オンライン英会話 - マンネリを感じた私が試したこと - 後編
・記事の最後に、オンライン英会話Camblyの紹介コードを載せています。併せて、45分の体験レッスンの取得方法とおすすめの使い方も記載しています。ご興味のある方は是非ご活用ください。
2023年10月31日追記:
Camblyの体験レッスンの運用が変わり、100円での(計45分の)有料体験レッスンとなりました。詳しくは上記リンク先に追記しましたのでご覧ください。
・本記事は私の英語レベルに基づいた内容になります。レベルはこちらをご参照ください。
前編からの流れ
前編では、1年6ヶ月継続しているオンライン英会話にマンネリを感じ、原因を確認しつつそれらに基づいた対策を講じたことを書き留めた。
オンライン英会話 - マンネリを感じた私が試したこと - 前編
(こちらも併せてご覧ください)
そして後編は、前編でも最後に少し述べた通り、"原因 3 - ルーティンのマンネリ" への対策として何をしたか、というところから説明したいと思う。
文字通り3つめの原因は "ルーティン" そのものに対する "飽き" だったため、私は何か今までとは違う形の、別のことをやったらいいのではないか、とやんわり考えた。
そこで思い付いたのが、やろうと頭の中での "ウェイティングリスト" に挙げられながらも、何となく面倒で "先延ばし" にされていたtodo多数。これはいい機会ではないか、と思い付いた私は、早速それらに取り掛かってみることにした。
対策 3 - 1 アメリカ英語の講師とのレッスン
私は、2019年に計7ヶ月間マルタとイギリスに語学留学をしたこともあり、特にイギリス英語に慣れている。またネイティブの友人はイギリス人がほとんどで、Camblyでもアメリカ英語の講師は敢えて選ばず、8割がイギリス人、残りはオーストラリア、南アフリカの講師の方々にお世話になってきた。
この "敢えて選ばす" と言う点がポイントで、実は私はアメリカ、特に西海岸の発音に苦手意識があった。それが "敢えて選ばなかった" 理由の一つでもあった。
しかしここ数年、それではいけない、という気持ちも感じ始めていた。"英語を話す=グローバル" であるならば、それは "どこか一国の英語に特化する" ということにはならない。英語を母国語とする国はそもそも多くあり、また世界の英語話者の75%は非ネイティブであるのだから、いろいろな発音に慣れて、聞き取れてこそ "グローバル" ではないか、と。自分の発音をイギリス英語に揃えることはいいとしても、様々な発音を聞き取れてデメリットはないのでは?という結論に達し、何処かのタイミングでアメリカ人講師の方のレッスンを受けてみようと考えていた。目的は目下、アメリカ発音に慣れることと、苦手意識の克服である。
これはこれで(ちょうどよい)負荷になると思われたので、まさに今だと感じ、アメリカ発音の講師のレッスンを探し、受け始めた。
今のところまだ数レッスンなのだが、発音の違いに耳というか脳が確かに反応しており、しかしそれほど拒否反応はなく、いい負荷=いい緊張感が保てていると感じている。西海岸発音は私にとって最難関なので、ひとまず東海岸の方を選んで、マイナーチェンジからのソフトローンチ、といった具合。是非いい先生を見つけて、ヘヴィロテしたい。
対策 3 - 2 CV(英語履歴書)の添削
転職をしてから書き直していなかったCV(Curriculum Vitae, 英語の履歴書の意)、急ぎではないものの、CVは何処かのタイミングで加筆修正したい、という思いがずっと脳裏にあった。しかし非ネイティブ - 私にとってはCVは簡単ではなく頭の痛い種である。そして以前の投稿でも書いた通り、Camblyでは講師の方さえよければ、何をしても構わない。そうだ、マンネリを感じている今、CVをCamblyで誰かに見てもらったらどうだろう?と思い付いた。
そこで私は、私の強力な布陣の一人、いつも万能なC講師にCV添削の件を打診してみた。4月から週2で休みなくレッスンしているC講師は、「通常はしないんだけど(私が常連の生徒だからか)いいよ」と返答くださり、一緒に見てもらったがこれもいつもやっていることとは全く異なるので、気分はリフレッシュされ、マンネリ打破には打ってつけだった。
