根本原因①リーキーガット症候群(検査・治療編)
治療分類:内科的治療・腸と炎症
担当医療ジャンル:
統合医療(オーソモレキュラー)
バイオレゾナンス
病態の解説は下記を参照してください。
【検査法】
前章にも書いたように、発達障害/精神疾患を年単位で患っていて、かつお金がない人は「なっている前提」で治療をしたほうがいいと思います。
僕もクローズド就労をするまでは、陽性前提で治療していました。
特に、分かりやすいアレルギー(花粉症やアトピー)を持っている人はかなり高確率でリーキーガットでしょう。
が、いちおう以下に検査方法を挙げておきます。
ジャンルは統合医療(オーソモレキュラー)の範疇です。
販売会社からキットを購入し個人で検査することもできます。
遅延性フードアレルギー検査
食物に限らずアレルギーというものは、食べてすぐじんましんが出るようなもの(即時性)だけではありません。
遅延性のアレルギーとは、体内への侵入から数時間後~数日後にじわじわと症状がでます。
なので、特定の物質と原因不明の体調不良とを、因果関係で結びつけるのは困難を極めます。
これは血液を採取し、抗体から遅延性アレルギーを調べるものですが、食べられない物を判断するための検査ではありません。
アレルギーの種類や程度によってリーキーガットの有無を見極める検査です。
上の画像はアンブロシア社のキットを使った23/3月時点の僕の検査結果です。
アレルギー反応がほぼないのでリーキーガットは陰性ですが、結果が何とも言えないこともあるので、検査を行う際はオーソモレキュラー系のクリニックで主治医の判断に従うのがいいでしょう。
ゾヌリン検査
リーキーガットになるとゾヌリンも一緒に血中に侵入してきますので、その値を直に調べる検査です。
僕は未受検なので、どの程度の値から疑わしいのか判断がつきません。これも主治医について診断してもらうのがよいでしょう。
バイオレゾナンスによる検査
僕が障害年金1級で治療をしていたころ、統合医療(オーソモレキュラー)にガッツリかけるお金は捻出できなかったので、バイオレゾナンスのクリニックにお世話になりました。
彼らは基本的に内科医なので、血液検査をします。
遅延性アレルギーは保険適用でない項目ですが、上記の遅延性フードアレルギー検査よりずっと安価です。
【治療法】
食事制限とサプリメント
食事制限と聞くとものすごく嫌がる人もいると思いますが、根本治療が終われば普通に食べられるようになります。
もちろん食べすぎはよくないのですが、それは健常者も同じです。
小麦や砂糖は中毒性があるので、治療が完了すれば食べたい欲はぐっと減ります。
なので、心も体も平均よりずっと健康になれます。
リーキーガットは根本原因の中で当てはまる人が一番多いにも関わらず、主治医につけば比較的治しやすいものです。
お金に多少余裕があるならば統合医療(オーソモレキュラー)の医師に相談して指導・処方をしてもらいましょう。
カツカツの人はバイオレゾナンスの医師に頼る方が安価です。
下記の記事に書いた僕の自己流の治療では、バイオレゾナンスの中村医院に通って保険適用の漢方等をもらいながら、自己判断も加えつつ以下を行いました。
僕の症状の場合、治療期間4~5か月、費用総額10~15万でした。
今考えるとだいぶ無手勝流でしたが、布団から起き上がることもできないうつ状態が、半年もかけず人生から消えました。
ちなみに現在(23/10月)の食事制限ですが、週に1~2回程度ラーメンやパスタやチーズを食べてます。
まだ有害金属が抜けていないので、いちおう消化酵素を頓服しています。(水銀はグルテン・カゼインの消化酵素の働きを阻害します)
統合医療(オーソモレキュラー)とバイオレゾナンスでは、服用するものが微妙に違います。
が、上に列記したサプリを市販品だけでなく医師のこだわりのもの(ほぼ外国産)を併用するのが統合医療で、漢方と一般内服薬を使用するのがバイオレゾナンスです。
大事なことは、リーキーガットが治療できないと、先に進めないことです。
また、原因のひとつとなるカンジダ菌については、他にも悪さをするので同時に除菌しておく必要があります。
それについては次章で解説します。
以上です。
頂いたお金は新しい治療法の実験費用として記事で還元させていただいております。 昔の自分のようにお金がない人が多いと思いますので、無理はしなくて結構です。