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子どもは、一度決めた習い事を最後までやり遂げさせる必要はない

こんばんは、経営者のこうたです。

私のnoteは思考力がテーマなので、たまに子どもの思考力を鍛える方法をご紹介しています。


子どもに習い事を積極的にやらせる親が散見されます。

私からすれば、親のエゴでしかありません。

効率の観点から考えたら全くの非効率です。





1.義務感でやらせてはダメなのが大前提


子どもの最大の原動力は好奇心であり、義務感には強い抵抗を示します。

物事を学ぶのに、抵抗をもって挑むのと、積極的な姿勢で挑むのとでは結果に大きな違いが生じます。



有名なスポーツ選手や音楽家に、幼い頃徹底した教育をやらされていたと語る人がいます。

「当時は相当キツかったけど、今では感謝しています」なんて言っていますが、おそらく大半は感謝なんてしていないと思いますよ。


大成功を収めているから幸せだと思う人もいれば、細々とでもやりたいことをやれることが幸せだと思う人がいます。



その人の人生を、子どもの頃に押し付けて決めるのはいかがなものでしょうか?

場合によっては強い反発からグレてしまったり、成長して強い反動から大きく道を逸れてしまったりしてしまいます。


これ、私の経験談なので間違いありません。





2.一通り体験させるのがベスト

我々大人は、様々なスポーツや芸術がどういうものなのかをなんとなく理解しています。

しかし子どもは、我々ほど予想がついていないし未知の領域に感じているのです。


試してみた結果、思っていたものと違ったということは珍しくありません。

なのに一度決めたことをやり遂げろ(続けろ)と言うのは酷ではないでしょうか?



我々大人ですら、知識で中身が分かっていても体験していないと現実は分かりません。

大人がダイエットに挑戦したり、筋トレに挑戦したり、資格取得に挑戦したりして、思った以上に厳しくて三日坊主になるのと同じです。


本当にマッチするものと出会わせたいのであれば、体験などで短期間のお試しを繰り返すのがオススメです。

夢中になれるもの、好奇心が突き動かせるものを見つけるための期間を設けましょう。





3.思考力を鍛えたいなら自由にさせること

子どもの成長は環境に依存します。

貧乏で習い事も勉強もできない環境でも、自由な思考で自己成長する子どももいます。


重要なのは、自由に考え、動ける環境にすることです。



大人は義務感で思考力を鍛えるのが基本だと前記事で説明しますが、大人だって好奇心や強い目的をもって鍛えたら効果は大きなものです。

親はあくまで資金を含めたサポートに徹し、自分の理想や考えを押し付けないように意識しましょう。

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