マガジンのカバー画像

続ちょこっとひとこと

1,122
故郷・神戸に戻り、今を綴るもまだまだヨチヨチのエッセイ集。
運営しているクリエイター

2022年3月の記事一覧

僕が専用で使っている会社の車が、駐車場に停めている間にバンパーをこすられて警察沙汰に。会社からは「乗っていないときでよかった」と言われ、ケガを心配してくれたのかと一瞬嬉しかったけど、たぶん過失割合が無条件で相手側100%になることを喜んだのだろうね。まぁ分かるけどね。なんだかね。

顔は常に想像の世界

顔は常に想像の世界

SNSは顔が見えないメディアといわれる。
顔や名を伏せたままのやり取りがあたりまえの世界だ。

noteもまた然り。
多くの方々と交流させていただいているが、ほぼどなたの顔も知らない。
ほとんどの交流はテキストだけで行われていて、顔は常に想像の世界。
SNSなのだから、それでいいともいえる。

ただ、顔が分かっているのとそうでないのとでは大違い。
直接会いに行ったりオンラインで飲んだりで顔を知って

もっとみる
こうなる前にサインもらっとくんだった

こうなる前にサインもらっとくんだった

いつも仲よくさせていただいているnoterさんのまいまいままさんから嬉しい記事が上がった。

なんと、“大人女性向けライフスタイルメディア”を標榜するWebメディア「folk(フォーク)」にて連載が始まったとのこと!
連載タイトルは『2分で読める子育てエッセイ』…ん? あれ? そう、まいまいままさんのいつものおもしろエッセイだ。
それがほぼ倍量のボリュームで「folk」で読めるのだという。

実は

もっとみる

東京のニュースに満開の桜を見るたび、神戸はまだその足音すらないよなぁと思って見に行ったら、早い木ではもうこれほどに。大半の木はまだつぼみがようやく膨らんだかなといったところだけど。
高校生の頃から急に愛するようになった桜。今年もタイミング合って見に行けますように。雨降らないでね。

指先にまとい続けた罪悪感

指先にまとい続けた罪悪感

中学1年の秋だったと思う。
ホームルームの僕の席は前から2列目、右から2番目だった。
前の席は、気になっていた女子だ。

先生が配ったプリントを、前列から後列へと順に渡していく。
学校にあふれる日常茶飯な光景。

前の女子がプリントを僕に渡そうと半身をこちらに向けた。
手だけで肩越しにホイとプリントを渡すヤツも多い中、その子はいたって丁寧だったのだ。
僕は当然のごとく、そのプリントを受け取る。

もっとみる
カゴの中身を客と店員で共有しているような温かさ

カゴの中身を客と店員で共有しているような温かさ

スーパーのカゴに、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、牛肉。
――カレーやろ?

サーモン、アナゴ、海苔、卵、キュウリ、ミツバ。
――巻き寿司やん!

レジの店員に今日の献立を見透かされてしまう買い物は結構恥ずかしい。
あえてポテチなどもカゴに放り込んでごまかしたり。

***

以前チラッと書いたが、大学生の頃に八百屋でバイトをしていた。
釣銭がザルに入って天井からぶら下がっている昔ながらのスタイル

もっとみる

昨晩、note書く気満々で老眼鏡をかけようとしたら、ポキンとツルが折れた。あぁそういえば6か月保証があったはずと保証書を探し出したら、図ったように保証期間満了の翌日。あまりのタイミングに笑みすら浮かんだが、ツルに続いてヤル気も折れた。時限ポキン装置でもセットされているのだろうか。

今日は会社の朝礼でスピーチ。半年に一度ほど順番が回ってくる。
ホントは来週の予定だったのだけど、今日予定の人と急遽スイッチ。
さて何話そう。考えるだけでワクワクだ。
当たり障りない話だけはしたくない。思いをしっかり伝える。
半年後の機会はきっともうないから。

このところどうにも時間的、心理的、体力的、経済的?に余裕綽々ではなく、連日のつぶやきで凌いでいる。
昨日の投稿で1000記事到達。苦節2年…というふうでもなく、気づいたらそうなってた印象。一つの節目ではある。でもバッジを見ると、ぬぉーっ、10000記事まで用意されていて心折れる。

このやかましい曲を聴いて、なんだかスーッと疲れがひいていくのを感じたら

このやかましい曲を聴いて、なんだかスーッと疲れがひいていくのを感じたら

小6になった頃、友人たちが大人っぷりを急にアピールしはじめた。
それまで松田聖子だ中森明菜だとアイドルを追っていた同級生が、突然カルチャー・クラブなどの洋楽に乗り換えたのだ。
さらに中学生になると、同学年でいくつかバンドが結成されるようになる。

長くピアノを習っていた僕はキーボード担当として誘われた。
ギターやボーカルといった花形はなり手が多いが、ピアノは女子のものという固定観念のあった当時、な

もっとみる

先週、noteとの向き合い方を見失ったと呟いた。
そんな呟きが先週もっともスキされた記事の一つなんだそうだ。
申し訳ないやら、ありがたいやら。

このところ皆さんの記事を読みに行けていない。
少しずつ少しずつ。

リベンジが必要な料理がまたひとつ増えた

リベンジが必要な料理がまたひとつ増えた

下の息子の高校受験が無事終わったので、おめでとうチョコを渡した。

上の息子の時も、娘の時も渡した恒例のチョコ。
なんと上の息子は、そんなんもらったっけ?とつれないひとこと。

***

昨夜はお祝いパーティーにパエリアを作った。
上の息子に今晩何作ろうと聞いたら、スマホで手早く検索し、パエリアえぇんちゃう? と作ったこともないものを提案してきたのだ。

えー! パエリア? と思いながら、そういえ

もっとみる
このお茶を口に含むと思わず目を閉じてしまうから不思議だ

このお茶を口に含むと思わず目を閉じてしまうから不思議だ

宇治橋のたもとの一軒の茶屋〈通圓〉。

京阪電車・宇治駅の真正面という立地も手伝って、宇治観光の折に立ち寄ったことのある人も多いはず。

風格ある店構えに加え、店内いたるところにお宝が展示され、この店の長い歴史に気づかぬまま店を出る人もないだろう。

創業は平安期末、永暦元年(1160)。
とはいえ、まだお茶が一般的でないこの時代の〈通圓〉もまたお茶とは関係なく、一介の武士が宇治橋の東詰に庵を結ん

もっとみる
人間やはりうまいものを食べるために生きているのだ

人間やはりうまいものを食べるために生きているのだ

昨日、noteへの向き合い方が分からなくなったと心の声を漏らしたら、たくさんの方々から励ましと救いをいただいた。
皆さん同士は直接のつながりがない場合がほとんどだと思うのに、しんどいときは休めばいいよと皆さんが異口同音に、いやまるで合唱のように言ってくださって、心にじんわり響いた。

今しんどい理由はここに並べることはしないが、いくつかある。
それらすべてを同時に解消することはどだい無理な話だ。

もっとみる