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勝手に教育改革(小学校版)

おじさんが妄想する小学校教育
おじさんは体験重視派なのです。
成績表は廃止です。
その代わり、自分のポテンシャルを教えてもらいます。
そして幅広く社会を知り、なんとなく「自分の将来像が明るいぞ」ってことを知る期間、それが小学校の6年間なのです。

小学校はのびのびと可能性を広げる時期

【毎月の社会見学】
小学校時代は社会を広く知る時期。
社会見学を月一度は行います。
もちろん先生はそんなことしてる暇はありません。
だから外注します。
旅行会社のプロの方々に企画してもらいましょう。
子供に大人気のあの業界や、敷居の高い政治の場まで、さまざまな企画が出てくるでしょう。
資金は企業さんから寄付を募ります。
企業の寄付額は公表されます。
企業にとってはかなりの良い宣伝になるはずです。

【一斉配信授業】
必要な情報がすぐに手に入る時代、しかもAIによって最適化された情報が得られるこの時代、暗記学習は無駄以外の何物でもありません。
無駄を省いた後の最低限の座学は一斉配信授業で終わらせます。
専任講師の効果的な授業と、生成AIが作り出す効果的な動画によって座学効率は格段に上がるはずなのです。
内容によっては難易度別クラスが必要になるかもです。
生徒に自己選択してもらいましょう。
端末を利用した、某TV局の大感謝祭的なクイズ形式も面白いかもしれませんね。
効率化された座学配信システムにより、これまでの通常授業の時間は半分以下になると思うのです。

【議論展開】
おじさんは知識と理解は異なると思うのです。
今は知識よりも理解が必要な時代です。
なので、議論を展開して大切なことを深く理解することが重要だと思うのです。
教師はファシリテーターとなって子供たちの自由な考えを引き出し、建設的な議論を導きます。
議題によってはデリケートな内容にもなるので、差別やいじめにつながらないよう工夫する必要があります。
ちなみに、子供の自由な発想から生まれる斬新なアイデアは技術革新につながることもあります。
最先端技術校(旧大学)が欲しがるかもしれません。

【小学校の評価】
小学校の評価は子供たちがどれほど自分のポテンシャルに気付けるか、どれだけ広く社会を肯定的に感じるとることができたかで決まります。
子供に自分の将来について聞いた時、明るい答えがどれだけ返ってくるかが小学校の成績表となります。

【教師の価値】
座学を教えることがなくなった教師には価値がなくなったのでしょうか?
いえいえ、決してそんなことはありません。
子供たちと長時間一緒に過ごす教師の立場は子供たちのポテンシャルを見つけることができる最良のポジションです。
子供たちの興味を知り、広げてあげることができます。
ゲームしか興味がない子供なら、ゲームの作り方、ゲーム配信の仕方、そのために必要な技術や話術など、興味を広げる余地は大いにあります。
食べることが大好きな子供なら、料理の仕方から、おいしいの科学、食材の栽培方法などにも広がるかもしれません。
そういった子供のポテンシャル(可能性)をどんどん広げてあげられるのも教師という立場であると思うのです。
なので、教師に必要なのは、広い最新の社会的知識、ファシリテーター技能、カウンセリング技能、人格等です。
求められる能力が高いので、教師は年功序列ではなく初任給から高報酬となります。
そう、教師は子供たちの憧れの職業となるのです。

【家庭へのサポート】
子供の可能性の伸びは家庭での過ごし方も大きく影響しています。
親の虐待や心無い言葉によって子供の可能性が潰れてしまうことがあります。
親へのサポートが必要なのも確かです。
そのために家庭懇談が利用できるかもしれません。
今日、仕事中であっても15分スマホに向かえば懇談が可能です。
子供の可能性について話し、親の悩みや苦労を聞く場ともできるかもしれません。
専門のカウンセラー教師がいてもいいかもしれません。

【中学校へ向けて】
中学校では小学校で育ててきた漠然とした将来像を具現化していきます。
小学校でどれだけポテンシャルを見出したか、どれだけ社会を知ってきたかがカギとなります。


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