ちなみに昨年は、仕事で英語のプレゼンテーション資料を作成し、実際のプレゼンを行う機会が数度あったので、それはC講師とは別のCamblyの講師の方に私の作成した資料をチェック、プレゼンの練習も付き合ってもらった。この際には、通常のレッスンでは時間が足りず、(レッスンを)追加購入して行ったほどだった。
融通の利くこの方は今はCamblyを離れているのでお願いすることはできないが、こんな万能な講師を見つけられれば、特に仕事で英語を使っている方には強く、鬼に金棒だろう。
対策 3 - 3 英語面接のレッスン
話が少し逸れたが、今はCVの添削は終了し、そこから派生して "Job Interviews" (転職時の英語面接)のレッスンをしている。C講師とCVを添削している時にいろいろ質問を受けたことから派生して、CamblyにJob Interviewsのコースがあることを思い出し、これに取り掛かっているという経緯である。そして現在はC講師だけでなく複数の講師とこのコースをやっている。
目的としては、転職云々もあるけれど、本職でもプライベートでも英語が欠かせない私にとって、的確に、そしてスムーズに現在の状況や展望を表現する必要があると考えており、そのためのトレーニングである。CamblyのJob Interviewsのコースは一般的なものながら、質問数は多く、日本での日本語の面接とも異なる点に改めて気付かされ私には有用なものだと感じているので、最低4、5回は回したいと考えている。
転職予定のない方でも、興味のある方は一度このコースをやられてみてはどうだろうか。英語面接を受けたことのない方には練習になることはもちろん、キャリアの棚卸し、自分のスキルの棚卸し、英語面接のスタイルを知ることがてきて一石二鳥以上だと思う。
今回の過程で気づいたこと
わかっていても難しい "先延ばし" の回避
私自身、”先延ばし” "先送り" はできるだけ避けたいと重々承知している。しかし、何とか避けようとしながらも、例え好きなコトやモノにおいてもそれらが存在してしまうのは世の常人の常かと思う。言い訳だけれど、私にとってもそれは例外ではない。
先延ばし事項が易々と片付けられた理由
そこで私は今回、それらをマンネリ化したオンラインレッスンの "ルーティン" に組み込むことで片付けようとしたわけだが、これが易々とできてしまったことに自分のことながら驚いてしまった。私がこれらを "先延ばし" にしてきた理由は、言うまでもなく"面倒" で "厄介" だから。他の事より "ハードルが高い" からである。
では、なぜ易々とできてしまったのか?その理由は、2点ある。
一つはこのオンラインレッスンが習慣化されていること
もう一点は、私がオンラインレッスンが好きで、楽しく感じているからだ。
特に後者においては、毎回どの講師の方ともお会いするのが楽しみで、今日は何を話そう?と自分から考えてしまうほどである。
楽しいはずのレッスンにマンネリを感じてしまっていた私は、無意識レベルで、それを打開できる何かを求めていた。ゆえに、これまで "先延ばし" にしていた、面倒で厄介で、あわよくば取り掛かりたくないtodoリストを嬉々として片付けられた(厳密にはまだ全て完了してはいないけれど)。これには正直、自分でも驚いたのである。
上手くいく黄金の法則
"好き" で "楽しく" "習慣化" していることに、"面倒" で "先延ばし" にしている物事をはめ込んでみると上手くいく。
英会話に限らず、そんな "好き" で "楽しい" ことを習慣化し、そこに "面倒" で "先延ばし" しがちな事を組み込んでみる。
一朝一夕にはいかないが、毎日の積み重ねがものを言うのだと実感した今回の一件だった。どなたかのヒントになればうれしい。
45分の体験レッスンを取得する方法
Camblyでは、無料でユーザーとして登録(サインアップ)することが可能である。登録するメールアドレスを準備し、まずはCamblyサイトで登録をしよう。
Camblyの紹介コード
この紹介コードを使用すると、15分の体験レッスンが受けられる。Camblyサイトで登録を済ませた後、画面左上の自分のアイコン(PCブラウザ)もしくは "設定"(モバイルアプリ)から "紹介コード" をクリックし、入力する。
紹介コード【TOKI2022】
(下記リンクから登録していただくと自動的に紹介コード使用となります)
なお、紹介コードの適用には以下の条件があるので、事前にご確認をいただければと思う。
これで
登録による
無料体験レッスン1530分(100円)(有料体験レッスンかレッスンプランを購入した場合)紹介コードによる体験レッスン15分
