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個人的な栞(しおり)として皆さまの作品をピン留めしております。ヒマなときに見てもらうと、ひょっとしておもしろいかも。
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2020年4月の記事一覧

里山にある古民家、売ります(福岡県)

里山にある古民家、売ります(福岡県)

(こちらの物件は購入者が決まりました。多数反響ありがとうございました)

福岡県の北西部、筑豊エリアにある古民家を手放すことにしました。自らの手でリノベーションしようと1年格闘してきましたが、距離の壁に阻まれやむなく断念。。この家や環境を気に入ってくれる方にお譲りしたいと思っています。

このご時世だからこそ、密閉も密集も密接もない田舎の古民家に移り住む選択を考えてはいかがでしょうか。

古民家の

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父と京都

父と京都

3月に89才で亡くなった父は、京都が大好きだった。

それは父が京都の立命館大学出身で、アパートに一人暮らしをしながら青春を過ごした特別な場所だったからに違いない。

京都出身の作家 水上 勉を愛読し、地図が大好きだった父の脳内には京都の碁盤の目のような地理が全てコピーされたように詰まっていた。

私も若い頃、2度目の結婚をしてすぐの頃に娘が幼稚園の2年間、京都の桂というところに住んでいたことがあ

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神がつくった傑作

神がつくった傑作

■ この世でいちばん"愛くるしい生き物"について

幸せへの近道は、些細な日常に感謝すること。

そうとは知りつつ、

気を抜くとつい、家があることも、健康なことも、ご飯が食べられることも

「当たり前」のように思ってしまう。

ただ、ゆいいつ

私のそのささやかで平凡で当たり前の日常に

ひとつだけ

圧倒的に神への感謝があふれることがある。

それは…

猫、である。

あの、ふわっふわのお腹

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未発の意識

未発の意識

      意識とはなにものかについての意識である。(フッサール) 

 井筒俊彦「意識と本質」(旧版)p72に宋儒の静坐について書いてあり、已発の意識(この世での何物かについての意識)と已発の意識の間に、未発の意識(覚醒そのもの)に気づいていくことと書いてあった。
 これは同じ表層意識の中で実は已発の意識と已発の意識の間に間隙があることに気づいていくこととしてよくわかる。瞑想の初期の段階でもそう

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新型コロナが僕らの社会に突きつけたものをつれづれ

新型コロナが僕らの社会に突きつけたものをつれづれ

Twitterにつれづれ書いたことの転載。
 
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「新型コロナが文明に突きつけたものは何だと思いますか?」と聞かれて思いつき的に「人間の仕事の役割分担の過剰さ」って言ったのだけど、よく考えてみるとホントそうだなって逆に自分で再確認した。さまざまな生活のインフラがある速度以上で回ることが前提になってる構造、それに依存する人、みたいな。
 
極端な話、僕は狩りもできなし畑もおこ

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5月1日「瞑想の深みと変性意識」

5月1日「瞑想の深みと変性意識」

ZOOM楽座のご案内「瞑想の深みと変性意識」

日時:5月1日(金)19時〜21時

ZOOM(ビデオ会議室)で、宗教と哲学談義、読書会、イメージワークなど、さまざまな語らいの場を進めています。
今回は、原始仏教の瞑想(ヴィパッサナー)と密教の瞑想、インドの精神的な土壌などについて分かちあいます。司会は池谷が務めます。
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テーマ:「瞑想の深みと変性意識」

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