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#世界観

行き先なしに乗り物の議論はできない

行き先なしに乗り物の議論はできない

行き先がないのに乗り物の議論をする。

旅行に行く。東京なのか北海道なのか、韓国なのかアメリカなのか。行き先があるからこそ、「どうやって行く(How)」の議論ができます。「自分探し」という特殊な、放浪という旅もありますがそれでも「自分を探す」という明確な目的があります。少なくとも「北へ行くか南へ行くか」が決まっているからこそ、意思決定に「基準」ができるのです。基準とは、迷ったら立ち戻る場所。自分一

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商品を売るのではない、「夢」を売るのだ

商品を売るのではない、「夢」を売るのだ

かつてスポーツクラブの経営をされていて、ずっと懇意にしていただいている方からの電話。かなりご無沙汰続きで申し訳ないなと思いながら行動できずにいた自分を悔いました。いつものとおり元気いっぱいの高い声で、近況報告かねて私の状況も気にかけてくれました。

彼の強みはネットワーク。相談すると必ず誰かを繋いでくれます。そしてそれが一定の成果につながるからいつも驚かされます。見返りは一切期待しないのが彼のスタ

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資金がない組織は「内側を可視化」して差別化を

資金がない組織は「内側を可視化」して差別化を

「プロセスエコノミー」が届き、電車の中で少し読みました。完成品を売っても差別化を図りづらい世の中。世界のあらゆる境界線をあいまいにしたインターネットのおかげで、誰もが質の高い完成品を創造できるようになりました。画期的なアウトプットも、次の瞬間に模倣され不毛な価格競争に巻き込まれてしまう。人もモノも埋もれてしまいやすい現代社会において、完成品になるまでの「プロセス」を共有し、たとえ少人数でも暑いファ

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ビジョンをかかげ、ビジョンに紐づく物語を継続的に発信する

ビジョンをかかげ、ビジョンに紐づく物語を継続的に発信する

映画えんとつ町のプペルは、
スペックが最強であると同時に、

作品の背後にある表現者(西野亮廣さん)の世界観を長年にわたって発信してきた

という事実が、

映画に奥行きと深みを与え、
人々を感動させる。

昨日はそんな感じで
まとめてみました。今日も少し続けます。

■国内最大の

オンラインサロン登録者数は
7万人を超えています。

有料というフィルタをもうけることで、
無責任な野次のない環境

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競合と差別化が図れるのは、スペックではなく世界観

競合と差別化が図れるのは、スペックではなく世界観

映画えんとつ町のプペル、
家族で鑑賞しました。

4年ほど前、
西野亮廣さんのブログを見て、

「ファンづくり」の考え方に共感して
彼の動向をキャッチアップするように。

革命のファンファーレに感動し、

オンラインサロンやVoicyは
一日も欠かさずチェックするようになりました。

彼の発信は
一貫して彼の世界観に彩られていて、

活動にまつわる
さまざまな物語を通して

私の心身に
染みわたる

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サッカークラブは高級レストランなのか、居酒屋なのか?

サッカークラブは高級レストランなのか、居酒屋なのか?

クラブの価値を
誰よりも分かってくれているサポーター。

彼らを味方につけ、
新規ファンの獲得をうながすメカニズム

について
昨日まとめてみました。

ビジョンがあるかどうか、
サポーターを頼る謙虚さがあるかどうか、

そしてクラブ自身が、

クラブの持つ価値を、
誇りをもって信じているかどうか。

サポーターはクラブの一挙手一投足を注視し、
都度評価をくだしています。

クラブは自覚をもって日

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