「ごめん」の一言を言えていますか? 100%環境が変わります
こんばんは、アドバイザーのこうたです。
あなたは小さなミスに「ごめん」を言えているでしょうか?
大きなミスには言うことができても、意外に小さなミスに謝罪を言わない人が多いものです。
今回は、小さなミスに対する謝罪の必要性をお話したいと思います。
1.謝罪に上司、部下、友人に差はない
上司やクライアントに対して謝罪を言うことは大半の人がします。
しかし、部下や後輩といった下の者には難しいと捉えている人も一定数いるでしょう。
謝罪をすることで、自分の価値が下がる。
下に見られてしまうのではないかと、不安に思う人がいます。
しかし謝罪とは、感謝と同じくらい大切な言葉。
謝罪をせずにプライドを守ることで、「自分のミスを認めない人だな」と反感を買うことはあっても、「情けない人だな」と下に見られることはまずあり得ません。
もしそう思う人がいるのであれば、何をしても元から人を見下すような人。
気にする必要はありません。
2.謝罪には様々な言い方がある
なにも部下に対して、「申し訳ございません」「ごめんなさい」と丁寧に言う必要はありません。
ごめん
すまん
申し訳ない
申し訳ねえ
悪いな
言い方は相手によって変えてもいいんです。
私は部下に対して、「申し訳ないけど頼む」「マジすまん!」といった言い方をよくします。
重要なのは、自分がミスしたことによって、相手の手間を増やしてしまったことを認識していると理解してもらうことです。
そうすれば、相手も「しょうがないなあ」の気持ちを持ってくれます。
仕事でもなんでも、物事は連携です。
上司が手間をかけさせることもあれば、部下が手間をかけさせることもある。
あなたが上司として全く仕事のできない人でもなければ、相手も「いつも迷惑をかけているからこのぐらいは」と思うのです。
しかし、やってもらうことが当たり前のような態度であると、そんな気持ちは生まれません。
逆に、部下が一切謝罪をしなかったらイラッときますよね?
部下だから謝るのが当然なのではなく、コミュニケーションである以上、謝罪は必須の行為なのです。
3.上司や先輩でも本気の謝罪は好感が持てる
私はたまに、お世話になっているクライアントの店舗で販売員をしています。
現場には新人やそれに近い歴の人が多く、私が獲得した商材の登録を任せることが常です。
しかし私の不手際によって、その登録担当者に迷惑をかけることが稀に起こります。
その時私は、「本当に申し訳なかった。○○さんの足を引っ張ってしまった」と謝罪したことがあります。
避けられない外的要因なら「ありがとう」と言いますが、先輩だからこそ、避けられることは避けるべきだったからです。
後日別のスタッフから、「こうたさんが○○の件ですごく謝ってくれて、なんか嬉しかったです。むしろ私がフォローできなくて申し訳なくなっちゃいました」と店舗内で言っていたと教えてくれました。
実は謝罪相手のスタッフとはそれほど仲が良くなかったのですが、この件から頻繁に話しかけてくれるようになったんです。
私がしたミスはけっこうレベルの低いことだったのに、むしろ好感度が上昇したのは僥倖でした。
4.謝罪は緩急を意識する
とはいえ、なんでもかんでも謝罪するのはまた違います。
やはりある程度の威厳は必要ですし、全部が上の責任だと認識させたら、下の者はいずれ調子に乗ります。
重要なのは謝罪の言葉を挟むことで、本気度ではありません。
自分がミスをしている認識があると理解してもらうことです。
前章のミスは、わりと笑えないミスだったから本気で謝りましたが、普段はその子に対しても軽めです。
どちらかと言えば、ミスに対して申し訳ない気持ちを伝えるよりも、手間をかけさせてしまったことに対して軽く謝るようなイメージですね。
5.友人が実は一番難しい
友人に対してプライド云々はないかもしれませんけど、実は一番謝罪が足りていないのが友人であることはよくあります。
なぜなら、慣れ親しみすぎて申し訳ない気持ちが薄くなってしまうから。
彼女や彼氏が相手でも同じことが言えますね。
別に「すまんすまん」程度でいいんです。
でもそれすらないと、何度か重なれば「こいつ当たり前だと思ってない?」と思われかねません。
友人相手が最も素の性格が表れてしまうものなので、謝罪の癖がない人は気をつけてください。
感謝も謝罪も、意識することが大事です。
意識を持つことこそが、良い性格である証明なのです。
今まで謝罪を言う癖がなかった人は、少し意識してみてください。
緩急の意識や伝え方に最初は苦労すると思います。
しかし、自然に言えるようになれば、間違いなく周囲の反応は変わり、あなたの環境そのものが変わります。
引き寄せの法則などの、そういうスピリチュアルな話ではありません。
騙されたと思って試してみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?