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ともみの部屋 #2

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伊佐知美の、世界一周の旅とエッセイ。2016年10月〜
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「いつかCamblyでオンライン英会話を」と決めていた。留学せずにネイティブと話す私を作れた話 #EnglishChallenge

「いつかCamblyでオンライン英会話を」と決めていた。留学せずにネイティブと話す私を作れた話 #EnglishChallenge

いつか、英語にもう少し自信が持てたら、オンライン英会話の「Cambly(キャンブリー)」に挑戦しよう、と決めていた。

英語学習に本腰を入れ始めたのは、今から3年半前の、2019年4月のこと。

学生時代、義務教育での英語学習をはじめ、個人的に英語塾に通ってみたり、大学進級の条件としてTOEIC600点が必要だったりと、英語学習をする時間は設けてきた方だとは思うけれど、実際問題、「テストの点数こそ

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世界中の、何気ない日常の愛おしさと美しさを写したい #花と写真と日々と

世界中の、何気ない日常の愛おしさと美しさを写したい #花と写真と日々と

このnoteは、2021年春に実施した「伊佐知美とGENICとNikon Z 6IIでPhotoLabo #花と写真と日々と 」のイベントレポートです

突然だけど、「何かを撮る」という行為が、「とくべつ」でなくなって久しい。

それはやっぱり、スマートフォンが世界中に普及した結果、「カメラ」という「機材」をそろえることなしに、「瞬間を残すこと」が多くの人にとって、容易になったからだと思う。

撮る

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「好きなレンズは、素敵な景色に連れていってくれる」まるでお気に入りの靴みたいに。

「好きなレンズは、素敵な景色に連れていってくれる」まるでお気に入りの靴みたいに。

「写真を始めたい」と思った時、「どのカメラを持ったらいいか」と考えるのは、写真好きの永遠の命題な気がする。

けれど、写真を始めて数年が経った今思うことは。もちろん「カメラ=ボディ」の話も大切すぎるほど大切なのだけれど、「大好きなレンズに出逢えるかどうか」も、写真を楽しむライフには欠かせないのではないだろうか、ということだ。

NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

レンズは、当たり前だけど

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#私たちがカメラと歩く理由 すべてが変わってゆくから、そして自分を知ることができるから|古性のち・伊佐知美・GENIC

#私たちがカメラと歩く理由 すべてが変わってゆくから、そして自分を知ることができるから|古性のち・伊佐知美・GENIC

イベントの間、「どうしてカメラを手にするんですか?」と聞かれたとき、自分でも意外なほど「……どうしてだっけな?」と言葉に詰まってしまって、驚きました。

写真のことも、カメラのことも、大好きだから。当然のように、すらすらと答えられると思い込んでいたのだけれど。

どうやら「カメラのある日々」があたりまえになりすぎて、改めてことばにする、という機会を逸していたみたい。それくらい、近くにいてくれる存在

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#写真に重ねる私たちの日々と温度 カメラを手にする私たちの暮らし方|古性のち・伊佐知美・GENIC

#写真に重ねる私たちの日々と温度 カメラを手にする私たちの暮らし方|古性のち・伊佐知美・GENIC

その日私は、終始笑顔だったイベントを終えた後、改めて一人で、静かに思いました。

「カメラを手にし始めた理由」も、「カメラの選び方」も「私らしい写真を撮るための工夫や努力」も、改めて言語化して、人に話すなんて、そういえばしばらくしていなかったな、と。

このあいだの、週末の午前中。

「#写真に重ねる私たちの日々と温度」と題したトークイベントを、友人でありカメラ・旅仲間である古性のちさんと開催しま

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時に写真は、言葉よりも鮮明に気持ちを示す。半径数メートルになった私たちの世界で

時に写真は、言葉よりも鮮明に気持ちを示す。半径数メートルになった私たちの世界で

これは、私の独白、みたいなもの。

そうそう。「旅に出てはいけない」と世界がなって、私がそのうちに感じたのが、「出なくてもいいのか」という、じつは少しだけ安堵に似た気持ちだったこと。

「急いで生きなければならない」とか、「頑張る」……つまり「背伸びをし続けて走る」とか、「誰かと競争したり、比べられたり、比べちゃったり」というような世界から、少しだけ距離をとって、「私を取り戻したい」とこの数年感じ

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「12月に、世界のどこかの国へ、1週間だけ語学留学に行こう」【スコットランド・エディンバラ】#UK留学Challenge

「12月に、世界のどこかの国へ、1週間だけ語学留学に行こう」【スコットランド・エディンバラ】#UK留学Challenge

久しぶりに、うまく呼吸ができている気がしていた。海外の街を歩くとき、私の体はどうしてこんなに軽いんだろう?