計45分の体験レッスンが付与されることになる。
実際に付与されているかどうかは、画面上部の "あなたのプラン" (PCブラウザ)をクリックすると、"ご利用可能な追加ミニッツ" で確認ができる。
※ 画面メニュー・無料レッスン付与の仕様については2022年10月時点のものとなり、変更されることがあります。
※ 2023年10月、Camblyの体験レッスン運用変更につき、一部変更及び追記しました。
おすすめの体験レッスン45分の使い方
この45分の体験レッスンをどう使うか?だが、それについてもおすすめの方法を紹介しよう。
1講師で15分のレッスンを異なる講師で計3回行う
オンラインレッスンでは講師選びがとても重要になってくる。そして、Camblyには2万人以上の講師が在籍している。よって、この貴重な45分でできるだけ多くの講師と出会い、オンラインレッスン、そしてCamblyの特徴を掴むために、”1講師45分のレッスンを異なる講師で計3回行う” のがおすすめの使用方法である。
まずはどんな講師の方がいるのか、トップページの "講師をキーワードで探す" から検索してみよう。
Camblyのコース(IELTS、ビジネスなど)
学習レベル(初心者、中級、上級)
アクセント(北米、英国、オーストラリアなど)
言語("Japan/Japanese" で検索すれば日本語対応可能な講師がヒットする)
趣味
などで検索可能である。
さらに、ほぼ全ての講師が自己紹介の動画を掲載している。これもどのような講師かを知る上で有用なファクターとなるので、目を通してみるとよいだろう。
レッスンしたい講師を見つけたら予約をする
講師の目星が付いたらレッスンの予約をしよう。予約は講師の画面から可能である。予約可能な時間枠がある講師は、スケジュールに可能な日時がリンクされているので、そこから予約を行おう。
要望を書き添えることも可能
予約の際、要望を書き添えられるコメント欄があるため(PCブラウザのみ。モバイルアプリにはない)”今回初めてのレッスンなので、簡単に自己紹介をした後フリートークをしたい” (This is the first lesson for me on Cambly, so I'd like to introduce myself shortly, then have a free conversation)などと加えることもできる。初めての場合、コメントで希望を伝えた方が講師にとってわかりやすく、また時間をより無駄なく使用することができるのでおすすめである。
(余裕があれば)プロフィールの "自己紹介" も埋める
予約をした講師は、生徒の "自己紹介" を見ることができる。初めて予約をした講師とレッスンをする場合、私のケースでは100%「君の自己紹介を読んだよ」から会話がスタートする(私は自己紹介をしっかり書いている: 下段参照)。もちろん実際のレッスンで自分の口からの自己紹介も必要だが、この欄を埋めておくことで講師側にも生徒の情報が事前に伝わり、レッスンがやりやすくなることは想像に難くない。大概の講師は、知らない人から予約が入ると "どういう生徒なんだろう" と気になるものだし、事前に情報があればコミュニケーションがよりスムーズになるとも思われるからだ。そして私もその点をリアルに実感している。よって、その人となりが伝わりやすくなるよう簡単でも自己紹介を埋めておくことをお勧めする。
参考までに、私の自己紹介を載せておく。必ずしもこの分量と同じ程度書く必要はないが、前述の通り、私の場合はこれで初めての予約時に講師との話題に困ることはなく、導入もスムーズである。
体験レッスンでできるだけ多くの講師と出会い、オンラインレッスンとはどのようなものか、コツを掴んで一歩を踏み出す一助にしてみてはいかがだろうか。
この投稿が、どなたかの参考になれば幸いです。
注: なお、本記事はすべて筆者の個人的見解であり、いずれかの企業様の意向を反映したもの、プロモーション案件ではありません。また、記載した情報は、当記事執筆時点(2022年10月)のものとなります。
※ 挿入されている見出し画像は筆者の撮影によるものです。
(Burlington Arcade, London 27 September 2019)
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