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#シネマ
【cinema】ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル
というスウェーデン映画を観てきました。その時シッカンをリーダーとする泥棒一味が曲に合わせて鮮やかに獲物を掠めるという最初の曲がコレでした。Ta' Med Ud Å Fisk (We're Gonna Go Fishin') by Gitte Hænning
北欧の人なら馴染みのあるイェンソン一味という泥棒物語があるんですね(日本でいうとルパン3世みたいなもん)。それを原案にした映画だそうです。
監 もっとみる
【cinema】ふたつの部屋、ふたりの暮らし
この映画は、公にはしてこれなかった二人の老女の愛の物語をサスペンスフルに描いたもので、内容はといえば、いや、何かもっとあったんじゃないかなと思う部分もあるのだけど、それをグイッと力技で、良かったと思わせてくれるのはこの曲「Chariot」のおかげだと思うのです。私はこれを「天使にラブソングを」の英語版しか知らなかったので、オリジナルを知れてよかった。映画のラストが全然幸せじゃないのに、ニナとマドに もっとみる
【cinema】声優夫婦の甘くない生活
12月18日から劇場公開の本作品。私はオンライン試写会が当たり、一足早く観ました。
1990年、ソ連からイスラエルへ移住したヴィクトルとラヤ。2人はソ連に届くハリウッドやヨーロッパ映画の吹き替えで活躍した声優夫婦だった。第2の人生を謳歌するつもりで移住したものの、イスラエルでは声優の需要がないという現実に直面してしまう。生活のためにラヤは夫に内緒でテレフォンセックスの仕事に就き、思わぬ才能を発揮
【cinema】ザ・ライフルマン
世間が「鬼◯◯◯」に夢中になっている中、私はひっそりと1週間だけ上映されているラトビア映画を観てまいりました…
第一次大戦下のラトビア。ロシアに攻め入るドイツ軍と戦うため、ラトビアではライフル部隊が編成される。主人公は17歳にあと2ヶ月の少年のアルトゥルス・ワナクス。彼は冒頭で母をドイツ軍に銃殺され、志願し、兵役を一度は終えた老父と共に兵士となります。ロシア皇帝の名の下、前線で戦い続ける彼らです
【cinema】ザ・レセプショニスト
全然今年に入って映画のレビューを書いていないのですが(というか今年初めてのnoteです)、昨日見た映画について少し書いてみようと思います。
「ザ・レセプショニスト」
ロンドンのマッサージサロン。違法風俗店であるその場所は、アジア出身の女性たち、そして女性経営者が家族のような人間関係を装いながらも、その実態は金とセックス、そして客による暴力に支配された偽りの空間だった。そんな店でも女性た
【cinema】セント・オブ・ウーマン/夢の香り
2017年58本目。午前十時の映画祭にて。
なぜだかよくわからないけど、私の中の何かが、これは観た方がいい、観に行った方がいいと言い続けていて、休みの日は二度寝推進派の私が、それをせずに観に行ったもの。
既視感がありまくりなのは、80年代後半から90年代にかけてのアメリカンムービーが、こぞってスクール物、とりわけ私立校のライフスタイルをとり上げて映画化していたからかなぁと思います。そして、なん