「12月に、世界のどこかの国へ、1週間だけ語学留学に行こう」

2019年9月に一緒にドイツへ旅をするはずだった私たち。でも、旅程の変更をせざるを得なくて、「ではその後、世界のどこへ、何をしに行こう?」と一回迷子になった。

そもそもの目的は、「ともに前進するための期間を作る」だったと記憶

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決めたの、一緒に歩く未来を選んでみよう【#Nikon #Z6】

決めたの、一緒に歩く未来を選んでみよう【#Nikon #Z6】

初めてカメラを手にした日がいつだったかは、残念だけれど正確には覚えていない。たしか、小学生くらいのことだったと思う。スマートフォンはまだなかったから、きっとフィルムカメラを、ジリジリ、と巻いて撮っていたんだろう。

でも、ずっと写真を撮ることが好きだった、という記憶だけは確かにある。というか撮った瞬間のことを、今でも鮮明に思い出せたりする。ファインダーから覗いた感じ、シャッターを切る音。その時に私

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語学学校「シュプラッハカフェ」の1日のスケジュール【🇲🇹マルタ語学留学体験記 3/5】

語学学校「シュプラッハカフェ」の1日のスケジュール【🇲🇹マルタ語学留学体験記 3/5】

このnoteでは、私が3週間通った語学学校「シュプラッハ ランゲージ プラス マルタ(以下、シュプラッハカフェ)」の1日のスケジュールと、英語学習の内容と感想について紹介します。めっちゃ長いので、語学留学に多少なり興味のある方に読んでいただくのがよさそうです……!😊

語学学校「シュプラッハカフェ」の外観。「リラックスした空間で、楽しみながら英語を学ぶ」が基本コンセプトの。学校の真ん中にはプール

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マルタの基礎情報手引き【🇲🇹マルタ語学留学体験記 2/5】

マルタの基礎情報手引き【🇲🇹マルタ語学留学体験記 2/5】

このnoteでは、私が3週間滞在した、マルタ共和国の基礎情報についてお話します!

マルタってどこ?

画像引用:Google Mapより(青い点のところが、私の現在地=マルタです)

正式名称はマルタ共和国。場所は、イタリアの南、アフリカの少し北。面積は東京23区の半分ほどの、小さな島です。

公用語にマルタ語と英語を採用しており、国民はどちらの言語も話せます(マルタの人は自分たちのことを、「マ

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30代だけど、語学留学に行きたいvol.2【🇲🇹マルタ語学留学体験記 1/5】

30代だけど、語学留学に行きたいvol.2【🇲🇹マルタ語学留学体験記 1/5】

ここマルタでは、顔を合わせた誰もが「Good Morning」と笑い合う。「How are you?」とそれから続く。

語学学校の校舎内の実際の景色

日本人なら、誰もが知っているであろうその二言。けれど今は、その後に続く会話を、私は、私たちはできる。

できるようになるために、みんながここ「シュプラッハカフェ ラングエージスクール(以下、シュプラッハカフェ)」にいる。そういう共通項を持っている

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「あなたのしたいこと、すべてが詰まっている島で」【#マルタ語学留学3weeks】

「あなたのしたいこと、すべてが詰まっている島で」【#マルタ語学留学3weeks】

隣の部屋から、フラットメイトの女の子が電話する声が小さく聴こえてくる。いつもより話す速度がはやく、楽しそうな響きがする。時折Youtubeなんかの音も聞こえてくるけど、どうやら私たちが共に学んでいる言語ではなさそうだ。

ブラジル人の彼女。たぶんこれは、彼女の母国語の、ポルトガル語の響きなのだろう。残念ながら、私にはポルトガル語を聞き分ける能力は備わっていない。彼女がただ今、笑顔でいるだろうことが

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マルタ共和国に、おはようを【#マルタ語学留学3weeks】

マルタ共和国に、おはようを【#マルタ語学留学3weeks】

目が覚めたら、まず窓を開ける。どんなに眠る場所が変わっても、1日の最初に行う、私の人生における数少ない習慣のひとつ。

蹴伸びをして、薄茶色の木に金の飾りがついたドアをキィ、と音を小さく立てて、身ひとつ分だけ、また開ける。何かを開くと、新しい風が入ってくるのは世の常っぽくて、なんだかいいな、と私は想う。

ドアの向こうには、フラットメイトが共用で使う、銀色のステンレスが光るキッチンがそっと佇む。歩

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