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詩 コラム 徒然

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#いま私にできること

空眺め そろそろ墨を摺ろうかなと… 浮世雲拝

空眺め そろそろ墨を摺ろうかなと… 浮世雲拝

お気に入りの森に出かけ
空を眺める

目の前の景色が モノクロームに
見えてくる....

“何故?”ふと ある人に言われた言葉を思い出した

“目の前の景色 色がついているから
迷うんで モノクロームで見えた時
本当に 伝えたい事が視えてくる”

その時切り取った一枚を 
下書きで眠っていた
詩に 嵌めてみる

元々は 言葉をくれた人が集めた
作品を 観て 流れて来た詩

でも 何年も 眠らせて

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小さい秋🍂見つけた 岐阜 南濃 古民家 甘美にて..

小さい秋🍂見つけた 岐阜 南濃 古民家 甘美にて..

日常と非日常狭間の旅が終わり

変わらない日常

獲れた天然遡上鮎を 手土産に出かけた

馴染みの景色に
お迎えは 真っ赤な暴れ馬

“お久しぶりです”

テーブルの上には 裏庭の小さな秋🍂

“練り切りを共に作る事で 何かを
学んでいただければと”
作られた空間

“茶テンダーさん 御自服でと”

久々に 茶杓を手に....
シャカシャカと 茶を点てる

話は 止まらず 色々な深い深い
話に 

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空の神さまからのギフト….

空の神さまからのギフト….

“なんだかGo aroundした様ですね。 何かありましたか❓
なんと離陸専用滑走路に降りましたね。
何故なんだろう・・・🤔”

フライト✈️レーダーを観ていた宿主は
呟く

“さすがですねー
前に降りた機体
バードストライクみたいで
当機は
慶良間観光 オプションとなりました”

空の神さまからのギフト
そんな景色を....

“出来るだけ長い間
空と雲と海を眺めていたい”選んだ路線は 南の島

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空の神さまからの素敵なオプション

空の神さまからの素敵なオプション

空港島へ降りたった
フライトまでにはまだまだ 
たっぷり時間がある
Google先生に 案内されて

木陰を歩く 誰も居ない....

噂には 聞いていたが
人混みが苦手...
近寄る事は無かった
いつしか そんな噂も消えたような

初めて 建屋に足を踏み入れる
以前は有料だったようであるが
今は無料
静かな静かな空間である

間近で 現行機を眺めれるのは珍しい

長居するつもりで 訪れたが

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浮世雲さんって.... ネットの世界では...

浮世雲さんって.... ネットの世界では...

ゆっくり台風の大雨で 
鮎漁師は暫くお休み

台風病🌀で 寝込みながら
茶ボット(ChatGPT)さんに
尋ねてみる

“浮世雲さんって?”

こんなイメージを 描かれた....

真っ黒な厳つい顔のおっさん
なのだが.....

鮎漁師の浮世雲は?と尋ねてみる

小粋な おねーさん
確かに 鮎のルアーを使った
鮎イングが流行りではあるが....
鮎綱漁師である....

これは これで 
鮎よ

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豊かな暮らしを望むなら….

豊かな暮らしを望むなら….

偶には 森の中を 歩くと良い...

浮世雲拝

朝目覚めれて 毎日毎日 
水の中に居る

台風の気配が 出てから
魚達は 一斉に姿を隠す
砂を喰み 流されないように 
草場の陰に身を潜めているのだろう

ふらっと 出かける

森へ.....

