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【雲の中の富士山を登った時の話・1日目⑥】いざ登山
こんにちは! 雲の中の富士山を登った月見里です!
今までの記事は、こちらのマガジンにまとめてありますので、ぜひご覧ください!
登山道へ
さっそく登山道へ足を進めました。
すっぽりと富士山が雲に隠れていて、目指すべき山頂も山道も見えません。
これからあの雲の中に飛び込むと思うと、不安と期待が高まりました。
境目
ロータリーを外れて登山道のほうへ歩を進めると、すぐにわかりやすい看板が目に入りました。
看板には「富士山」と大きく書かれていました。派手ではない看板ですが、それだけで威圧感がありました。
いよいよ、ここを超えたら登山が始まる。そう思うと、赤土を踏む足に力が入りました。
始まり
こうして始まった富士山登山。
序盤は、緩やかな傾斜と、比較的舗装された道で、登山というよりはハイキングといった道のりでした。
広々としていて、岩もなく、馴らされた道でした。
それに、右手には崩れないように固められた人工的な崖、左手には落ちないように安全な柵が設置されていて、楽々でした。
ですがその数分後、少しだけ様相が変わりました。
柵のない道
左手から策がなくなり、富士の樹海が丸見えになりました。
下のほうをのぞき込むと、鬱蒼とした樹海が広がっていました。見ているだけで落ちていくような気分になってしいます笑
しばらく、この右手には上の方の見えない傾斜。左手には柵がない、樹海が広がっている光景が続きました。
柵がない分、落ちることへの恐怖心が芽生えた。しかし、その恐怖心が、いかにも登山という気がして、楽しく思えました!
自然の力
木々が斜面に対して垂直に生えようとしているので、横から見ると、重力が狂っているように見えてしまいました笑
自然の力はすごいですね!
さらに、近くの崖際の小さな看板を見てみると……
なんと「落石注意」の看板が!
殊にこの日は雨が降っていますし、雲が覆っていて視界が悪いので、注意しないといけません。
小さな湖
さらに進むと、大きな水たまりもありました。
巨大な水たまりが行く手を阻んで、まるでこれ以上は行くなと言っているかのようです。
ショベルカー
しばらく進むと、道の途中に唐突にショベルカーが現れました!
なんというか、自然が多いこの光景に突然のショベルカーがミスマッチで違和感がありました。
しかし、きっとこのショベルカーなどの働きによってこの道が整備されているのだと思うと感謝です!
ちなみに、この先は頂上まで、時々トラクターやショベルカーをちらほら見ました!
霧の中
さらに先に進むと、もはや雲が覆いすぎていて、先が見えなくなっていました。
注意深くならねばなりません。
異臭
自然に囲まれて、美味しい新鮮な空気をたくさん吸い込んでいました。
やはり東京の汚い空気とは違って、美味しい空気です! なんというか、美味しい日本酒を飲んだ時のすっきりとした感覚を覚えました!
しかし、突如、異臭を感じました。
驚いた私は鼻を頼りに、あたりを注意深く観察したところ、地面に一部分だけ色の違うところが発生源のようでした。
あまり見たくない人は↓の写真を飛ばしてください笑
こ、これは……
おそらく、野生の動物の糞とおもわれるものが落ちていました。
丸っこくて、大きさはソフトボールを一回りほど大きしたくらいでした。何の動物なのかはわかりませんが、まだ、この雨の中であまり崩れていたり溶けていたりしないところをみると、動物が糞をしてから時間は経っていないかもしれません。
より注意深くなって先を進まねばならないようです。
道の変化
しばらく土の道を歩いていると、急に様相が変わりました。
石畳のような道になったのです!
徐々に石畳のようになっていく光景がおもしろいですね。
硬いので足へのダメージも増えそうですし、滑りやすそうなので気をつけねばなりません。
滝?
しばらく進むと、小さな石碑が右手側にありました。
「泉~」と書いてあるのが見えますね。
そのそばには、
このような、小さな滝のようなものがありました。
のちに調べてみると、この小さな滝は、
「泉ヶ滝」
というそうです。なので、きっと草で埋もれていた↑の石碑も、そう書いてあったのでしょう。
この日は雨が降っていたのでありとあらゆるところに水がありましたが、雨が降っていないときの富士山では、常時水が得られる貴重な場所なのだそうです!
*
この道の変化を契機に、一気に登山らしい道のりになっていきますが、今回はここまでです!
写真をチラ見せすると、
一気にもののけ姫の世界です。
この後の記事もお楽しみにしてください!
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