記事一覧
ある精神異常者の記録1
本日、異常あり。
古い同級生のSNSをなぜか発掘し、人生が上手くいっていることに嫉妬し発狂。
自身が精神異常で会社を休職している合間にも幸福になっていく知り合いたちに猛スピードで追い越される人生に発狂。
急な発作に頓服薬で対応。効果は出ず。
啜り泣く、秋の月夜に、こだまして。
精神異常者が気持ちく生きられる世界はどこにあるのかを追究し夜明かし。
助けてよ。
短編小説「ペロペロキャンデー」
「たまに思うんです。ペロペロキャンデー🍭を舐めているとね、この渦に吸い込まれてしまいそうって。」
「はい?」
「いや、はい?じゃなくてさ、君。風俗嬢でしょ?もっとトーク盛り上げなさいよ」
「す、すみません…」
嬢は不貞腐れた様子で謝罪した。
「でね、こうも思うんです。ペロペロキャンデー🍭はさ、人の命も奪えるってね」
「はぁ…」
「今日はね実際に持ってきたんだ、あなたに見て欲しくっ
短編小説「猟奇殺人の真実」
「しかし、妙ですね。被害者の肛門に蜂蜜が塗りたくってあるなんて」
「奇妙な点はそこだけではない。被害者の女性の腹部から陰部にかけてチーターのタトゥが彫ってあるんだ。」
私は飲みかけのコーヒーをテーブルに置いた。
「タトゥはただのファッションでは?今時の頭の足りない若者はよくタトゥを入れますよ。」
「いや、そこじゃあないんだ。これは被害者の死後に、おそらく犯人が彫ったタトゥであるという検死結
脳髄日記1日目「紙袋」
今日、コンビニでファミチキ下さいと店員に言ったところ、「当店では取り扱っていません」としかめっ面で言い返された。
腹が立ったので、「おたく、ウォルマート以下の品揃えだね、春巻きを早急によこして」と言ってやった。
店員は一番小さい春巻きをおもむろにトングで挟み紙袋に入れた。確実に嫌がらせを確認したところでメモ帳に店員の名前を記録した。
帰宅後、セ○ンイ○ブン本社に苦情を入れる前に春巻きで腹ごし