の20年⑧

もうこの部屋にお前たちの住むところなってないぞ。 いったいどこから来るんだよ。 もしかしてとんでもない増殖力でもあるのか? 一匹入ってきたら瞬時に増えるのか? 「…

脚むず先駆者の20年⑦

引っ越すことすらできず、「見えない虫」から逃れる術が見つからなくなったわたしは、いよいよ他人を巻き込むことになった。 アパートの大家さんは1階で喫茶店を経営して…

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脚むず先駆者の20年⑥

最終手段の燻煙式殺虫剤でも「見えない虫」には効果がない。 こうなると、もうなりふり構ってはいられない。 こちらのストレスも相当なインフレ状態。 そしてとうとう禁…

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脚むず先駆者の20年⑤

最後の手段だった燻煙式殺虫剤も宿敵「見えない虫」には効果がなかった。 わたしの努力をあざ笑うかのように毎晩布団の中で這い回り飛び跳ねる。 そしていつの間にか日中…

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脚むず先駆者の20年④

害虫への特効兵器○○アースさえすらあざ笑う「見えない虫」 そんな奴らとの孤独な戦いは熾烈さを増す。 布団を干しても駄目。 畳に薬を注入しても駄目。 こうなったら最…

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脚むず先駆者の20年③

布団に潜み、体中に纏わりついてわたしの眠りを妨げ、更には太陽の光にも抵抗するどころか喜んでいる節もある「見えない虫」。 これまでに見たことも聞いたこともない敵に…

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脚むず先駆者の20年②

20年前、こうして突如現れた「無数の見えない小さな虫」との戦いの幕が切って落とされた。 ある日のわたしは、この自分の体の表面を蠢く無数の虫が、自分が寝ている布団か…

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脚むず先駆者の20年①

レストレスレッグス症候群 通称「むずむず脚症候群」 未体験者→「何それ(笑)」 体験者→「…(涙)」 反応差は常夏ビーチとシベリアの永久凍土くらいか。 これ、ど…

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勝手に教育改革(大学版)

勝手に教育改革(大学版)

おじさんは心配しているのです。
日本の技術の進歩が遅いと。
日本は伝統と技術が両立したとっても良い国。
でも技術が廃れたら、日本は貧しくなるのです。
伝統だけでは食べていけないのです。

【最先端研究】
おじさん、大学はもっとハードル高くて良いと思ってるのです。
だって国の最高教育機関なのです。
誰でもちょっと勉強したら入れるって、それはどう考えてもおかしい。
学歴でご飯が食べれる時代はとっくに終

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勝手に教育改革(高校版)

勝手に教育改革(高校版)

おじさんは自分の高校時代を思うのです。
ああ、不毛な時間だったと。

おじさんの高校は県で一番の進学校だった。
正直、授業についていけなかった。
難しい内容を難しく説明する授業だった。
友達はみな塾で勉強していた。塾が勉強の中心だった。
担任教師はおじさんという個人には興味がない様子だった。
おじさんが無断で早退しても何も聞いてこなかった。
面談では希望大学と学力の話だけ。
ああ、今更ながら言いた

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勝手に教育改革(中学校版)

勝手に教育改革(中学校版)

おじさんは中学校はとっても大切だと思うのです。
身体も心もぐんぐん成長する。
そんな時期にどんな経験をするか。
それは大人が考えてあげられる重要なことだと思うのです。

【年に一度の職場体験】
中学校では職場体験を早期に始め、将来像の具現化を進めます。
自分の将来に役立つことが分かれば学習にも身が入るというものです。
もし、こんなはずじゃなかったと思えば、柔軟に軌道修正すればいいだけ。
中学生とい

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勝手に教育改革(小学校版)

勝手に教育改革(小学校版)

おじさんが妄想する小学校教育
おじさんは体験重視派なのです。
成績表は廃止です。
その代わり、自分のポテンシャルを教えてもらいます。
そして幅広く社会を知り、なんとなく「自分の将来像が明るいぞ」ってことを知る期間、それが小学校の6年間なのです。

【毎月の社会見学】
小学校時代は社会を広く知る時期。
社会見学を月一度は行います。
もちろん先生はそんなことしてる暇はありません。
だから外注します。

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勝手に教育改革全体図

勝手に教育改革全体図

おじさんが妄想する教育改革
わかりやすく図にしてみたのです。

要点はこんな感じ

小中学校では自分のポテンシャルを知り、社会を知り、明確な将来像を描くこと。

高校は専門教育に絞ることで時間のゆとりを得る。

大学は最先端技術を研究し学ぶ場となる。

学歴は目的ではなく、将来像へ向けた手段の一つとなる。

別途それぞれの段階を詳しくやっていこうと思う。

勝手に選挙改革(47歳おじさん編)

勝手に選挙改革(47歳おじさん編)

おじさんは思うのです。
政治がごちゃごちゃしていると。
だから勝手に選挙改革案を妄想してみました。
国民皆が生き生きと生活できる日を夢見て。

選挙制度の問題点おじさんは辛いのです。
すべてに同意できる政策を掲げている候補者がいないことに。
この点はあの人、でもこの点はこの人。
自分の意見をすべて体現してくれる人はいないものか。
探したけど…おらんかった。
それで思ったのです。
これはもはや選挙制

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勝手に教育改革(47歳おじさん版)

勝手に教育改革(47歳おじさん版)

47歳おじさんは勝手に教育について考えている。
愛する日本国の子供たちが明るい将来を送る姿を妄想しながら。

現代教育の問題点子供の学習意欲の低下

いじめ

不登校

学校評価を評価する方法がない(学校差が顕著)

