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たいせつなことはお店から学んだ

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古着屋を経営しながら学んだいろんなこと。たいせつなマインド。その他いろいろ、時系列に沿わないで書いたノートのまとめです。
運営しているクリエイター

#学生起業

同じ仕事を長くつづけるには変化が必要

同じ仕事を長くつづけるには変化が必要

「古着の知識はいつどうやって身につけたの?」

16歳で古着屋をはじめたというと
よくこの質問をされるんですが
自分でもいつどのように身についたのかよくわかりません。

最初はありきたりですが、雑誌とお店です。

ヴィンテージジーンズ等のアメリカ古着に関しては、平成初期・1980年代後半にはすでに今の価値観がほぼ出来上がっていて、雑誌の特集なども多く、専門店も多くあったので知ろうと思えば知れる

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ある種の夢のタイムリミットについて

ある種の夢のタイムリミットについて

「おおきくなったらおかあさんにおうちをかってあげたい」

それがわたしのこどものころの夢。

ちいさなこどものころ、
わたしたち家族は狭く古い賃貸の住宅に暮していました。

ほかの同級生の子の家と比べると
我が家の経済状況はやや劣るということは
子どもながらに理解していましたが

そのことでわたし自身は特別いやな思いをしたことはなかったので、あまり気にしていませんでした。

「家を買いたい」
と母

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あそびはんぶんで生きていく 【マインドセット】

あそびはんぶんで生きていく 【マインドセット】

昨日はゴールデンウイーク10連休の最終日ということで、みんなため息ついてましたね。

そうですか。おしごと行きたくないんですか。

かわいそうに。

わたしはちいさな古着屋をひとりで運営して生きているので
世間が10連休なら、自分は10連勤

かわいそうですか?

わたしは↑この時にお店屋さんごっこにハマって

その時からずっとお店屋さんごっこをやり続けて
今でも続けてます。

ゴールデンウイーク

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挑戦するのに早すぎることはない

挑戦するのに早すぎることはない

はじめて古着を売って秒速で700円稼いだところから学生兼古着屋オーナーの時代を初めて文章で振り返ってみましたが、ビジネス的にはずっと順調で盛り上がりにかけるつまらない話でしたね。もっとカラフルな話になるかとおもっていました。お恥ずかしい。

この話を書くにあたってわたしが伝えたかったのは
「挑戦するのに早すぎることはない」
ということ

巷にあふれる
人生何度でもやりなおせる
とか

何歳になって

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インディペンデントで生きてきたことを100%誇れるように

インディペンデントで生きてきたことを100%誇れるように

16歳で古着屋を開業して以来、ほぼ迷いなく一切ほかの仕事をしてこなかったのですが、「あのときああしていたら」今のわたしはどうなっていただろう?と思うポイントがいくつかあります。

その最初のポイントが文化服装学院を卒業する時

わたしはアパレルデザイン科という科を卒業したのですが、その後ファッションに興味のある方なら誰でも知る有名人になる方たちが何人も同級生にいて、その人たちと比べ自分にはアパレル

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トレンドは深追いしない

トレンドは深追いしない

16歳ではじめた古着屋も順調で、18歳・文化服装学院の一年の時にオープンした2店舗目の古着屋も最初からお客さんが入って売り上げも良く、いいかんじでした。

ちょうどこのころいわゆる裏原ブームが発生し、アパレルや古着業界だけでなく不動産など街全体が掻き回されました。
古くからあるブランド古着店はこのブームとどう向き合うべきか悩み、様子を見ているかんじでした。
また、ブームに便乗して裏原系を専門に扱う

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【古着屋】仕事遍歴年表【引越貧乏】

【古着屋】仕事遍歴年表【引越貧乏】

“uguisu boutique”に至るまでの
バイトも就職もしたことない私の仕事遍歴を全てまとめてみました。まとまってないかな。

1992-15歳で古着の買い付け・イベント出店開始
1993-父の職場の一部を借りて古着屋開業
1995-商業地域に2店舗目オープン
1996-ボディピアシングスタジオ併設古着店オープン
1998-ブランド古着専門店オープン
1998-メンズブランド古着専門店オープ

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