バイオレゾナンスとは
バイオレゾナンスの治療対象
発達障害/精神疾患などを治療する「バイオレゾナンス」というニッチな医療ジャンルがあります。
ドイツの医師会で開発された検査法が日本で注目され、漢方と併用して独自の医療ジャンルに発展していきました。
標榜科は内科・歯科です。
他ジャンルと比較した特徴は、以下になります。
・治療の成否に医師個人のスキル依存度が高い。(後述)
・保険適用の診察・処方が比較的多く、統合医療(オーソモレキュラー)より安価。
僕はクローズド就労にこぎつけるまでバイオレゾナンスのクリニックを利用していました。
詳しくは ↓ を参考にしてください。
学会サイトはこちら。
治療の受けられるクリニックはこちら。
社会復帰後、僕が治療の主軸にすえたのは、カバー範囲の広い統合医療(オーソモレキュラーの方ですが、それだけで分からないことはあります。
電磁波過敏症しかり、有害金属のデトックスも、統合医療のオリゴスキャン検査(末端細胞の金属を測定する検査)には「パラジウム」の項目がありません。
パラジウムは銀歯に含まれる金属で、唾液に少しずつ溶け出し脳内に侵入していきます。
銀歯のない人でも、母親の胎内にいるときこいつが浸入することがあるようです。
サブの治療ジャンルとして、僕はバイオレゾナンスをいまだ利用しています。
バイオレゾナンスはどんなアプローチ?
「脳と身体に何が悪影響を与えるか」の特定に特化した人たちです。
微生物、有害金属、化学物質、電磁波などです。
特に電磁波過敏症は難しく、特定できるのは知る限りバイオレゾナンスしかありません。
その方法は、特殊な波長を持つ光源?を身体に当てる、という一見疑似科学的に見えるやり方ですが、大丈夫です。
理由は、
最後の項目は、漢方と同じ考え方です。
漢方が西洋医学と異なるのは、一般的・包括的な理論を探るより、個別の患者をどう治すか研究する医学です。
科学万能の現代に、エビデンスの少ない医療ジャンルとして生き残り、保険適用されるのは、実績があるからです。
漢方医は、同じ症状を訴える患者に対して、異なる薬を処方することもよくあります。
つまり検査や問診から患者の個体差を見極めて行う治療であり、医師個人のスキルに依存する割合が高いです。
主観ですが、標準医療の精神科が3割、漢方は8割というところでしょうか。
…以上のことは、バイオレゾナンスにもそのまま当てはまります。
なので、主治医選びが重要になります。
バイオレゾナンスの治療方法は?
基本バイオレゾナンスの医師は内科医なので、統合医療(オーソモレキュラー)と同じです。
検査に関しては、多項目にわたる血液検査と光源を用いた原因物質の特定がメインです。
処方されるのは、一部保険のきかない独自の漢方薬もありますが、よく見るツムラの顆粒剤が多い印象です。
食事制限ですが、オーソモレキュラーにも増して過激なことを言われます。
グルテンは一生食べちゃいけない、という人もいるかもしれません。
が、彼らは食事制限に関して言うべきことを言った後、患者の裁量に任せるスタンスでもあります。
これは厳しい、と思ったら医師本人にきちんと相談しましょう。
グルテン・カゼインに関しても、消化酵素がまともに働くようになれば食べられるので心配しないでください。
推しのクリニックは?
バイオレゾナンスは医師のスキルに依存度が高いですが、23/11月現在、僕の推しは静岡県富士宮市にある青木クリニックです。
(クリニックのWebサイトは存在しません。田舎の小さな医院です。)
月に一度、往復8時間かけて行っています。
青木先生はものすごく手際が良く、限られた時間で原因物質をはっきり特定し、的確に薬を処方してくれます。
田舎なので交通の便が悪く、最寄りの無人駅から徒歩20分かかります。
にもかかわらず、全国からさまざまな慢性疾患の患者が訪れます。
かなり離れた駅で拾ったタクシーの運転手も、名前を告げると「ああ、あそこですね」と分かってくれました。
ちなみに初診のみ要予約で、2か月待ちでした。
診察費はかなり安いです。
通うたびに個々の原因へのアプローチを考えさせられ、ひとつ潰すたびに体調が改善されていってます。
↓ はバイオレゾナンスをきっかけにした僕の試行錯誤です。
肝はいかに名医を見つけるかです。
どんな治療にも言えることですが、医者任せにせず、自分が主体となって行いましょう。
頂いたお金は新しい治療法の実験費用として記事で還元させていただいております。 昔の自分のようにお金がない人が多いと思いますので、無理はしなくて結構です。