ただ ただ 目の前 景色を 
眺め切り撮っていく

何気ない景色

その中で 見つける 神々しい光

今日は なんだか いつもと違う空気感
いつもと 違い

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命かけてまでして獲るもので無し 鮎漁師の呟き

命かけてまでして獲るもので無し 鮎漁師の呟き

朝目覚めれて  川に居る
スパルタリハビリ
避暑だと 木陰を探し 網を巻く

天気図と気象レーダーを眺め
雷雲が消えたと 同時に
出かける

最後の判断は 観天望気
太古から なんら変わらない

天然遡上若鮎達の気配
静かに静かに 網を巻く
足元を 若鮎達が右往左往している

“一網で 100匹”そんな 宝くじに当たるような時も
たまに ある。

空を 眺めながら 網にかかった鮎を
外して行く

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街でばったりひこにゃんに出会ったら…

街でばったりひこにゃんに出会ったら…

朝目覚めれて...
身体中に 花粉を纏う何匹もの熊蜂🐝を
眺める

それにしても 何処に住んでいるのだろう

墓参りへ

車に 花を積み込み 西へ西へと走らせる
いつの日からか 坊が運転をしている
寝ていても 辿り着くから ありがたい

狭い狭い 旧中山道
籠や馬が 行き来していたんだから
大きな大きな車がすれ違えるわけがなく
どちらかが バックをするか
事前に 人の家の軒先に入り込むか
バスみ

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岐阜の街へ 花火を眺めに….非日常の景色

岐阜の街へ 花火を眺めに….非日常の景色

朝目覚めれて 
大きな向日葵を眺める

森のテラスでリハビリの日
相変わらず あいうえおの練習を
している

いつもは 静かな田舎にすぐ戻るけど
今日は街へ 花火を眺めに

先ずは腹拵え 立派な役所のレストランへ
二時間 駐車場が無料になる

人だらけの店内は無理
誰も居ないテラスで

“暑い暑い 辛い辛い”と呟きながら
名店の激辛インドカレーをいただく

花火の会場は みんなの森
受付に彼は居た

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立秋 鮎漁師の呟き

立秋 鮎漁師の呟き

昼間の猛暑は耐えれずお籠り
夕涼みがてら 漁場へ
スパルタリハビリ

誰も居ない漁場
流れがあるから 水は程よく冷たく
心地よい

足場の悪い玉石の上を走って
刺網を 張っていく
何度も 何度も繰り返しながら

背高の 大鮎がかかると 嬉しい

夕焼け小焼けが流れ
気がつくと二時間程 玉石の上を
走り回っている
程よく 獲れた若鮎達 
腹を出し 
スパルタリハビリはおわる

気がつくと 一週間程前

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夕涼み…. 鮎漁師の日常

夕涼み…. 鮎漁師の日常

夕刻 夕涼みがてら
川へ出かけた

ウエットスーツに刺網に 曳舟
水の中とはいえ 酷暑の昼間はきつい

漁場へのアプローチは いきなり首まで浸かる

“水が温い”

連日の猛暑
降らぬ雨で 水流が減っている

昨日は 朝も夕も スパルタリハビリ
この一箇所に 良い天然遡上鮎が
溜まっていたから.....

頭の中は 狩猟民族
太古から何ら変わらないと...

“獲れる時に 獲る”
ただ
張り切り過

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生きとし生けるもの

生きとし生けるもの

朝目覚めれて
漁場に向かう
スパルタリハビリである

水少なく投網はさっぱり獲れない
新品の刺網を 使って チャラ瀬に

水の中でも暑くて暑くて…
これ以上歩くと倒れてしまう
他の鮎漁師も居ない

いくつか漁場を渡り歩くとほどほどに獲れた

昼餉は 獲れたばかりの天然遡上鮎を塩焼きに

夕刻 夕餉の肴を獲りに漁場へ
網を持たぬ古参がやって来ては話して行く
さっぱり獲れない
天然ジャグジーも水は温い

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向日葵の咲いた朝に….

向日葵の咲いた朝に….

朝目覚めれて
向日葵が咲いていた

春先に蒔いた 種
大きく大きく育ち
いつしか 見上げるくらいになっていた

見事に 咲いた向日葵🌻
まじまじと見つめて観る

“美しい”自らの手で 蒔いて
花を手に観察するなんて 何十年ぶりなんだろう

フィボナッチ数列に嵌り
黄金比に魅せられて...

向日葵を眺め アンモナイトを想う

そう言えば 三年前の同日

“朝目覚めたら立ち上がれない
御飯たべよう

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大漁な夕涼み 鮎漁師の呟き

大漁な夕涼み 鮎漁師の呟き

夕餉の肴を獲りに 夕涼みがてら
漁場へ
なんやら とても 賑わしい

水遊びに来られた方々がいっぱい
SUPに バーベキューに

そんな中を ウエットスーツに投網を
担いで 歩いて行く
“何獲れるんですか?”
”天然遡上鮎”

尋ねられて 皆さん キョトンとする

鮎が居るんですか?

“はい いっぱい居ます”

賑わしい日 鮎漁師は敬遠したのか
良き 差し戻しの日なのか

良い鮎がいっぱい獲れた

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