学校から社会へのつなぎが薄い

教師の多忙化

だいたいこんなところでしょうか?
子供の学習意欲低下、いじめ、不登校は教師が悪いというよりも、現代の教育方法がもう限界なんでしょうね。

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脚むず先駆者の20年⑨

脚むず先駆者の20年⑨

大家さんを巻き込み、大家さんのお父さんも巻き込み、アパートの共用部も巻き込んだことで「見えない虫」掃討作戦はすでに来るところまで来てしまった様相だ。

アパート1室をリフォームさせ、廊下階段は陽光に輝かせ、カラカラふかふかの布団と乾燥しすぎて熱々の衣服。男一人の生活と環境をここまで変化させる虫の力とはすさまじいいの一言だろう。

しかし、ここまでしてもやっぱりこいつらはわたしへの攻撃を鈍らす気配さ

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脚むず先駆者の20年⑧

脚むず先駆者の20年⑧

もうこの部屋にお前たちの住むところなってないぞ。
いったいどこから来るんだよ。
もしかしてとんでもない増殖力でもあるのか?
一匹入ってきたら瞬時に増えるのか?

「見えない虫」が来てからわたしの部屋は猛スピードで清潔になってきた。さすがにこの部屋で殺虫剤はいらないだろう。
そしてこの部屋の中に虫の住む場所がないなら、外から来ているとみていい。
やつらの住処がこの部屋ではないことが分かれば次に進める

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脚むず先駆者の20年⑦

脚むず先駆者の20年⑦

引っ越すことすらできず、「見えない虫」から逃れる術が見つからなくなったわたしは、いよいよ他人を巻き込むことになった。

アパートの大家さんは1階で喫茶店を経営していた。いつも紳士的で人に嫌な顔をすることは一度も見たことがない。コーヒーの豆に拘り、豆によって炒り方を変えているようなそんなドラマに出てくるような喫茶店のマスター。

そんな大家さんに思い切って部屋に虫がいるということを相談した。どんなに

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脚むず先駆者の20年⑥

脚むず先駆者の20年⑥

最終手段の燻煙式殺虫剤でも「見えない虫」には効果がない。

こうなると、もうなりふり構ってはいられない。
こちらのストレスも相当なインフレ状態。

そしてとうとう禁断の暴挙に出る。

「人体にかかった時はすぐに洗い流してください」の注意書きのある殺虫剤を今度は布団の表面に噴射する。敷布団と掛け布団の中に。

その中に身を投じるわたし。鼻を刺すような刺激臭の中、虫を排除したい一心で我慢する。
それで

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脚むず先駆者の20年⑤

脚むず先駆者の20年⑤

最後の手段だった燻煙式殺虫剤も宿敵「見えない虫」には効果がなかった。
わたしの努力をあざ笑うかのように毎晩布団の中で這い回り飛び跳ねる。

そしていつの間にか日中も体と衣服の間を動き回るようになった「見えない敵」

気が付くと、暇さへあれば服の裾を持ってパタパタして虫を追い出そうとしている自分に気が付く。

そしてその頃からか。もしかして虫はわたしの部屋で湧いているのではなく、隣の部屋から侵入して

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脚むず先駆者の20年④

脚むず先駆者の20年④

害虫への特効兵器○○アースさえすらあざ笑う「見えない虫」
そんな奴らとの孤独な戦いは熾烈さを増す。

布団を干しても駄目。
畳に薬を注入しても駄目。

こうなったら最後の手段。
燻煙式殺虫剤の投入を決定する。

小さい頃に実家でこの殺虫成分の煙を部屋に満たすという燻煙式を使ったことがあったが、その時はもう大変だった。煙が外に漏れ出ないようにテープで玄関や換気扇を塞ぐ。そして数時間放置した後は窓とい

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脚むず先駆者の20年③

脚むず先駆者の20年③

布団に潜み、体中に纏わりついてわたしの眠りを妨げ、更には太陽の光にも抵抗するどころか喜んでいる節もある「見えない虫」。

これまでに見たことも聞いたこともない敵に出会ってしまった当時25歳のわたし。

何人かの人に何気なく相談してみたが、みんな「○○さんが変なこと言いだした」的な雰囲気を醸し出す。

このわたしの「見えない敵」との戦いは誰にも理解されないという孤独な戦いの様相が強まっていった。

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脚むず先駆者の20年②

脚むず先駆者の20年②

20年前、こうして突如現れた「無数の見えない小さな虫」との戦いの幕が切って落とされた。

ある日のわたしは、この自分の体の表面を蠢く無数の虫が、自分が寝ている布団から這い出てきているのだと思い込んだ。ダニやノミのようなものだと。

そう思ったわたしがとった行動は……もちろん虫退治だ。たとえ見えなくとも、自分の体中の表面には確かに虫の這いまわる感覚がある。

「いる。絶対に何かがいる」

そして、わ

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脚むず先駆者の20年①

脚むず先駆者の20年①

レストレスレッグス症候群

通称「むずむず脚症候群」

未体験者→「何それ(笑)」
体験者→「…(涙)」

反応差は常夏ビーチとシベリアの永久凍土くらいか。

これ、どんな症候群なのか。未だに原因が解明されていない謎の病気だ。

名前のかわいらしさを余所に、わたしの半生20年間を容赦なく苦しめ続けている「むずむず脚」について書いていこうと思う。

発症した日のことは今も鮮明に覚えている。

20年

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