#ネコ
1「チャックまに出会った日」 (03)
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■チャックま その1「チャック界から」 その世界のことは、いまのところ誰も知りません。地球上のどこを探しても見つかりませんし、そんなことは無理ですが宇宙中を探したとしても見つからなかったはずです。でも確かに存在しているんです。(そんな世界が実は無数にありました。もしかしたらみんながおとなになる頃には、普通に行くことが出来るようになっているかもしれませんね
1「チャックまに出会った日」 (05)
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■チャックま その2「仕事って、なんだろう」 チャックま たちは時空を飛び越え、新しい世界にやってきました。
「さてさて、ここはどんな世界かな?」
ジッパンダがつぶやきながら周りを見渡します。
「木がたくさん生えていて、草も生えていて、緑がいっぱい。空が青くて太陽が照っていて、なんだかとっても気持ちがいいニャー!」
どうやらファスニャンはこの世界が気に
1「チャックまに出会った日」 (07)
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■チャックま その3「そっくりさん」 チャックま たち三人は、倒れ込んでいる小さなくまの子のところに駆け寄りました。
この世界にやってきて出会った生き物は鳥や虫ばかりでした。このくまの子は、はじめてまじまじと見るこの世界の生き物でした。しかし、ジッパンダがさわってもピクリともしません。
「死んじゃってるのかニャー」
「いや、気を失ってるだけのようだ。し
1「チャックまに出会った日」 (09)
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■チャックま その4「ちょっとした決意」「ボクも、お父さんとお母さんのところにいくのかなぁ…」
そのつぶやきを聞き、月に伸ばした小さな手やお腹が減った様子を見た時、チャックま たちはこの小さなくまの子に起こった出来事がなんとなく想像できました。三人は顔を見合わせました。この、チャックま にそっくりな動物を助けてあげよう。そんな共通の気持ちが芽生えていまし
1「チャックまに出会った日」 (10)
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■出会い その1「挨拶」 そのお腹にチャックが付いたくまは、どうやらまだウトウトしていてコグマが起きたことにも気づいていないようです。
「これは…まちがいなくクマみたいだけど…こんなお腹、初めて見たぞ!」
コグマは近づいてその大きなチャックをマジマジと見ていて、そのくまが目覚めたのに気づきませんでした。
「おはよー」
頭の上から急に挨拶をされて、コグ
1「チャックまに出会った日」 (11)
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■出会い その2「楽しい一日」
チャックま の説明を聞いていたので、その二人がチャックま の友だちだということがコグマにはすぐわかりました。同じようについているお腹のチャックを見れば一目瞭然でしたし。チャックま がそれぞれの紹介をしました。それからみんなは取りあえずゴロゴロしながらおしゃべりをしました。何しろ気持ちのいい日差しでしたから、のんびりと日