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ライカレンズで重要なマイクロコントラストと、いわゆるシャープネスの違いに関する考察
ライカの描写を語る際に絶対避けて通れないのがマイクロコントラストという概念で、ライカレンズはこれが高いので描写が独特なんです。そこでこの概念をまとめてみました。
マイクロコントラストとシャープネスの違い
デジタルカメラにおけるマイクロコントラストとシャープネスは、画像の鮮明さや詳細度に関わる重要な要素ですが、異なる概念です。以下にその違いを説明します。
マイクロコントラスト
マイクロコントラ
トリミングって、何?
1. トリミングに関する話題 もともとの話題はプロ同士のSNSでのやり取りで「プロならトリミングしないよね」っていうところから始まった論争。いろいろ考えるのが好きな僕にとってちょっと興味がわきました。そこでこの話題、ちょっと掘り下げてみようと思います。
2.トリミングとは この手の論争はまずは言葉の定義を確認するところからでしょうw
ここではGoogleで検索してみるとOxford Langua
PCオーディオを写真現像しながら楽しむ jRiver Media CenterとApollo one USBの導入(1)
DLNAでハイレゾが再生できるのにわざわざjRiver Media CenterとApollo one USBの導入した理由
さてPCを新調しCPUパワーに余裕もできたこともあって、ちょっと欲が出て音楽系のソフトをかけながらセレクト・現像しようとセッティングしてました。以前にjRiver Media Center(JRMC)をCDからDSDリッピングに使っていたのですが、dBampがDSDリッ
Richard Avedon 再考 その2
1. ファッション写真に残した功績 これを先に書こうと思ったんですがw、膨大な内容になるのでまた後日に。ただ、どうしても触れておきたいのがこの作品
この作品は初期の作品ですが、一つは外ロケであること、もう一つは動きを高速シャッターで止めること、そしていい表情のモデルさんを撮っています。そういういみではファッション誌の定番になっていますね。大事なのは「このファッションだとこんな笑顔になれる」とい
Richard Avedon 再考(最高!)その1
写真集からみるAvedonの考察 長くなりますので分けて掲載します
1. ポートレートの巨匠 リチャード・アヴェドン(Richard Avedon)の軌跡 リチャード・アヴェドンはポートレートとファッション写真のカリスマで、現在もその二つの領域でリスペクトしている写真家は多いです。ファッションフォトグラファーの有名どころだとレスリー・キー氏
NHKでも出演されていた下村一喜氏
などは公言さ
M型ライカは広角がお好き?
1. M型ライカって広角がいいよねー 僕自身はモノクロの階調のよさにひかれてライカに入った口なんですがw、ライカの長年のユーザーさんからはこういう話をよく聞きます。これ、わりとどういいのかってあんまり教えてもらえなかったり書いているサイトが少ないですよね。「よくうつる」「空気がうつる」というなかなか抽象的なご意見が多くて・・・。それでちょっと考えてみました。まあ、にわかの戯言ですw
2. M型ラ
ライカのレンズで見る写真の立体感
1. 写真の立体感 最近の高級レンズは軒並みボケが綺麗ですね。ただしその代償として馬鹿でかく重く高価になっています。それと写真の立体感に明暗法が用いられるとなると。Carl Zeissなどはコントラストが高い描写になっています。ライカもコントラストの高さで立体感を出していますが、それ以外にZeissと違う方法で立体感を出しているようです。
2. ライカ Mレンズの宿命 2.1 小型軽量
ライ
写真撮影のときのポージングの心理学
ポージングの現実的な効用 ポートレートの撮影や広告、グラビアなどでモデルさんはポージングをされています。モデル経験が長い方はポージングのバリエーションが豊富だし、短い方はそれなりだったりしますw。さて、じゃあポージングってなんで必要か?ってきかれると「うーん」となる方がそこそこいるんじゃないでしょうか?そのあたりのヒントや心理的な事を少しまとめてみます
1. 外的な表現としてのポージング タイ
写真の視覚的脳科学 1 -斜め構図の功罪-
斜め構図あれこれ さて、みなさんついつい斜め構図を使っていませんか? それで「それはなぁ」というコメントをもらってがっかりとかw このやりとりを脳の観点から考えてみたいと思います。
ポートフォリオレビューや写真展でななめ構図をたくさん使っていると「見ていて疲れるからやめたら?」と指摘を受けることがわりとあるかと思います。
では、なんで疲れるのか?っていうところまで説明してくれる人ってあんま
ライカの新機種M10-Rへの道程
ということで、いまさらながらですが出ましたね、M10-R。
と、その前にライカのMシリーズの流れを少し前(M10)から書いておきます。
M10 → M10-P →M10-D→ (M10モノクローム)→ M10-R
このあたりの詳しい解説はデジカメWatchさんが詳細をかいてます(おい。僕もこれみて歴史を知りました。
M10-Pを除けば開発の大体の流れ(まあ商品の目玉程度ですがw)は見えて